
ベランダにウッドデッキを自作
部屋から段差少なくスッと出られて、裸足でも大丈夫なウッドデッキをつくりました!
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ベランダに出るとき、段差をヨッコイショと降りなければいけないのが億劫で、いつも部屋の中から無理に手を伸ばして洗濯物を干したり取り込んだりしていた面倒臭がりな私。
床は水勾配をつけただけの仕上げで汚れがつきやすく、サンダルを履くとしてもあまり出る気になれません。せっかくベランダがあるのに、ただ洗濯物を干すだけの場所になり、勿体ない気がしていました。
ウッドデッキにしたい!と考えたものの、ただ敷くだけではまだ低いしガタガタします。
段差や勾配の悩みを解消するにはどうしたらいいか。知識も技術もない。もちろん安く上がるのがいい。
そこで…。
出会い
いつもの手探りDIY、まず「ベランダ ウッドデッキ DIY」などで検索。そしてネットをさまよううち、我が家のベランダの奥行きとピッタリのサイズのすのこを見つけました!
それがコレ↓
「木製品のモクモク」さんの、バリューすのこ
http://www.woodwork-mokumoku.com/item/27.html
楽天・ヤフーでもお店があります。
ね、ぴったり!何も手を加えず置いただけでこの状態です。
3枚〜8枚幅からサイズから選べるので、必要な幅を選んで組み合わせることで、無駄なく購入することができます。
このスノコを使うことを前提に、段差と勾配の問題を解消する方法を探していきました。
(↑諸々解決してからスノコを注文し、嬉しくて置いてみたときの写真です)
段差
スノコに人がのった重さを支えられる安価な材料。
SPF2×4材を使うことにしました。(それしか思いつかないw)
スノコ板の向きに三本。その上に直行して三本。これで2×4材の厚み二段分、スノコを高く出来ます。
塗装は全て、屋外用ステイン(油性)です。
(設置して二年後、スノコ丸洗いと再塗装をするべくスノコをはずしたときの、構造部分を写したものです↓)
勾配
木材を直に置くだけではガタガタします。湿気がたまりやすそうなので、高さの違う脚をつけて水平を保ち、2×4材ごと上げたいです。
そこで、何かいいものはないかとホームセンターをウロウロしていて見つけたのがコレ。「アオリゴム」です。
安くて、厚みや大きさがいろいろあります。
本来、脚として使うものではないようで、
あたる素材や環境によっては、触れている部分に色がついたり劣化したりするかもしれません。(使うのはもちろん自己責任で)
必要な高さにできそうな厚みのものを、大小とりまぜて購入しました。
とりあえずの厚みを見るため、2×4の端材も使って
印をつけた高さまで上がるよう調整します。
写真右の方にあるのが排水口です。ここが一番低いので、同じ厚みのアオリゴムでも、挟む位置を近づければ低く、遠ざければ高くなるという微調整ができます。
置いては水準器をあて、を繰り返します。
位置が決まったらマジックで印をつけてネジ留め。
排水口から一番遠い、小さいゴムを使う位置では、2個をずらして並べて、→
→それでもちょうどいいゴムの厚みと位置の組み合わせが見いだせない時は、端材を挟んで調節しました。
床の掃除がなかなかできなくなると思い、エアコンのドレンホースをベランダの排水穴のところまで延長し、またぐように土台を設置しました。しかし、落ち葉や植木鉢から流れた土でいずれにしても汚れてしまうし、それらがたまってしまう原因にもなるので、今ははずしています。
この方法で、勾配の問題もクリアしました!
スノコをのせて歩き回ってもガタガタしません。
ウッドデッキや床を支える、高さ調節できる脚もネットやホームセンターで見かけましたが、お値段が張ります。なんか難しそうです。
こちらはとにかく安い!位置決めは面倒くさいけど印をつけてネジ留めするだけ!
ゴムの経年劣化が心配ではありますが、ガタがきているのを感じたら付け替えに挑戦しようと思います。
実はのせてるだけ
土台のネジ打ちした部分は、ここだけ。
ここにネジを打ってみてから(最後まで打ててないけどw)、スノコまでのせると重みでおさえられ、打たなくても動かないことに気づきました。
スノコがベランダにぴったりハマるサイズで横にズレる心配もありません。
この方が、ウッドデッキ下を掃除したいときにはずしやすいです。
ゴム脚をつけた2×4の位置だけ、あとでわからなくならないようテープで印をつけておきました。
裸足でも歩けます。
元々がお風呂場に敷くようなスノコなので(笑)すべすべしています。乾くのも速い!
掃き出し窓に当たる部分は数ミリ切る必要が出ました。
それほど屋内床とのレベル差少なく、設置することができました!
とにかくストレスフリー
段差がなくなったことでヨッコイショとおりる必要がなく、乾いていれば裸足でも気にならない(あくまで私の場合wただの横着です)ので、気軽にベランダに出られるようになりました。
洗濯物を干したり取り込んだりするのもスムーズです☆
こまめにベランダに出て植物の世話を焼くようになりました。
翌年、もう1面あるベランダにも同じ方法でウッドデッキをつくりました。
作り方はわかっているので作業がスムーズ!必要な範囲だけコンパクトにつくりました。こちらは寝室から出るベランダなので、布団干しが楽にできるようになりました。
設置から二年後、メンテナンス。
スノコを外して水洗い、乾燥させてステイン剤を再塗装しました。
土台の2×4も同様に。ベランダ床もブラシでゴシゴシして流すだけで、とてもキレイになりました。
さらに1年経った今年、スノコを水とスポンジでゴシゴシして乾かすだけでじゅうぶんキレイですべすべになりました。
今では鉢植えが増え、メンテナンスも一苦労(特に移動が)ですが、頑張って維持していこうと思います。
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