構造「チェック」計算

諸事情で本格的な構造計算までは無理 と言う方には、今ある図面を使った構造「チェック」計算をお勧めします。コストも比較的安価です。

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構造「チェック」計算ってなに?

私のが思いつきの造語ですが、すでに決まっている設計図をもとに、「それで大丈夫かどうか」をチェックするだけの構造計算 ということです。

木造住宅の場合、3階建てや長期優良住宅などは、間取りや外観などがほぼ決まった段階で、私たち構造計算の担当社に依頼が来ます。構造部分をどのように作るかは、構造担当者が主導して決めていくことになります。
このようなフルコースの構造計算は、条件によって違いますが、およそ15万~25万円くらいの費用がかかっています。

しかし、ほとんどの2階建ては構造計算をせずに、デザイン担当の設計者が筋交いの位置や構造金物の種類を決めています。法律に則ってやってはいるものの、改めて構造計算に書けてみると<NG>が出てしまうことも少なくありません。
いくら構造計算の費用がかからないといっても、耐震性のことですからちょっと困りものです。

そこで、費用を抑えて<NG>だけは無くしたい というのが構造「チェック」計算です。

どんなことをするの?


デザイン設計者が決めた筋交いなどを、そのまま計算にかけて、<NG>の部分だけ修正のアドバイスをする、というもの。筋交いだけでなく、柱や梁の大きさや、構造金物の種類も自動計算できるので、デザイン設計者は自分の設計と自動計算結果を見比べて、自分で<NG>部分を修正できます。

筋交い・耐震壁 → 修正のアドバイス
柱や梁の大きさ → 自動計算結果を見てデザイン設計者が修正
構造金物    → 同上

これならば、私たち構造担当はあまり手間がかからず、デザイン設計者は危ない家を作らずに済み、住み手の方も少ない費用負担で安心して家に住むことができます。

必要な図面が揃っていれば、構造「チェック」計算は およそ5万円くらいで可能です。
ちょっと心配だなあ と言う方は御検討下さい。
デザイン設計の方からも、住み手の方からも歓迎です。

なお、通常の構造計算の料金については下記のリンクを見て下さい

構造計算された家の棟上げ (記事とは直接関係ありません)

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