【入園・入学】お子さんが明日の支度を【自分で出来る!】収納を整えましょう!

そろそろ新入学・入園の季節。
お子さんが保育園・幼稚園や小学校で使う身の回りのモノの収納を整えるのに良い時季ですね。
整理収納アドバイザーであり、整理収納教育士である筆者が考える、お子さんが明日の支度を【自分で出来る!】収納をご紹介します。

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お子さんの入園・入学を迎えるにあたって、身の回りの整理整頓についてお考えのお母さま方も多いのではないでしょうか?
お子さんが【自分で】、【自分からすすんで】、登園や登校の支度をしてくれたら、ママの手も、気持ちも、少しラクになりますね。
整理収納アドバイザーであり、整理収納教育士、そして2児の母でもある筆者がご紹介する、【子どもが明日の準備を自分で出来る!】身の回りのモノの収納。


今回は幼稚園のお子さんの収納をご紹介いたします。

子どもが【自分で出来る】収納法のポイントとは?

お子さんに合った方法を見付ける

まず、お子さんに自ら明日の準備をしてもらうためには、お子さんがやりやすい、そのお子さんに合った収納方法であることが大切です。
人の個性は様々。
子どもであっても、ざっくりとした収納が合っている子もいれば、
細かく分類して収納するのが好きな子もいます。
お子さんをよーく観察して、どちらが合っているかを見極めてくださいね。

お子さんにあった仕組みを作る

【子どもが明日の準備を自分で出来る!】ようにするためには、
お子さんが自分で支度をしやすい仕組みであることが重要です。
手の届く高さ、取り出しやすい仕舞い方、面倒に感じずに支度を出来る動線など、
お子さんの目線に立って、考えてみましょう。

実際の収納をご紹介いたします

ここからは、我が家で実際にしていた収納を例に、【子どもが明日の準備を自分で出来る!】収納をご紹介いたします。


ご参考までに、我が家の子どもは、『めんどくさがりでザックリ収納』タイプです。

引き出しの中はケースで仕切ると散乱しづらい

引き出しの中はケースで仕切りましょう。
ザックリ投げ込み収納はラクなのですが、
それだけだと物が散乱してしまい、必要な物を探し出すのが大変に!
ケースで仕切れば、物が引き出しの中で散乱したり、
迷子になったりするのを防ぐことが出来ます。

【使用したケース類】
▪あちこちの100均で売られている仕切りを動かすことが出来るカゴ
▪ダイソーの積み重ねボックス
▪セリアの整理収納仕切りケース(下着サイズ)
 幅15×奥行32.5×高さ18

無印良品の引出式PPケース・小(幅34×奥行44.5×高さ18)には、セリアの仕切りケース(下着サイズ)が2つ入ります。
このケースは高さを折って調節出来るのがとても便利♪

仕切り付きのカゴは2段に重ねています。
取り出しにくい下の方には季節外の下着など、使用頻度の低い物を収めてくださいね。

ケースの中にもラベリングする

引き出しの前面だけでなく、引き出しのケースの中にもラベリングをしておきましょう。
これは、ケースの中が空になった時に、
お子さんが自分で「ここにはコレ!」と一目瞭然に仕舞えるようにするためです。
ここまでしておくと、洗濯後のお片付けをお願いすることも出来ますね♪

ラベリングをする際には、年齢に応じたラベリングで。
小学校に上がって漢字がわかるようになれば、漢字を使ってラベリングしたり、
文字の勉強も兼ねてラベリングするのもいいかもしれませんね♪
新年少さんなど、小さいお子さんにはイラストや写真でラベリングする方法も。
お子さんがわかる方法でラベリングしてくださいね。

また、お子さんの場合は文字は大きめが見やすいかと思います♪

引き出し前面の見やすい位置にもわかりやすくラベリング

引き出しの外側、前面の見やすい場所には、中身をラベリング。
ここではセリアのシールとテプラを併用しています。

▪セリア 収納BOX用ラベルシール(キッズ用)
シンプルなイラストがインテリアを邪魔せずに、わかりやすく、シール跡が残りにくいところもお勧めポイントです。

引き出しの中には関連性を持たせて、アクション数の少ない収納を

向かって左側が、ハンカチ・タオル・給食関係の物を入れた引き出し、
右側が、体操服、スモック、カラー帽子、靴下、肌着などの『着る物』を入れた引き出しです。
1つの引き出しの中にいろいろ入れるのではなく、関連性をもたせる=カテゴリー分けをして入れるようにすると、探しやすいと思います。
例えば、着替えをするのに、肌着だけが別の引き出しに入っていたとしたら、
引き出しを2つ開け閉めしなくてはなりませんよね。
それはちょっと面倒に感じられるかもしれません。

子どもは大人以上にめんどくさがりなものです。
出来る限り、アクション数の少ない収納を心掛けることも、【自分で出来る】に近づく鍵だと思います。

奥に残した余白が安全と取り出しやすさを生む

奥に入れた物を見ようと(取り出そうと)して、引き出しがガシャン!
よくある光景だと思います。
ちょっと危ないですよね。
小さいお子さんだと特に、引き出しをどれだけ引き出すか…の加減が難しい。
奥の方に余裕を残しておくことで、全部引き出さなくても奥まで見ることが出来ます。

ハンカチやタオルが入った引き出しも、奥の方には余裕があります。
これも同じように、全部引き出さなくてもすむための余白です。

我が家は幼稚園でしたので、持ち物は比較的少ないです。
保育園に通うお子さんだと量が多いと思いますので、このようにはいかないかもしれませんが、
出来れば奥のギリギリまで詰め込まずに余裕を残しておくと、
引き出しガッシャン!を回避出来ると思います。

また、あまりギュウギュウに詰め込んでしまうと、取り出しにくくなるので、
そうなると子どもは自分でやるのを面倒に感じてしまいます。
あまり詰め込み過ぎず、取り出しやすい量を収めるようにしましょう。

引き出しの高さにも気を配って。子どもにとって使いやすい高さとは?

お子さんに自分で支度をしてもらうためには、自分で出来る高さに仕舞うこと。
当然ながらこれが大事です。
小さいお子さんにとっては、立ったまま靴下を履くことが難しいんだそうです。
そういえば、探し物をする時も、座り込んで探すことが多いですよね。
こうしたことを踏まえて、お子さんが床に座って引き出しを開けられる高さがベストだといえます。

子どもの手が届く高さに『掛ける収納』

制服のブレザーやアウターは子どもの手が届く高さのハンガーラックに掛ける収納をしています。
クローゼットの中のポールは子どもの手が届かない高い位置に付いていることが多いので、
我が家ではクローゼットの中には引き出しを収めて、別でハンガーラックを使っています。
高さの調節が出来るハンガーラックなので、成長に合わせて高さの調節をしています。
もちろん、クローゼットの中の低い位置に突っ張り棒などを設置するのも良い方法ですね。

制服のブラウスとスカートもハンガーに掛けて収納しています。

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我が家で使用しているのはこちらです

ハンガーが難しければS字フックに掛ける方法もあり

子どもにはハンガーに掛けることがまだ難しいのだそうです。
幼稚園での収納を見てみますと、ブレザーがフックに掛けてありました。
生地が伸びたり傷んだりしてしまいそうで、はじめは抵抗がありましたが、
子どもがやりやすい方法で、それなら出来るという方法ならと、
我が家でも洋服のタグをS字フックに掛けるようにしてみたところ、
ハンガーに掛けるよりも簡単だったようです。
最近は洋服にフックに引っ掛けられる部分が付いていることもありますので、
それが付いていたら、それを利用出来ますね♪

ブラウスはシワになってしまうので、S字フックよりもハンガーの方が適していると思います。

明日持って行く物、着る物はひとまとめに

カゴを一つ用意して、明日の支度をする時に、翌日着る洋服を入れておくようにしています。
また、翌日持って行く物はまとめて置いておきましょう。
忘れ物防止につながりますね。

支度が一連の流れで出来る仕組みが大切

持ち物から着る物まで、一連の流れで支度が出来るようにすることもポイントです。

着る物はあっち、持って行く物はこっち、と離れていると、準備をするのも面倒に感じてしまいます。
コップやお箸も一緒にスペースを確保しておけると良いのですが、それが難しい場合でも、
出来る限り1箇所にまとめて収納しておくようにすると流れがスムーズになります。

お子さんへの声掛けもとっても大事です!

お子さんのモチベーションを上げるためには、声掛けもとても大切!
「自分で出来たね!」とたくさん声を掛けてあげて、
お子さんの「出来た!」=成功体験を積み重ねてあげましょう。
この「出来た!」という気持ちが、次へのモチベーションを高め、更には自己肯定感にもつながります。



いかがでしたか?

お子さんが準備をしやすい仕組みを整えて、モチベーションを上げる声掛けをしてあげることで、
お子さんが自発的に【自分で】明日の準備を出来るようになれば、
お子さん自身のためになるのはもちろんのこと、ママもハッピーですよね。
入園、進級前に仕組み作りをしてみてくださいね♪



次回は小学校入学~低学年のお子さんの収納をご紹介いたします!

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