結露と暖房器具の関係を考える

この時期悩まされる結露ですが、暖房器具に何を使うかによっても結露は大きく影響されます。結露を抑えるためには、気密性の高い最近の住宅やマンションに合う暖房器具を選ぶことも方法のひとつです。

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家のお悩みで、
「結露」
を挙げる方は多いです。

先日も結露のご相談を受けました。

お話を伺うと、
・マンションにお住まいで
・寒がりのため石油ストーブを使い
・風邪予防のために加湿器を利用している

とのことでした。

気密性の高いマンションで
燃焼系暖房器具を使い、
さらに加湿器を利用とのことで

「燃焼系暖房器具は加湿効果が
あるので、マンションのような気密性の高い住宅では
使わない方が良い」
とお話しましたのですが、

ここで、
「結露」と様々な種類の「暖房器具」について
お話ししたいと思います。

結露と燃焼系暖房器具

八王子市で創業59年、自然素材の家づくり№1工務店を目指す
大久保工務店 スタッフの大久保ともこです。

結露を防ぐには、
燃焼系暖房器具は使わない方が良いです。

燃焼系暖房器具は
字の通り、燃料を燃焼させる暖房器具です。
具体的には、
石油ストーブ・石油ファンヒーター
(灯油を燃焼して水と二酸化炭素排出)や、
ガスストーブ・ガスファンヒーター
(ガスを燃焼して水と二酸化炭素排出)
があります。

灯油を1リットル燃焼させると、
水分が約1リットル排出されるといわれています。
かなりの量の水分です。

マンションは気密性が高いですし、
最近建てた家は、高気密を謳っています。

燃焼系暖房器具を使うのであれば、
窓を開けて換気するなどして、
湿気を家の外へ逃がす必要があります。

換気に気を付けるほか、

結露の発生を起こしにくい断熱ガラスや、
内窓の設置など、
結露を起こしにくくする工夫は可能ですが、

結露の防止という観点では

高気密の家では
燃焼系暖房器具は向きません。

昔の家は、気密性が低く、
隙間風で自然に換気して湿気を逃がしていたので
結露についてはそれほど問題なかったと言えます。

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