トップライトは、階段室に

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自然光を室内に取り入れる最も有効な方法として、
トップライトがあります。

しかし、トップライトは屋根に取り付く開口となるため、
設計施工上は雨水との戦いになりますが、
それ以上に、暮らす上で、幾つかの起こりうる問題を念頭に入れる必要があります。

その問題とは、
一つ、雨脚が強くなると、
トップライトに叩き付ける雨音が気になることがあります。

一つ、トップライトのガラスは当然ペアガラスを使いますが、
それでも、冬場のトップライトから落ちてくる冷気が気になることがあります。

一つ、最近ではLow-Eガラスを使うことが多くなっていますが、
それでも、夏場の直射光は目にまぶしく感じます。

一つ、湿気を含んだ空気を発生しやすい場所(洗面所、浴室、キッチン)は、
ペアガラスを用いても、室内側ガラス面が結露することがあります。

このように、トップライトによって起こりうる問題が幾つかありますので、
ブライシュティフトでは極力、
居室(寝室、居間、食堂など)の天井には設けないようにしています。

では、どこに設けるかと言いますと、
一定時間そこで過ごすことが無い階段室に設けることがほとんどです。

さらに、階段室は吹き抜け空間に生るため、
最上階から入る自然光を、最下階まで誘い込むことが出来ます。

撮影:冨田治

縦長の窓と連続感を持たせました。

石井雅義

写真正面、引き違い戸の一枚の幅と、トップライトの幅を合わせています。
各部寸法の整理によって、その空間に落ち着き感が生まれます。

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