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この敷地は、総合公園が隣接しており春には公園に植えられた桜が一面に広がります。その自然を鑑賞できるように通路が設けられ、近隣の方々の散歩コースになっています。高台に位置する敷地のため、南側には松山の町並みを眼下に見ることができます。自然に溢れ、視界が抜ける、敷地の性格が截然とした環境です。

クライアントは、とてもユニークなご夫婦でFIATのクラシックカーを二台所有していました。そのうちの一台を鑑賞と保管も兼ねてインナーガレージに駐車させたいとのことでした。また沢山の本を収納する書庫、幅のある廊下、そして眼下に広がる景色を生活に取り込むことを希望していました。

リビングダイニングを2階に計画することで、眺望を確保しました。大きなバルコニーを挟むことで外部との一体感、外部からのプライバシーを守りながら開放性を得ることができました。1階には通り土間と廊下を兼ねたスペースを確保しています。この通り土間は、住空間の中心を通ることで各々のスペースと繋がったターミナルとしての起点の場となります。もちろんガレージの愛車を見ることもでき、将来に和室で着付け教室を開く時のもてなしのスペースにもなります。

この住宅は、クライアントの細分化されたライフスタイルが通り土間によって再構築・再連結された住宅です。

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建築士・建築デザイナー

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