DIYの仕上げに便利!木口テープを使って木材の断面を飾ってみよう!

DIYで木材をカットすることはよくありますよね。カットそのものはホームセンターでお願いできますが、カットの断面である「木口」には、何らかの加工が必要です。編集部で「木口テープ」を使ってカット面の加工にチャレンジしてみました。簡単にできるのに、仕上がりの満足度は高いDIYですよ♪

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木口テープを貼った完成品です。

合板や化粧棚板では特に目立つ「木口」

「木口」(こぐち)とは、木の断面のことです。正確に言えば、板状の木材なら年輪が見える方面のカット面のことです。ただ、DIYでは合板や化粧棚板、集成材を使うことが多く、カットした面を単に「木口」と呼ぶ人が多いようです。

今回モデルにした棚板は、フレンチカントリー風のアンティーク加工がされています。とっても可愛いのですが、カットした断面はそもそもの素材の色が出てしまいました。

これを木口テープで処理してみます。

木口テープにも色々あるけれど…

左から順に18ミリ幅、21ミリ幅、24ミリ幅、40ミリ幅の木口テープ

木口テープには、色や幅が各種揃っています。今回はフレンチカントリー調の棚板に合うベージュがかったホワイトを選びましたが、ホワイト、ブラック、ダークブラウン、ナチュラルブラウン程度であれば大きなホームセンターでは見つけられると思います。

木口テープではなく、エッジテープという呼び方もあります。

島忠ホームセンターで18ミリ幅と21ミリ幅の木口テープを1メートルずつ購入。メートル単位の計り売りで、18ミリは110円(税別・以下同)、21ミリは130円でした。プチプラでお財布に優しいです♪

木口テープを貼る前に下準備♪

ヤスリがけをする場合、400番の細かい目のものを使いましょう。

カット面には細かい木くずが付いています。木口テープを貼る前に、木口をギュッと絞った雑巾で拭いておきましょう。

木口がザラザラしているレベルなら、400番のサンドペーパーで磨きます。ホームセンターの機械でカットしてもらった場合は、そこまで神経質にならなくても大丈夫です。

木口テープを貼ってみました♪

厚さ18ミリの棚板に、18ミリ幅の木口テープを貼っていきます。木口の長さが1メートルもないようなら、ぴったり幅でも問題ありません。ただ、ゆっくり、ていねいに作業しないとテープがずれます。

あまり器用じゃないから…という方は、木口よりも幅広のテープを貼って後でカットする手もあります。

貼り終えたらエッジを整えましょう♪

木口テープはハサミで簡単に切れます。はみ出した部分は、カッターでカットします。このテープの場合、粘着力が十分だったので圧着しませんでしたが、ローラーで圧着するか絞った雑巾で再度木口をこすって圧着してもいいと思います♪

板の厚みと木口テープが合わない場合は…

切れ味を高めるため、カッターの刃をひとつ折るのがベターです。

木口テープは市販されている棚板の厚さに合わせて売られていますが、特殊な厚さの板や木口が長い場合は、木口よりも幅広のテープを使います。

テープがはみ出していても、後でカッターでカットすれば大丈夫ですよ♪

見比べてみましょう♪

こちらから見える棚板の断面はアンティーク加工した板そのままです。
こちらから見える断面には木口テープを貼ってあります。

木口テープを貼った棚板が下の写真です。見比べてみても、写真ではほとんどわからないレベルです。

実物を見ても…ほとんどわかりません。

木口テープは様々な家具に使われています♪

パッと見には一枚板に見えますが、木口テープが使われています。
カラーボックスにも使われています。

木口テープは、机などの大物の家具からカラーボックスまで、様々な家具に使われています。お家にある家具の木口を観察してみると面白いですよ♪

いかがでしたでしょうか。木口テープを貼るのは難しくありませんし、テープのお値段もとても安いものです。ペイント仕上げをしないのであれば、DIYで合板や化粧棚板を使うときには必須アイテムと言えるかもしれませんよ♪

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