【レシピ】全然ちがう!ウマ~な生姜焼きのポイントはあのタイミング

みんなが大好きな定番料理のひとつ「生姜焼き」。柔らかジューシーな仕上がりにするために、様々なレシピを参考に料理研究家と究極のレシピを導き出しました。後編は40通り以上試して見つけた最高の作り方です!

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>※情報は『MONOQLO』2020年11月号掲載時のものです。価格が変動している場合や在庫切れしている場合があります。

40通り作り比べてわかった!究極の生姜焼きレシピ

みんなが作れる定番料理といえば、やっぱり「生姜焼き」ですよね。しかし、そのレシピはさまざまで、お肉や生姜は部位も切り方もレシピによって異なります。また、使用している調味料にも違う種類のものが数多く見られました。

そこで、今回は柔らかジューシーな生姜焼きの作り方を大調査! 料理のプロといろいろなレシピを40回以上試行錯誤して見つけた、究極レシピを前編・後編にわたってお届けします。

まず、前編では生姜焼き作りの基本編として、生姜焼きに合うお肉の部位、下味や調味料まで徹底的に検証した結果を、各工程ごとにQ&A形式でご紹介しました。

▼柔らかジューシーな生姜焼きレシピ【前編】の記事はこちら

そして今回、後編では究極の生姜焼きレシピをお届けします。まずは、味付けに必要な材料や焼き方など、もう少しだけ生姜焼き作りの基本をお伝えしておきましょう。

【味付け材料編】Q. 「粉付け派」or「粉付けない派」どっちがおいしい?

A. そのまま焼くより驚くほど味UP! 小麦粉付けはマストです!

粉を付けるのと付けないのでは柔らかさに驚くほど違いが出ました。「小麦粉」「片栗粉」「から揚げ粉」で試しましたが、小麦粉はお肉が柔らかく味ノリもバッチリ。キレがよく片栗粉のように口に残ることもありませんでした。

粉に味がついていることもないので、お肉のうま味を最大限に引き立ててくれます。

【焼き方編】Q. 合わせ調味料を入れるタイミングはどれがベスト?

A. 調味料を入れるタイミングで大きな差が! 最後に「サッと絡め」が激やわ~!

柔らかジューシーに仕上げるには最後の焼く工程も重要。調味料を入れるタイミングと焼き方を比較した結果、「タレを煮詰めてから最後に絡める」方法が一番お肉を柔らかくしました。

これは、お肉を焼いてから、一度取り出して、タレを煮詰め、もう一度お肉を戻すという方法。少し手間ですが、お肉を先に焼くことで最適な火の通り具合で取り出すことができ、火の通りすぎで硬くなる心配も少なかったです。

また、あらかじめ煮詰まったところにお肉を戻すので、すぐにタレと絡めることができ柔らかさが保たれました。

科学する料理研究家

さわけん 氏

お肉を取り出す一手間がおいしさアップの秘訣です!

それでは、いよいよ生姜焼きの究極レシピをご紹介していきましょう。

柔らかジューシー!生姜焼きの究極レシピ

<材料>※1人分
豚肩ロース……4枚
生姜(すりおろし)……小さじ1/2~2
たまねぎ(薄切り)……1/4個
小麦粉……適宜
サラダ油……適宜
《タレ》
酒……大さじ1
醤油……小さじ2と1/2
砂糖……小さじ1
生姜(すりおろし)……小さじ1/4

<作り方>
【1】お肉は3mmほどの厚さの肩ロースを選ぼう!

生姜焼きには2~3mmの厚みの「肩ロース」を選びましょう。肩ロースは赤身と脂肪が霜降り状になっているものでロースに比べて柔らかくてジューシーです。

肉の厚みは脂身で確認してください。

【2】お肉に生姜を塗り、調味料をかけ5分間漬ける

お肉にすりおろした生姜(小さじ1/2~2)を両面に塗ります。生姜好きは小さじ2ほど塗るのがいいでしょう。生姜が塗れたら、事前に合わせておいたタレをお肉に小さじ1/2~2程度かけ両面に馴染ませ5分漬けてください。

科学する料理研究家

さわけん 氏

生姜を塗ることで生姜感upで風味が強くなります。

【3】お肉に小麦粉を振り、温まったフライパンに、お肉を広げて焼く

5分経ったら小麦粉を薄くお肉両面に振ります。茶こしなどを使うと粉を厚くつけずに済むので使用するのがおすすめ。温まったフライパンにサラダ油(適宜)を引き、火加減は強火寄りの中火で焼きましょう。

【4】お肉に両面焼き色がついたら、一度取り出す

お肉は片面ずつしっかり焼いてください。片面(約1分間ぐらい)に焼き色がついたら裏返し、反対にも焼き色がついたら一度お皿に取り出します。

【5】お肉を取り出したフライパンの中に、たまねぎを入れ弱火で炒める

お肉が焼き終わったら、サラダ油(適宜)を入れ、たまねぎ(薄切り1/4個)を焦げないように炒めます(弱火)。フライパンの温度が高いとタレを入れた瞬間に煮詰まってしまうのでここで弱火にしフライパンの温度を下げましょう。

【6】たまねぎが半透明になったら、タレを入れて煮詰める

たまねぎが半透明になったら、「2」でお肉にかけたタレの残りをフライパンの中に入れ(このときは弱火)、軽く煮詰めます。フツフツ感は、これくらい。

火加減は様子を見て弱火~中火で調節しましょう。煮詰めてる間は適度にフライパンの中を混ぜてください。

【7】フライパンの中に取り出したお肉を戻しタレを絡める

煮詰まってきたらフライパンの中に、取り出したお肉を戻し、両面にタレを絡めます。お肉全体にタレが絡まり照りが出てきたらOK!

【8】お肉にいい照りが出たら完成!

お皿に盛り付けたら完成です。柔らかくてジューシーなお肉とシャッキリ食感のたまねぎがベストマッチ! 粉を振ることでタレはよく絡み、口当たりがよくなるのでこの一手間が大切です。

科学する料理研究家

さわけん 氏

焼いてもお肉が硬くなりにくいので誰でも作りやすいレシピです!

【おまけ】生姜焼きと相性◎!キャベツの千切りがラクになるグッズ

以上、究極の生姜焼きレシピのご紹介でした。

生姜焼きは失敗しないで作ることができる定番料理と思いがちですが、さらに味を追求できることがわかりました。粉を振りかけたり、焼いたお肉を一度取り出すなどの一手間が生姜焼きのおいしさをより一層引き立てるので、ぜひ作ってみてくださいね。

▼生姜焼きと相性バツグンなキャベツの千切りがラクに作れるのは?

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また、雑誌『MONOQLO』では、レシピだけでなくおすすめのキッチンアイテムなどもご紹介しています。気になる人はぜひチェックしてみてください!

▼おいしいしょうゆはどれ?

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