ヒートショック対策でおすすめのリフォーム方法6選!費用相場・事例もご紹介します

築年数の長い一戸建ては、新築の家に比べて冬の寒さが厳しいのが悩みの種。特に寒冷地などでは、冬の浴室やトイレが非常に寒かったり、深夜にトイレに行く時の廊下の寒さなどが辛く感じられたりするのではないでしょうか?中でも、ご高齢のご家族がいる方にとっては、ヒートショックが心配ですよね。そこで今回は、ヒートショック対策におすすめのリフォーム方法や費用について、わかりやすくご紹介します。施工事例も掲載しているので、ご自宅やご実家のリフォームの際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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ヒートショックの原因は「温度差」!優先すべきリフォームは?

ヒートショックとは、温度の急激な変化によって血圧が大きく上下し、血管や心臓に負担がかかる状態のことを言います。
冬場は、暖房で暖められた部屋から冷え切った浴室やトイレなどへ移動する際に引き起こすケースが多く、高齢者ほどその確率は高くなります。

そのため、ヒートショックの防止に重要なのは、家の中の温度差を解消することにあるのです。

できれば、家全体の気密性を上げる断熱リフォームが理想的ですが、予算などに都合がある場合は、最も危険性が高い浴室やトイレのリフォームを優先するのがよいでしょう。

ヒートショック予防・対策でおすすめのリフォーム方法&費用

ヒートショック対策に効果があるリフォームには、いくつかの方法があります。

ここでは、6つの具体的なリフォーム方法および費用相場についてご紹介していきましょう。
(※掲載している料金は、すべて材料費+工事費込みの価格帯です。)

① 断熱材による断熱リフォーム

最初におすすめしたいのが、天井・壁・床に断熱材を敷き詰めて、外からの冷気の浸入を防ぐリフォームです。
家全体に行えば各部屋の温度差が少なくなりますが、浴室やトイレに施工するだけでも、かなりの効果を得られるはずです。

② 内窓(二重窓)などによる窓の断熱化

一般的に暖かい空気は、冷たい空気があるほうへ流れてしまう性質があります。
このため、室内で暖められた空気は、窓を通して外へ逃げていきやすいのです。

そこで「内窓(二重窓)」の設置や「断熱性能を持つガラス」への交換などのリフォームで、窓の断熱化を実施すると効果的です。
特に既存の窓の内側に設置できる「内窓」は、断熱性を確保しやすい上、工事も比較的簡単に行えます。

③ 浴室を最新のユニットバスに変更

今お使いの浴室がタイル張りの在来工法の場合は、ユニットバスにリフォームすることで暖かさが格段に違うはずです。

また、現在ユニットバスのご家庭でも、築年数が経っている建物の場合、浴室の天井裏などに断熱材が施工されておらず、寒さ対策が不十分な可能性があるため、浴室全体のリフォームを検討するとよいでしょう。

【おすすめのユニットバスのメーカー品】
特に断熱性が高く、ヒートショック対策に適しているメーカー品についても、簡単にお話ししておきましょう。

④ 浴室暖房の設置

脱衣所で服を脱いで浴室に入ると、体はかなりの温度差に対応しなければなりません。
この温度差を少なくするために、浴室暖房でお風呂場を暖めておくのがおすすめです。

浴室暖房は後付けもできますが、ユニットバスをリフォームするなら一緒に設置すると尚よいでしょう。
基本的に乾燥機能も付いている物が多いため、雨の日の室内干しにも便利ですよ。

⑤ トイレや洗面脱衣所にも暖房機を追加

浴室だけではなく、服を脱ぎ着する洗面脱衣所や、居室との温度差が激しいトイレにも暖房機があると安心です。
小部屋用の暖房機には、壁付けタイプやパネル型のヒーターなど、いろいろな種類があります。

また、トイレの場合は便座が冷えているとヒートショックを起こす可能性があるため、ウォシュレット(温水洗浄便座)・暖房便座を活用するのも有効です。

(※コンセントがない場合は、電源工事費用が別途5千〜2万円発生)

【洗面所にコンセントを増設するだけでも◎】

予算の問題で暖房機の設置が難しいという場合は、脱衣所にコンセントを増設しておくだけでもよいでしょう。
小型のヒーターを購入した時に電源として使えるので便利ですよ。

⑥ リビングなどに床暖房を増設

足元からじんわりと温まる床暖房は、室温をそれほど上げなくても快適に過ごすことができます。
そのため、他の部屋との温度差が少なくなり、ヒートショックの危険性も軽減されます。

リビングはもちろん、可能であれば浴室やトイレなど、その階全体に施工できると理想的です。

(※温水式で給湯器の交換も必要な場合は、別途25~100万円発生)

ヒートショック対策を兼ねたリフォームの事例

最後に、当サービス『リショップナビ』の加盟業者が、実際にヒートショック予防を兼ねたリフォーム・リノベーションを行った例をご紹介します。
他のご家庭ではどのような工事を実施しているか、費用や工期はどのくらいかかったかなども、ぜひ参考にしてください。

ご高齢の方など身体が弱ってきたご家族のために、ヒートショック対策はできるだけ早く講じたい切実な問題です。

予算や、どのような施工方法が適しているかなど、気になることがあれば遠慮なくリフォーム業者に相談してみましょう。
可能なリフォームで家の中の温度差を少なくして、ご家族の健康を守ってあげたいですね。

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