手強いカビを一網打尽に掃除するアイデア8選!家の隅までピカピカにするテクニックを大公開
カビは掃除をしてもすぐに復活してしまうため、かなりお悩みの方も多いことでしょう。そこで今回は、憎きカビのお悩みを解決すべく、家中のあらゆる場所のカビを掃除するアイデアをまとめてみました! カビが生えがちな水まわりから見落としがちなアノ場所まで、お役立ち情報を大公開です♪
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どうしてカビが増えるの!? その影響は?
浴室や洗濯槽、エアコンなどに発生する「カビ」。こまめに掃除をしたり、カビ取り剤を使っても気がつけばまた生えてきてしまうカビに長年に渡って悩んでいる方も多いのでは?
なかでも気になるのが洗濯槽のカビ。せっかく汚れを落とすために洗濯機を使っても、洗濯槽にカビが付着したままでは衣類にまで付着して、イヤなニオイの原因になってしまうことも! 洗ったはずの洗濯物にカビがついては本末転倒ですよね。そもそもなぜ、洗濯槽にはカビが生えやすいのでしょう。
●洗濯槽のカビは洗濯機の構造に関係していた!
洗濯槽にカビが生えやすい原因は洗濯機の構造が大きく関係していると考えられています。多くの縦型・ドラム型の洗濯機は槽が二層になっていてます。一般的に「洗濯槽」と呼ばれるものは洗濯機の内側にある槽のことを指し、外側の槽のことは「外槽」と呼びます。洗濯機を回しているときは洗濯槽と外層の間に水が入るため、この空気にあまり触れない洗濯槽の外側と外槽にカビが生えやすくなるのです。
●カビが生えるための方程式
カビが生えるといわれている原因はいくつかあります。そのメカニズムを簡単な方程式で表すと次のようになります。
(洗濯機はもともと湿度が高い)+(溶け残った洗剤+せっけんカス+付着したアカや泥)
=洗濯槽のカビ
洗濯機は水を使うことに加え、近年、多くの家庭ではお風呂まわりの脱衣所に設置されています。そのため洗濯機の周辺は自然と湿気がこもりやすく、とくにフタが常に閉まっている洗濯機の中はどうしてもカビが発生しやすい環境になりがちです。また、洗濯後に残った洗剤やそのカス、アカ、泥などはカビにとって絶好のエサになるのです。
この“カビのエサ”と湿気が組み合わさることで、洗濯機内にカビが増えていくということになるのです。
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カビ掃除の頻度はどれくらいが適切?
カビが発生しやすいキッチンや浴室・洗面所などの「水まわり」は、家のなかで掃除に苦労するポイント。毎日使う場所だからこそピカピカにしたいけれど、使用頻度が高い分、掃除をしてもすぐに汚れてしまいますよね。では、カビ掃除はどれくらいの頻度で行えばよいのでしょう?
カビの発生を防ぐためにはやはり「汚れを溜めない!」ことが一番の対象方法です。一度付着したカビは取り除くのが大変だからこそ、水回りはこまめに毎日、掃除をすることが大切です。
また、ゴムパッキンの汚れのように、建物の築年数の経過により蓄積した水まわりの汚れは、通常の部屋の掃除と異なり、素人の手に負えなくなくなることもあります。そのため、業者の手を借りてプチリフォームするというのもひとつの方法です。
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簡単にできるカビ掃除の方法
カビは生えてしまう前に対策をすることが大切。また、目に見えないカビを根こそぎ取り除くことも重要です。そんなカビ防止にぴったりなのが《オキシクリーン》です。__________7hm7_____さんは“オキシ漬け”でさまざまなアイテムを除菌し、防カビ対策をされているそうです。
例えば普段使っているお掃除ブラシ。いくら浴室をきれいに磨いても、ブラシそのものが汚れていては本末転倒! 浴室に置いたままという場合、そこからカビが生えて雑菌だらけに! お掃除ブラシもオキシ漬けでカビ掃除をしちゃいましょう!
ちなみにオキシ漬けに使用するお湯の温度は60度くらいがベストとのこと。
また、洗濯槽は専用の洗剤で洗うことができますが、忘れがちなのが洗剤を入れるパーツた排水受け。これらにもカビはウヨウヨしています。取り外せるパーツはすべて取り外し、オキシ漬けをしてカビ掃除をしましょう!
▼__________7hm7_____さんのアイデアはこちら▼
重曹とクエン酸でカビを掃除してみよう!
ナチュラルクリーニングを代表するものといえば「重曹」と「クエン酸」です。これらを使ってナチュラルにカビを掃除することができちゃうんです! 重曹やクエン酸の特徴を理解して使いこなすことができれば、コスパもよく、環境や肌にもやさしいというわけ。__________7hm7_____さんのエコなカビ掃除をご紹介!
__________7hm7_____さんが使っているのはどちらも食用。キッチンなど食べ物を扱う場所でも安心して使うことができますね。重曹とクエン酸にはそれぞれ得意とする汚れがあります。まずはその特徴を理解しておきましょう。
●重曹
弱アルカリ性。油汚れ
・手あか、鍋などのコゲつき
・排水口のヌメリ
・生ごみの悪臭
・茶渋
・湯あか、消臭など
●クエン酸
酸性。水あか
・石けんカス
・トイレの黄ばみ(尿石など)
・トイレの悪臭
・タバコのヤニ など
まったく別の性質を持つ重曹とクエン酸を使い分ける、または一緒に使うことで住まいのカビ掃除対策もまかなうことができますよ。
例えば、カビの一種である浴室の排水溝の「ヌメリ」。重曹をまず振りかけておき、次にクエン酸を溶かしたぬるま湯をかけます。これで、ヌメりやすい排水口もきれいさっぱり! 重曹とクエン酸を混ぜることで発泡し、泡の力が排水溝にこびりついたヌメリや悪臭を取り除いてくれますよ。
▼詳しいアイデアはこちら▼
お風呂のカビを掃除するコツ
お風呂は毎日掃除をしていても、気がつけば床や天井にカビが! なかでもゴムパッキンはカビが生えやすく、掃除にいつも頭を悩ませているという方も多いのでは? そこでご紹介するのは、4696mono1222_shokoさんの「片栗粉」を使ったカビ掃除術です。片栗粉が掃除アイテムに? さっそく手順をみていきましょう♪
用意するものはこちら。
・片栗粉
・塩素系漂白剤
作り方は容器に片栗粉と塩素系漂白剤を同量程度入れます。分量はざっくりで大丈夫!
ペーストになるぐらいの固さになるように分量を調節しながら作ります。ペーストがゆるすぎると垂れてしまうので、しっかり密着するように固めのペーストを使ってくださいね。
カビが気になる箇所に塗って5分ほど放置。ラップをしなくてもペースト状のなった塩素系漂白剤がしっかり密着してくれます。このとき、あまり長く放置しすぎると変色やパッキンを傷めてしまう恐れがあるので、放置時間には気をつけましょう。5分経ったら洗い流します。
するとこの通り! ゴムパッキンに付着していたカビが取れてすっかりきれいに。コスパも良く、液だれもしないのでおすすめですよ♪
▼詳しいアイデアはこちら▼
部屋の中のカビも一網打尽に!
カビは水まわりだけではなく、室内にも存在しています。カビと聞くとカビ取り剤を思い浮かべますが、居住空間にお子さんやペットがいる場合、使うのをためらってしまうことも。そんなときにも便利で安心なのが、重曹です。
用意するものはこちら。
・重曹
・酢
・歯ブラシ
・サランラップ
・雑巾
すべて体にナチュラルクリーニングにぴったりのものばかりなので、室内でも安心して使うことができますね。
(1)酢を雑巾に染み込ませて、壁全体を拭く
(2)重曹の粉末に少しずつ水を入れ、ペースト状にする
(3)(2)を歯ブラシに取り壁を磨く
(4)全体的にカビが取れてきたら、また酢を含ませた雑巾で拭き取る
(5)使っていない雑巾に水を含ませ、固く絞り拭き取る
重曹が残ってしまうとまたカビの原因になるので、しっかり拭き取りましょう。仕上げは風通しを良くし、しっかり乾かしましょう。水分が残るとカビが発生してしまうので乾燥は念入りに!
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洗濯槽のカビを掃除する方法
いつも服をきれいに洗ってくれる洗濯機ですが、洗濯機自体がホコリやカビだらけだと、かえって逆効果になってしまいます。洗濯槽を徹底的にきれいに掃除する方法にチャレンジしてみました!
簡単に洗濯槽のカビを掃除してくれるのが「過炭酸ナトリウム」です。マイルドな効き目のイメージがある酸素系漂白剤の主原料で、洗濯槽を徹底的に洗浄できるスグレモノ。
洗濯槽のカビ掃除といえば塩素系の洗濯槽クリーナーが一般的すが、塩素系漂白剤ではカビは高い確率で分解されるものの、石けんかすなどは落ちにくいとのこと。さっそく過炭酸ナトリウムを使って洗濯槽をきれいにしていきましょう!
●用意するもの
・過炭酸ナトリウム
・ゴミ取りネット
過炭酸ナトリウムに力を発揮してもらうためには、冷たい水より、熱めのお風呂くらいの温度がおすすめです。具体的には何℃なのかメーカーのホームページで確認してみると「49度以下」という記載が。それぞれのメーカーや種類によっても変わるため、使用前にしっかり確認を。
お湯だけで5分回した後の洗濯槽に、過炭酸ナトリウムを入れます。そのまま粉末を投入する方法と、水で溶かしてから入れる方法があります。今回は、溶け残りの心配がなく粉末の効力を存分に発揮できる後者を選びました。過炭酸ナトリウムの量は10Lの水に100gが目安です。
15分後、浮いてきたのは、石けんカスか以前使用した塩素系洗浄剤で漂白されたカビなのか!? 白い物体が浮かんでいるのがわかります!
さらにカビ掃除の効果を確認するため、つけ置きをして見ることに。時間は8時間置いてみました。その結果がこの写真! 目に見えない洗濯槽のカビがごっそり取れているではありませんか!
その後、洗いのみで15分ほど回し、浮いてきた汚れをゴミ取りネットですくうという工程をさらに2回続け、過炭酸ナトリウム入りの水を排水。最後に洗濯機を満水で洗いから脱水まで全工程を済ませて終了です。
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エアコンのカビを掃除してきれいな空気を!
室内を快適にするはずのエアコンも、内部にカビは発生していると室内にカビを撒き散らすことに。エアコンのフレームを取り除いてみましょう。黒い斑点が付着してはいませんか? 実はそれがカビの正体。放っておくとアレルギーの原因にも繋がりかねないので、しっかりカビ掃除をしてから使用するようにしましょう!
《オキシクリーン》マスターとも言えるLIMIAインフルエンサーの__________7hm7_____さんは、フレームを取り外してオキシ漬けに。エアコンのフレームは大きいため、浴槽に浸け置きをされているのだとか。これなら浴槽もきれいになり一石二鳥ですね。一晩オキシ漬けをし、あとはしっかり乾かしましょう! カビが取れてない場所があれば、やはりカビ取り剤が手っ取り早いとのこと。
取り外しができないエアコン内部は、エアコン掃除専用クリーナーを使ってカビ掃除をします。届きにくい箇所は〔ケルヒャー〕の《スチームクリーナー》を使って高温スチームで汚れやカビを浮かせ、歯ブラシで擦するといいそうですよ!
▼詳しいアイデアはこちら▼
見落としがちな冷蔵庫のカビを掃除する方法
カビ掃除のテクニックで__________7hm7_____さんが最後にご紹介するのは、冷蔵庫の自動製氷機です。製氷機もお手入れを怠ると、カビの氷食べてることに!? 直接口に入れる氷は、安全・安心なクエン酸での洗浄がおすすめ。ただし、製氷機やタンクはクエン酸で洗うことができても、パイプ部分は取り外せませよね。そこで__________7hm7_____さんが試したのがこちら。
自動製氷機洗浄剤《氷キレイ》。食用のクエン酸が使われているので、口にする氷でも安心して使うことができますね。
使い方はいたって簡単。専用の粉末をタンクに入れて、自動製氷するのみ。行う際は付属の誤飲防止のシールをタンクに貼って下さいね!
パイプ洗浄しながら、氷が作られていきます。受け皿にできたのはかわいらしいピンクの氷。でも、食用ではないため、小さなお子さんがいる家庭は誤飲しないように十分注意しましょう。あとは透明な氷ができれば終了です。__________7hm7_____さんによると、心なしかいつもより氷が透き通っているように感じたそうですよ。
▼詳しいアイデアはこちら▼
健やかな暮らしのために、カビ掃除を習慣に!
水まわり以外にも、さまざまなところに潜むカビ。カビは生える前に掃除をすることでかなりの確率で発生を防ぐことができます。また、万が一発生した場合も早めの対処がカギ。家族の健やかな暮らしを守るためにも、カビ掃除を習慣づけするようにしましょう!
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