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家を建てる。 模型の制作

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家を建てる。 模型の制作


ちょうど今、模型を製作中です。


2週間前にお客さん宅で
ヒアリングをして

プランを検討してきました。

そして数日前から
模型の制作。

この段階では、まだ1/100の
(1センチが1メートル)
縮尺の模型になります。



この模型の主な材料が
両面紙張りのスチレンボードで
私は修業時代から
モデルボードと呼んでいます。

分かりやすく言うと
発泡スチロールの板の両面に
紙が貼ってあるんですね。


このボードを製図台に貼りつけて
鉛筆で、薄く下書きをしてきます。

それをカッターで切り抜いて
ボンドで貼り合わせていくのですが


貼り合わせの際に
二つのパーツに
勝ち負けをつけておいて

負け側のパーツを
壁厚み分、紙一枚を残して切り欠きます。

そしてボンドを付けて貼り合わせると
角の部分がクールに仕上がります。

基本的には、この繰り返しです。


このボード
1mm 2mm 3mm 5mm 7mm があって

模型の縮尺に合わせて
近い寸法のボードを使っていきます。


着色も可能なボードですが
作業が大変になるので
そのまま白で仕上がるようにしています。


設計事務所にとって
模型表現は必須です。

CGというデジタル表現が
どれだけ進んでも

模型表現がなくなることは
ないだろうと思います。

ただし
時間の問題で
3Dプリンターに取って変わられることは
間違いないでしょうね。

早く
そんなプリンターがほしいと思う半面

修業時代から、仕込んできたこのスキルが
役に立たなくなると思うと
寂しい氣もします。

でもそんなことは
もう、言ってられない時代ですね。

モデルボード:スチレンボードの両面に上質紙が貼られている。
片側の紙一枚を残して壁厚み分を切り欠く 1
片側の紙一枚を残して壁厚み分を切り欠く 2
貼り合わせると、きれいなコーナーが出来上がる
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