お手入れを知るともっと楽しくなる。意外と簡単な、革製品のお手入れ方法。

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革の手入れどうしてる?自宅でもできるお手入れ方法と頻度を解説!

靴やかばんなど、革製のものを手に入れたとき高揚する人もいるだろう。良質なものをもったという喜びと、長く大切にしていきたいという気持ちでいっぱいになった経験もあるのではないか。革がこの先どのように変化し、どれほど深いつやをもつようになるかは手入れ次第であり、ほったらかしではただボロボロになっていくだけだ。今回は、革をよりよく育てるための手入れ方法を探り、いつまでも愛用していけるコツを紹介する。

1. 革製靴の基本のお手入れ

革製品にもさまざまあるが、日ごろよく使うものとして挙げられるのは、かばんや靴ではないだろうか。靴はとくに汚れや傷がつきやすく、手入れを怠るとひび割れや傷がつき、汚れやカビの原因にもなっていくので、小まめにメンテナンスしていきたいものだ。

必要な道具

手入れ方法

2. 革クリームの種類

革のお手入れに欠かすことのできないアイテムといえば靴クリームだ。そして、「つやを出す」「革をやわらかくして傷を防ぐ」「汚れを防ぐ」など、多様な役割をもつのが革クリームである。主に使われているものは3種類あり、被膜効果の高い順番に「ワックス」「乳化クリーム」「液状クリーム」となっている。

ワックス

ロウと油などが混ざり合ったもので、防水とツヤ出しに高い効果を発揮する。浸透性が低いため、革の柔軟性を高めることはできないが、被膜性が強いので汚れを防ぐためにもぜひ使いたい。

乳化クリーム

ロウ、油、水が含まれているクリームで、ほどよく革に浸透し、やわらかさを保つ働きがある。クリームによって3つの成分の配合量が違うので、靴、かばん、小物など、革の質に合わせたものをそろえておくとよいだろう。

液状クリーム

デリケートクリームとも呼ばれており、薄くやわらかい革によく浸透し、保護するものである。

3. 革の手入れの頻度

お手入れ方法をマスターしたら、次に気になってくるのはお手入れの頻度ではないだろうか。クリームを使用したお手入れの頻度は、革の質や使い方によって違うので一概にはいえないが、汚れがつきやすいものは2週間に一度、そのほかは1カ月に一度の頻度でよい。

普段のお手入れとしては、ときどきブラシをかけたり、風通しのよいところで湿気取りをしたりすればOKだ。ただし、水や雨に濡れてしまったときは、水跡が残ってしまう前に応急処置をしよう。濡れタオルを水跡部分に押し当て、周辺を水跡と同じ程度に湿らせて馴染ませるのがポイントだ。

全体的に水跡が目立たなくなったところで、今度は乾いたタオルで水分を吸収し、そのまま自然乾燥させよう。乾いたあとは革クリームを薄く塗り、保護しておくことも忘れずにしておこう。

結論

革を長く愛用するために、ブラシを極めてみるのもよい。革用の獣毛ブラシには、豚毛、馬毛、山羊毛が多く用いられているが、使用効果がそれぞれに違う。毛が硬く靴にクリームを塗るのに最適な豚毛、普段のお手入れにぴったりな馬毛、革につやを与える仕上げ用の山羊毛と得意分野はさまざまなのだ。もう1つブラシを買い足して、革をワンランクアップさせてみてはいかがだろうか。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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