後付けテラス屋根DIY!アルミパイプで秘密のスペースを作ろう

元々、木材でテラス屋根を作っていましたが、
腐食が進んだため作り直すことにしました。

そこでアルミパイプを使ってテラス屋根をDIYします。
これまでは窓の一部に屋根を作っていましたが、
せっかくなので庭全体を覆う屋根に挑戦!

幅3m、奥行き8m、高さ3mと波板を14枚も使う
大きな屋根ですが、完成後がとてもいい!
せっかくなので地面に人工芝生を敷き詰めて、
外から見えにくくするために壁に緑を取り入れたところ
秘密基地のような周りの視線が気にならない空間が完成!

ここなら雨の日に洗濯物を干したり、自転車やバイクを置けるし
テーブルを出せば家族で食事もできます。

しかも自分で作れば材料費だけしかかからないため
とてもリーズナブルです。
作り方も全然難しくありません。
電動ドライバーと六角レンチくらいで組立てできます。

テラス屋根があると今までとは全く違った空間になり、
そのスペースの価値が大きく変わります。

もし屋根が欲しいとお考えの方は是非ご覧ください。

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1. 古くなったテラス屋根を何とかしたい・・・

以前、木材でテラス屋根を作っていましたが、
時間が経過するにつれて徐々に劣化していきました。
木材なので雨に濡れれば腐食しますし、
屋根材なので定期的に塗装することも難しいです。

そこでこのテラス屋根を作り直すことにします。
今度は劣化しにくい材料がいいので
アルミパイプを使用することにしました。

アルミは雨に濡れても錆びたり、紫外線で劣化しません。
この材料であればメンテナンスしにくい屋根材として
最適かもしれません。

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2. どんなテラス屋根を後付けしようか・・・?

元々のテラス屋根は全ての窓を覆う大きな屋根ではなく、
一部の窓の上に取付けたものでした。
しかしせっかく作り直すので少し欲がでます。
というのも、アルミパイプのテラス屋根は思ったよりも
材料費用が安いからです。

そこで全ての窓を覆うテラス屋根をDIYすることにします。
屋根のサイズは幅3m、奥行き8m、高さ3mで
波板を14枚も使用する広さの屋根です。

ここまで大きな屋根にすると庭のほとんどが覆われて
雨が降っても全く濡れることがありません。

次にテラス屋根の構造を考えます。
窓の向かい側にはブロック塀があるため、すぐそばに基礎を作って
パイプで柱を建てることにしました。

ただ問題は窓側です。
同じように柱を建ててしまうとさすがに邪魔になります。

そこで窓側は軒下に直接アルミパイプを固定して、
そこに屋根の下地となるパイプを連結することにします。
そうすれば窓の前に邪魔になるものは何もありません。

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3. 後付けテラス屋根を設計しよう!

構想が決まれば、次はテラス屋根の設計をします。
アルミパイプは専用のCADソフトで自分で手軽に
設計することができます。

設計した3D CAD図はこちらです。
使用したアルミパイプは2種類で直径が28mmサイズと
43mmサイズを使いました。

左側の5本の柱はブロック塀側に建てる柱です。
このパイプサイズは43mmを使いました。
高さがあるのである程度強い材料が好ましく、
この部分だけパイプ径を大きくしています。

この柱パイプには独立基礎を作って地中にコンクリートで固めます。
アルミパイプは木材と違ってコンクリートの中に入れても大丈夫です。
コンクリートブロックを使って、その穴にパイプを通してコンクリートで
固めて地中に埋め戻します。

窓側には柱を建てず、屋根の下地パイプを受ける梁となるパイプを
直接住宅の軒下に固定します。
アルミパイプの純正部品にはこのような固定用サドルも準備されているので
パイプと一緒に購入することができました。

後は梁パイプに屋根下地パイプを取付けて、その上に波板をビスで固定すれば
テラス屋根の完成です。

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4. ついにテラス屋根の完成!

設計が終われば部品を注文して材料を集めます。
アルミパイプ関連の部品はメーカから直接自宅まで
配送してもらえるので、4mもあるパイプも楽々入手できました。

波板や波板を固定するビスなどはメーカでも取り扱いがなく、
近くのホームセンターから購入します。

アルミパイプの組立てはコネクタと呼ばれる部品を使い、
六角レンチでボルトを締めることでパイプどうしを連結します。
そのため取扱いが非常に簡単です。

独立基礎部分をセメントを使ってコンクリートを作りますが、
これも砂や水を混ぜるだけなので簡単にできます。

住宅の軒下は壁に下穴を空けてタッピングビスでサドルを
打ち付けてパイプを固定します。
高所作業になるので足場の確保や安全に注意が必要です。

そして完成したテラス屋根がこちらになります。
せっかくなので地面に人工芝を敷き詰めて、外から中の様子が
見えないように緑を飾って目隠しを作りました。

ここまですると、もはやちょっとしたガレージのようになり、
人目を気にせず過ごせる屋外空間になりました。
雨が降っても全く濡れることがなく、洗濯物を干したり
自転車を保管することもできます。

屋根がないときはあまり使い勝手がよくないスペースでしたが、
テラス屋根を後付けしたことで全く新しい空間として生まれ変わった、
そんな感じです。

雨が降るとちょっと嬉しくなる、そんなテラス屋根になりました。


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5. さいごに

アルミパイプと波板で作る後付けテラス屋根DIYは如何だったでしょうか?

こちらはYouTubeを観られた方から声を掛けてもらい、
一緒にDIYした事例となります。
これと全く同じではありませんが、近い作業内容は動画で見る事ができます。

アルミパイプを使うと事前に設計するため加工済みの材料が送られてきて
組立作業のみで作ることができます。
木材のように現地で切断したり加工することはありません。

組立作業は六角レンチでほとんど済ませることができ、
後は電動ドライバーがあれば波板の取付けも非常に楽にできます。

それに1人で作るよりも一緒に知恵を出し合いながら作ることで
より良いアイデアが生まれてDIYがもっと楽しくなります。

ブログでは他にも共同でDIYした記事がたくさんあります。
テラス屋根や車中泊ベッド、パーゴラ、サンルームなど
色んな物をアルミフレームやアルミパイプで作ることができます。

もし興味がありましたらブログの方もご覧ください。

この記事が皆さんの参考になれば幸いです。


自宅の2Fベランダには屋根がありません。
そのため窓を開けっぱなしで少しでも雨に降られると
部屋の中がびしょびしょになります。

そこでアルミパイプと波板を使って2Fベランダに
テラス屋根をDIYしました。

電動ドライバーと六角レンチ程度の工具で作れる
割と簡単なDIYです。
よかったらご覧ください。

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