【簡単】いらない洋服をオリジナルリメイク!自分流のおしゃれを楽しもう

着れなくなった服を処分しようと思ってもなかなか、思い入れのある服は簡単に処分できないですよね。そんな洋服たちを、新たに子供の衣服や小物にリメイクしてみませんか? 今回はいらなくなった服を子供服にリメイクする方法を伝授。ミニバックの作り方も紹介しています。ぜひチャレンジしてみてくださいね♪

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一時期の流行で買ったものの、今はもう流行遅れで着れない。体型が変わり、サイズが合わなくなってしまった。汚れが気になる。そんな洋服を皆さんはどうしていますか? 思い出のある洋服は捨てたくないけど、もう着ないし……。とは言え、収納場所ばかりとられてしまう。いっそのこと捨てようと思っている方はちょっと待って!

いらなくなった洋服でおしゃれにリメイクしてみませんか?「リメイクって難しいんじゃないの?」と思っている方にもオススメです。

今回は家にあるもので、型紙も使わず簡単に、着なくなった洋服を子ども服や小物にアレンジしていきます。

■目次
1.着なくなった洋服はどうする?
2. 【所要時間:2時間半】ワイシャツ→子供用ノーカラーシャツ
3. 【所要時間:2時間】Tシャツ→子供用ノースリーブ
4. 【所要時間:1時間半】ワンピース→ハーフパンツ
5. 【所要時間:1時間半】Tシャツorワンピース→トートバッグ
6. 【所要時間:1時間】ジーンズとワイシャツ→ポーチ
7. 【所要時間:1時間】ハギレ→ファッション小物
まとめ

1. 着なくなった洋服はどうする?

着なくなった洋服は、人に譲ったり、リサイクルに出したりするなどの処分方法があります。汚れや破れがひどいと、そのまま捨てることもありますね。Tシャツは用途によって切る大きさを変え、ウエスとして再利用することもできます。

でもお気に入りの洋服を捨てるのは、ちょっと勇気が……。そんな時は、洋服を全く別のものとして蘇らせるというのはどうでしょうか?

洋服の処分方法は色々ありますが、着なくなった洋服たちを有効活用しおしゃれにリメイクすることだってできるんです。リメイク方法はアイデア次第! 今回は、大人の服を使って子ども服や小物の作り方を6点紹介していきます。

2. 【所要時間:2時間半】ワイシャツ→子供用ノーカラーシャツ

■使用するもの
・ミシン
・ワイシャツ
・子どものシャツ(寸法用)

■before

1.最初に衿を取ります。衿元の縫い糸を、糸切りバサミで生地を傷めないようにきれいに取りましょう。

2.子どものシャツをワイシャツの上に乗せて生地を切っていきます。全体的に縫い代3cm分大きく切ってください。子どものシャツの肩幅の長さは、測ってからのほうが長さを間違わず切りやすいです。

3.袖部分を切ります。今回は半袖を作りますので、子どもシャツを折り曲げて好みの長さに合わせて切っていきます。

片側ができたら、反対側も同じように切ります。このときに、出来上がった生地を重ねて切ると左右の長さの違いを防げます。

これで生地の裁断ができました。ポケットが下過ぎるのが気になったので、位置を変えるため、生地を傷めないようポケットを取っていきます。

4.子どものシャツの衿元の長さを測り、衿の長さを合わせます。まずは、衿の真ん中を切ります。

5.切った両側の部分を表から内側に折り、折った部分を表側からミシンで縫います。出来上がりはこのようになります。

6.最初にほどいた衿部分を縫っていきます。

7.身頃の生地を、2枚とも表が内側になるように合わせ、袖口を残し、脇を縫っていきます。

8.袖口を縫います。身頃部分の生地を裏返し、袖を表のまま入れ一周縫っていきます。反対側も同じように。

9.裾を三つ折りにして縫っていきます。

10.最後にポケットの位置を決め、縫ったらノーカラーシャツの出来上がり!

■after

着るとこのような感じになります。衿を取って縫い合わせただけでこんなにおしゃれに。ワンポイントに100円均一で購入したワッペンを付けてみました。

所要時間:2時間半

3. 【所要時間:2時間】Tシャツ→子供用ノースリーブ

■使用するもの
・ミシン
・Tシャツ
・スカート
・子どものノースリーブ(寸法用)
・アイロン(無くてもOK)

■before

1.Tシャツに子どもの服を合わせて切っていきます。
縫い代3㎝分は残して大きめに切りましょう。裾の部分だけはそのまま使うので縫い代はいりません。

2.首元部分も切っていきます。こちらも縫い代分は残して切りましょう。

3.生地を表が内側になるように重ね、肩と脇を縫っていきます。縫えたら寸法用の服の首元の長さを測ります。

4.測ったら、スカートをそれぞれの長さに測り取り、幅10㎝で切っていきます。ポケットをつける場合は、好きな大きさプラス縫い代分を切ってください。
切れたら、縫い代を折り曲げ、アイロンをかけてミシンで縫いやすくします。

5.この生地を本体部分につけて、首元と脇を縫っていきます。

写真のように、縫うときに生地の端が見えないように一度折り曲げてから縫ってください。

6.ポケットの上部分を縫って、好きな位置に付けます。

ノースリーブの完成です!
■after

着てみるとこのような感じに。切って縫うだけで、これからの季節にピッタリなノースリーブができました!切りっぱなしのままでも可愛くて手軽ですが、今回は、強度やヨレ防止のため、首と脇部分に別の生地を縫い付けました。

Tシャツなど薄い生地は伸縮性があるので、首元や脇を縫うときは引っ張りすぎないようにしましょう。

所要時間:2時間

4. 【所要時間:1時間半】ワンピース→ハーフパンツ

■使用するもの
・ミシン
・ワンピース
・子どものハーフパンツ(寸法用)
・アイロン(無くてもOK)
・ゴム通し
・ウエストゴム
・紐

■before

1.ワンピースに子どものパンツを合わせて、縫い代3㎝分大きめに切っていきます。

このとき気をつけたいのは、前側半分と後ろ側半分折り曲げた生地を切りましょう。ウエスト部分は三つ折りにするので使用するゴムの太さに合わせて切ってください。

このように前と後ろ、4枚分生地が取れればOKです。

2.まずは、お尻側と前側の股上を縫っていきます。

そのときに、前側の生地のウエスト部分を5㎝ほど開けておくとゴムが通しやすくなります。


3.ポケットを作っていきます。余った生地を切り取り、縫いやすいように縫い代部分をアイロンかけします。ワンピースの裾の部分を使用すると、ポケットの上部分を縫わなくていいので簡単です。

4.位置を決め、縫っていきます。

5.表側が内側になるように2枚重ね、サイドと股下を縫っていきます。

6.裾部分は三つ折りにし、一周縫います。

7.ウエスト部分はゴムより太めに折り、縫っていきます。

8.ゴム通しを使いゴムを通していきます。

先ほど縫わなかった部分はこのように、ゴムを通せる穴になります。

通した後は、ちょうどいい長さに切り、取れないようにミシンで縫います。

9.表側のウエスト部分に紐を通せる穴をハサミで切り、紐を通します。

紐を通したら、ハーフパンツの完成!

■after

履くとこのような感じです。

後ろのポケットもいい感じ。こちらも切って縫うだけの簡単リメイク。ウエスト部分はゴムだけでもいいですが、紐をつけることによって微調整できるので便利です。
今回はハーフパンツでしたが、同じ手順で丈を長くすればズボンも作れます。

所要時間:1時間半

5. 【所要時間:1時間半】Tシャツorワンピース→トートバッグ

■使用するもの
・ミシン
・ワンピース2枚(リバーシブルにするため。TシャツでもOK)
・アイロン(無くてもOK)

■before

1.作りたい大きさや、切りたい場所を決めて生地を切っていきます。

ボーダーのワンピースも同様に切ります。

生地は4枚になります。

2.このように縫い合わせたものを2枚作ります。

底を丈夫にするため、2枚の印部分を重ね写真のように赤い線の部分を縫い合わせ1枚の生地にします。


3.出来上がったら、ボーダーの柄も同じ大きさに切ります。こちらは1枚で同じ大きさになればいいのですが、今回足りずに生地を足して縫ってあります。

4.表を内側にし、サイドを縫っていきます。ボーダー柄も同様。

5.マチを作るため、底の両サイドを三角に折り、印部分を縫っていきます。縫えたら、三角部分を切り落とすと厚さが出ず底がスッキリします。ボーダーも同様に。

6.表を内側にした状態の2枚を重ねサイドを縫い合わせます。
縫い合わせたら、クリーム色の生地を表に返します。

7.次に持ち手を作ります。折り目をアイロンでつけ、裏面から縫って、表にします。

8.持ち手を生地と生地の間に入れ、一周縫い合わせます。位置をずらして2回縫うと持ち手が丈夫になります。

縫い合わせたら、トートバッグの完成です!

■after

リバーシブルとして使えます。自分の好きな柄で作ると、使うのも楽しくなりますよ。生地に伸縮性があるため2枚ワンピースを使い丈夫にしていますが、もっとしっかりしたバックにしたいのであれば、トレーナーなどの厚みのある生地をオススメします。

所要時間:1時間半

6. 【所要時間:1時間】ジーンズとワイシャツ→ポーチ

■使用するもの
・ミシン
・ジーパン
・シャツ
・チャック(作りたいポーチの大きさに合わせたもの)

■before

1.好きな大きさに合わせて2枚生地を切ります。

2.次にシャツも同様同じ大きさで、2枚生地を切ります。

3.生地の表を内側にして、サイドと底を縫い合わせます。シャツも同様に。

サイドの上は少し残しておきましょう。
4.マチを作るため、底の両サイドを三角に折り縫います。シャツも同様。

5.2枚の生地を裏返しのまま、底の三角部分を一緒に縫い合わせます。

表に返すとこのような感じで、シャツが裏地になります。

6.チャックを縫います。生地は表にし、チャック部分が外側になるように縫います。

チャックを付けたら、ポーチの完成です!

■after

シャツの柄で作った裏地で、開けても可愛いポーチになっています。デニム生地だからしっかりしていて丈夫です。ジーンズのポケット部分がアクセントになって見た目も素敵。

所要時間:1時間

7. 【所要時間:1時間】ハギレ→ファッション小物

今まで使った生地のハギレもまだまだ活用できます。ヘアゴムと、取り外し可能な蝶ネクタイを作ってみましょう。

■使用するもの
・ミシン
・ハギレ
・ヘアゴム
・手縫い糸、針

■before

【ヘアゴム】
1.ハギレを好きな大きさに正方形に2枚切ります。

2.表を内側にして四隅を縫っていきます。そのとき表に返す用に、3㎝すき間を空けておいてください。

3.表に返したら、開いている部分を手縫いで閉じていきます。

4.次にリボンの真ん中の帯を作ります。
リボン本体と同じ大きさぐらいの長さにするのがオススメです。

5.裏にして縫い、縫い終わったら表に返します。

6.リボン部分は形を整え、糸で留めます。

7.先ほどの帯をゴムと一緒に巻き付け、取れないように縫っていきます。

ここは手縫いでOKです。

■after

【蝶ネクタイ】
1〜4まではリボンと同じ手順になります。

5.帯部分にボタンホールを縫っていきます。まずは、大きさを決めて印をつけます。

6.次に、ミシンのボタンホール機能を選び縫っていきます。縫ったらハサミで穴を開けます。

7.ヘアゴムと同様、帯を縫って表にします。

8.ボタンホールを真ん中にして、帯が取れないように縫っていきます。
蝶ネクタイの完成!

■after

シャツに付けるとこのようになります。ボタンが付いている洋服であれば簡単に取り外し可能です。

所要時間:1時間

まとめ

今回のリメイクで使ったものは家にあるものばかりで、ほとんど買い足したものはありません。既存の子ども服を見本に使うので、型紙も必要なく簡単に作れます。所要時間は1時間〜2時間半と、半日あれば1アイテム作れちゃいます。

着なくなった洋服のやり場に困っている方や、リメイクにチャレンジしたいけど一歩踏み出せなかった方。リメイクは決して難しくありません。アイデア次第で色々なアレンジが楽しめますよ。

お気に入りの洋服が、カバンや小物に変身する様子を楽しみながらリメイクをしてみてはいかがでしょうか?

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