【Say Hello to HAPPY〜幸せよ、こんにちは #5】自信を失ってしまったときは、ゆったり手を止める

「幸せ」がふと、不安になるときがあったら……? 今月は、誰しも陥る可能性のある、自信をなくしたときの処方箋をお知らせしましょう。

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初夏の陽気とうらはらに落ち込むのはなぜ?

窓の外は光あふれる美しい季節なのに……

5月は新しい緑と陽光あふれる時期。暦も夏になり、気持ちが弾みますね。

いや、実はそうじゃないのよね……とおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。かく言う私もそういう経験があります。この時期になると、外の明るさとは対照的に、なぜか気分が沈んでしまうのです。

よく五月病という言葉を耳にしますが、そんなことでもないような気がします。落ち込むというより、なんだか自信がなくなってしまった感じ。平穏無事な幸せな日々は、自分の努力ではなく、単に運が良くて手に入っただけだと思って不安になるような感じ。

そんなときに、思い出すようにしている言葉があります。それが「インポスター・シンドローム」。検索すると「詐欺師症候群」なんて怖いことが書いてありますが、スタンフォード大学のティナ・シーリグ博士によると「何かを成し遂げても、自分の実力ではないとか、自分は成功に値しないといった感情を抱くこと」なのだそうです。

この症状、女性のほうが陥りやすいとされ、Facebookの最高執行責任者であるシェリル・サンドバーグや女優のエマ・ワトソンもそうだったと告白しています。

ほんの数時間でも行けるプチ旅行もおすすめ。

自分になんとなく自信が持てない。それはただのインポスター・シンドロームなのかもしれません。そんなときは、家事の手を止めて、以前から気になっていた映画を見たり、とっておきのお茶を飲みながら好きな本を読んだりして、ゆっくりと気分転換してみてはいかがでしょう。

きっと、失っていた自信を取り戻すことができるはずですよ。

●池田美樹
エディター、俳人。(株)マガジンハウスで『anan』『Hanako』などの編集者を経て独立。現在、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科修士課程にて女性のエンパワーメントについて研究中。

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