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ビギナー漆喰塗りの道!道具&作業の感想編

業者さんにレクチャーを受けつつ、完成させた漆喰塗り作業。
今回は、漆喰塗の時に使った道具の紹介と、
ビギナーならではの失敗や反省点、
プロの業者さんの的確なアドバイスも公開!
漆喰…やれるかなぁ、と、迷っている方のお役に立てると嬉しいです♬

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かお ameblo.jp
《養生》
マスキングテープ
養生テープ
マスカー(またはマステ+新聞紙でも♪)
ブルーシート(レジャーシートでも♪)

養生は本当に面倒でしたが、
養生に手をかけると仕上がりが全然違う、と聞いて、
地味~に黙々と貼り続けました。
うちは狭い部分だったので、床はレジャーシートを敷いて、
巾木にマスカーを貼ってシート部分を伸ばして養生テープで固定しました。
ただ、漆喰が付くと養生テープが剥がれてしまうので、
漆喰が当たる部分は、最初にマステを貼ってから養生テープを貼りました。
漆喰を塗ってマスカーを剥がす時に漆喰がマスカーと一緒に剥がれないように、
巾木と壁との境目の部分は漆喰の厚みの分を見て少しだけ隙間を空けます。
窓枠等も、縁の部分は気を付けて少しだけ隙間を空けました。
スイッチやコンセントは、マスキングテープでぐるりと覆いました。
洗面台や便器等の立体のものは、マスカーやゴミ袋を被せてカバー。
これで1週間、洗面所と1階のトイレが使えなくなりました…(泣)

細心の注意を払って貼った筈だったのですが、
結局、ちょこちょこ足りない所があり、
慌てまくりでした…f^_^;)
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《下地》
パテ
パテベラ
ブリッジテープ(グラスファイバーテープ)
アク止め+下地(MKリクロスフィラー)
砂骨ローラー+ローラーフレーム
ローラー用受け皿

ボード等の継ぎ目や隅の角は、クラックを防ぐ為ファイバーテープを貼り、
パテベラでよく練って柔らかくしたパテをパテベラを斜めに寝かせるように伸ばし塗ります。
私は漆喰をコテ跡を付けて塗ったので、
パテが盛り盛りでも問題なしでしたが、
コテ跡を控え目か平らに塗る場合は、
パテも出来るだけ凸凹がないように塗りましょう。
私は、洗面所の鏡の上に付けた棚と壁との継ぎ目や隅にもファイバーテープを貼ってパテを塗り、
他にも凹凸のある部分や隙間をパテで埋めました。
壁紙が剥がれている所は、ボンドで貼るか、剥がれた壁紙を切り取ります。
切り取った部分はパテを塗って平らにしました。
その後、パテが乾いてからアク止め入り下地剤のMKリクロスフィラーを塗りました。
この下地剤は15kgのブリキ缶に入っていて、そのままでは硬いので、
自分で練れる量をバケツに取って、
水を少しずつ加えながらトロトロのクリーム状になるまで練ってから、ローラーで塗りました。
下地剤を塗る事によって、漆喰が下地剤にくいついて壁に密着するのですが、
壁紙に塗る場合は、
古くなって接着力が落ちていると、壁紙ごと漆喰が剥がれ落ちるそうで、
それを防ぐ為にあらかじめタッカーで壁紙の剥がれを押さえておくと良いです。

今回、私はMKリクロスフィラーを使いましたが、
本当は、更にアク止めを先に塗ると良いらしいです(私は省きましたが)
なので、アクが出そうな合板で作った洗面所の棚は、
下地を1回塗って乾いてから2回目を塗ったおかげか、心配していたアクは出ませんでした。
下地剤も白いので、下地を塗っただけでパッと明るくなって、
下地のみでも十分いい感じになりました♫

下地材が乾いたらとうとう漆喰!と心待ちにしていたのですが、
テープとパテで埋めていた継ぎ目にクラックが!
上からパテを盛って乾くのを待ち、を何度か繰り返して、
クラックが入らなくなって、やっと漆喰を塗る準備が出来ました。

ちなみにカルクウォールを塗る際には、他に最適なアク止めやミネラル下地材もあるそうです。
今回は、我が家のリフォームの工期が2日間と短っかったため、
時短のためにリクロスフィラーを選んだのですが、
クラックが何度も入ってしまって、思いの外、時間がかかってしまいました^^;
このパテやアク止めや下地は、各々塗装後に充分乾かす必要があります。
夏と違って秋冬は乾きが遅く、結局2~3日待ちました。
かお ameblo.jp
《漆喰塗り》
コテ
コテ板
ゴム手袋
カルクウォール

カルクウォールは25kg入バケツを2個使いました。
私は業者さんに漆喰を攪拌して届けて貰いましたが、
カルクウォールもですが、練り済みの漆喰は半練りのものがほとんどだと思いますので、
塗る前に撹拌が必要です。
業者さんは巨大ハンドミキサーのような撹拌器でやりますが、
自分で練るのはかなり大変そうです。
粉から練るのは更に大変そう…
私は下地でつまづいて数日経ってしまったせいか、
蓋を開けたら分離して水が出ていたので、再度混ぜました。
最初はスコップで混ぜようと試みたのですが、
25kgの漆喰相手では無理だったので、手でかき混ぜました。
漆喰はアルカリ性で、素手で扱うと手が荒れるので、
荒れ性の私は台所用のゴム手袋を使いました。
私は更にその内側に、いつも塗装をする時に使う薄手の手袋を着けました。
薄手の手袋は塗装も素手感覚で行えて重宝していますが、
薄手なので、ちょっとした事で穴が開いてしまうので、今回は2枚重ねにしました。
こうすると、攪拌中に漆喰だらけの手で触りたくないものを使う時、ゴム手袋を外せばいいので結構便利でした。
ゴム手袋の手で直に下からすくっては水と馴染ませてかき混ぜると、
派手に顔やら髪の毛やらに散るので、作業着にフード付きパーカーとマスク&サングラス、と言う不審な格好で黙々と作業しました。
因みにカルクはバケツ入りで出来ませんでしたが、
袋に入っている場合は、そのまま捏ねるといいようです。
トロ~ッとクリーム状になるまで捏ねて、
適量をコテ板に載せてコテで塗りました。
コテ板からコテで壁に載せる時に、ちょっと手元が狂うと漆喰の塊を落としてしまうので、
業者さんにコテ板を壁に付けて壁に載せるといいよと教えて貰い、実践。
塗っている間もコテ板を壁付けしていると、ポトポト落ちる漆喰をある程度は受け止める事が出来ました。
でも漆喰塗りは楽しい作業で、満喫!
塗り終わったら、養生は出来るだけ早く取りましょう。
固まってから取ると、周りの漆喰も一緒に剥がれる事があります。
1週間後、また細かいクラックが部分的に入っていたのですが、
WICの背面の壁だったのと、それ以上には広がらないらしいので、良しとしました。
クラックはメラミンスポンジで軽く馴染ませてあげると目立たなくなります。
マニュアル通りにはいかない、失敗や反省、アクシデントもありましたが、
全体的に、まぁ、やってしまえばなんとなかる!というのが私の感想です。
今回使った、業者さんイチ押しのカルクウォールは、
自然素材100%で眩しいほどの綺麗な白が美しい代わりに、
予算的には、かなり高額だったような気がします。
最初は、値段を見て、自分の予算を上回ったので、一瞬引いたのですが、
狭い場所に使ったのもあって、空気の浄化や吸湿性等の性能を考えると、
後々、却って、これにして良かった!と思いました。
でも、次にどこかに塗る時は、もう少しお手頃なものを選んで、
もっと広範囲を一気に塗ってみようかな、とも思います。

漆喰は、手間のかかり方や成分、色、等々、沢山の種類の漆喰があります。
皆さんの予算や素材、好みの色…etc
自分基準の漆喰を選んで、是非、挑戦して頂けたら嬉しいです。
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普通の建売住宅を、心が落ち着くレトロ懐かしい空間にするために、日々、コツコツとセルフリフォームしています。

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