プロが提案!子育て家族におすすめのバルコニーづくり
3月も終わりに近づき、もうすぐ新年度がスタートする時期。入園式や入学式などの晴れ舞台を迎えると、子どもの成長の早さを実感します。あっという間に大きくなる子どもの姿を、少しでも近くで見守りたいものですね。
そんな子育てファミリーの願いを叶える暮らしのヒントは、「バルコニーの使い方」にあるのかもしれません。特に最近のマンションでは、リビングやダイニングなど、家族で過ごす時間が長い場所とバルコニーがつながっていることが多くあります。自宅にいながら一歩外に踏み出すだけで、手軽に外の自然を楽しめるバルコニー空間は、子どもたちを見守るだけでなく、感性や創造力を育てるきっかけにもなる場所です。
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今回は、インテリアコーディネーターの方に、子育てファミリーにおすすめのバルコニーのコーディネートプランをご提案いただきました。プロのアドバイスを参考にしながら、家族の絆が深まる空間づくりを楽しんでくださいね。
インテリアコーディネーターが教える!家族みんなが嬉しい3つのコーディネートプラン
お出かけしない日でも、のびのび遊べる家にしたい!
お子さまを外に連れて行きたいけれど、「公園が遠くて毎日行くのは大変…」「下の子どもがまだ小さくて、長時間の外出は厳しい」など、お出かけができない日もありますよね。そんなときは、リビングとバルコニーを一体にして、おうちにこんな遊び場をつくってみてはいかがでしょうか?
【Plan-1】ぐるぐる回れるバルコニー回遊プラン
子どもの遊具や乗り物などをバルコニーに置いて、リビングを含めた空間全体をいつも目の届く「子どもの公園」として活用するのはいかがでしょう?のびのびと遊べる空間に、子どもたちもきっと大満足。リビング中央にソファを配置すれば、そこを中心にバルコニーと室内をぐるぐる回れる小さな運動場ができあがります!お出かけできない日でも、元気いっぱいに遊べるプレールームになりますよ。
食育を大切にして、苦手な野菜も食べてほしい!
お子さまの野菜嫌いと言えば、子育てでも多いお悩みのひとつ。でも、健やかな成長のためには、一口でも食べてほしいものですね。野菜を細かく切ったり、好きな料理に混ぜたり、いろいろな方法に挑戦している方も多いのではないでしょうか。そうしたお子さまの食育を大切にされたい方に、バルコニーを使ったこんな家庭菜園プランはいかがでしょうか?
【Plan-2】菜園バルコニーではじめる食育!
子どもたちが大好きなイチゴやプチトマト、お料理に大活躍するハーブ類を思い思いに植える「菜園バルコニー」。採れたての野菜を使って親子で料理をすれば、いつもよりおいしさもアップします!野菜が苦手なお子さまも、自分で育てた野菜なら、興味を持って食べ始めるきっかけになることも。また、プランターが良く見える位置にダイニングテーブルやソファを配置すると、室内から緑豊かなバルコニーの景色を楽しむこともできますよ。
子どもが賢く育つ生活スタイル、実現できないかな?
子どもの感性や創造力を伸ばすためには、自然との触れ合いは大切です。生活や遊びの中で何かに触れたり、身近にある草花の色や形に興味を持ったり、子どもが五感を働かせる環境を与えたいですね。都会に住んでいると、頻繁に海や山へ遠出することは難しいですが、身近なバルコニーを利用して、子どもたちが自然とふれ合う機会をつくることはできます。
【Plan-3】感性と創造力を育てる白いキャンバス
光・風・音・匂いといった五感を刺激する自然を身近に感じられるバルコニー。そこに移動式のテーブルを置いて、家族の気配を感じながら、お絵描きや工作を楽しんではいかがでしょうか?真っ白なキャンバスのような空間が、子どもたちの自由な感性と創造力を育みます。また、バルコニーはリビングに近いので、親子のコミュニケーションが取りやすいのもメリットのひとつ。子どものちょっとした疑問や気づきに反応することができます。
でも、うちはここまで広いバルコニーじゃないし、きちんとコーディネートするのは難しそう、という方もいらっしゃるかもしれませんね。そんな方は、次でご紹介するワンポイントアイデアから始めてみるのはいかがでしょう?
子育てファミリーのためのバルコニー活用ワンポイントアイデア
1.ローテーブルを使ったプチ・スタディコーナー
バルコニーにローテーブルと小さめサイズのラグやチェアを置いて、プチ・スタディコーナーをつくってみましょう。大きなテーブルやチェアだと持ち運びが大変ですが、折り畳み式の軽いローテーブルやビーズクッションなどなら、片付けもラクラク。普段は室内でやることを外でやってみると、雰囲気が変わって子どもたちの集中力も増すかもしれません。
2.植物や生きものを育てる観察コーナーに
自然とふれあう空間をバルコニーにつくる場合、お子さまが好きな植物や生きものを選ぶことがポイント。また、プランターや水鉢なども一緒に選ぶことで、さらに愛着が湧くでしょう。毎朝、植物に水をあげたり、メダカにエサをあげたり。少しずつ成長する様子を観察することで、お子さまの自信や責任感を身につける効果も期待できそうです。
せっかくならバルコニータイルで、 リビングとの一体感をさらにアップ!
上手に活用することで、お子さまの健やかな成長にもつながるバルコニーづくり。しかし、バルコニーの床が汚れたままでは、なかなか活用したいというモチベーションや、外に一歩踏み出す気持ちになりにくいかもしれません。そんな気持ちを後押しするのが、バルコニータイルの魅力。
空間がきれいに整うだけでなく、室内フローリングとの一体感が生まれ、バルコニーがお子さまと一緒に楽しみたくなる空間に変わります。
みなさんも、セキスイのバルコニータイルで、お子さまがのびのび楽しめて、その成長をリビングから見守れるバルコニーづくりを始めてみませんか?
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