かまぼこの賞味期限はいつまで?保存方法と調理法のコツ

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かまぼこの賞味期限はいつまで?保存方法と調理法のコツ

かまぼこの保存状態別の賞味期限と、美味しく食べられる保存方法について詳しく解説する。また、賞味期限が迫ったかまぼこを加熱調理する際のコツも紹介する。

1. かまぼこの賞味期限

かまぼこの賞味期限は、原料や包装の状態によって異なる。基本的に製品に表示された方法で保存すればよい。大抵のかまぼこは常温で放置すると、賞味期限より早く傷んでしまう。しかし、中には常温保存できるタイプのかまぼこもある。

■冷蔵保存の賞味期限

一般的な板付きかまぼこの保存に適した温度は10℃以下なので、冷蔵庫での保存が推奨されている。賞味期限の目安は、真空パックのものであれば製造から15日程度、簡易包装のものは7日程度だ。開封後は板付きの状態で冷蔵保存すると長持ちするが、出来るだけ早く食べ切るようにしたい。

■常温保存できるかまぼこの賞味期限

合成フィルムで密封・高温殺菌加熱しているケーシング詰タイプのかまぼこは、未開封であれば約1ヶ月常温保存が可能だ。このタイプのかまぼこは両端がアルミの金具で止められているので、一目でそれとわかる。直射日光が当たらない、湿度の低いところで保存しておこう。開封後は保存性が下がるので、冷蔵庫で保存して数日で食べきるようにしよう。

■冷凍の賞味期限

かまぼこを家庭用の冷凍庫で保存するのはおすすめできない。かまぼこは水分を多く含んでいるので、冷凍するとその水分が氷り、かまぼこの弾力を生み出す構造が破壊されてしまう。すると、すが入って特有のプリッとした歯ごたえが失われてしまう。

■消費期限との違いは?

賞味期限は、未開封の状態で指定された条件で保存をした場合に「美味しく食べられる期限」を指す。それに対し、消費期限は未開封で指定された方法で保存した場合に「安全に食べられる期限」を指す。

賞味期限であれば、期日が過ぎても食べることはできるが、消費期限を超えたら安全性に保証はないので、口にするのは絶対にやめよう。

また、どのタイプのかまぼこであっても、開封後は期日に関係なく早く食べ切ることが推奨されている。

2. かまぼこの保存方法

開封後のかまぼこは、板付きのままラップに包んで保存しよう。かまぼこの板には、モミやシラベという木材が使われる。これらの木は調質性、抗菌性に優れており、かまぼこの水分を吸収して雑菌やカビの繁殖を防ぐ効果がある。

かまぼこの板には、その昔、冷蔵庫がなかった時代に、少しでも長くかまぼこを保存しようとした先人たちの知恵が詰まっているのだ。

3. かまぼこを加熱調理する際のコツ

賞味期限が近くなったり、期限が過ぎたものは加熱調理したりするのがおすすめだ。しかし、かまぼこは基本的に熱に弱い。かまぼこの主成分のたんぱく質が、熱を加えることで変質し固くなってしまうからだ。

そのため、かまぼこに熱を通す際は、できるだけ短時間で、火が通りすぎないようにし、かまぼこ独自の食感が失われないよう十分に注意しよう。

結論

かまぼこの賞味期限は商品によって異なる。中には常温保存できるものもあるが、大半のかまぼこは10℃以下の冷蔵庫で保存しなければならない。製品に記載されている情報をしっかりと確認することが大切である。また、冷凍庫に入れておけば長期保存が可能だと思ってしまいがちだが、家庭用の冷凍庫で保存すると食感が損なわれてしまう。正しい保存方法を守って最後まで美味しくいただきたい。

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オリーブオイルをひとまわし編集部

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