べたべたのシール帳状態!30年もののピアノ椅子をフレンチシャビー風にリメイク☆
今回はお友達から依頼されたリメイクをご紹介します!
子どもの頃から使っているピアノ椅子、今では二人の男の子のシール帳状態になっています。シール遊びもしなくなる年頃なのでそろそろインテリアに合う椅子にリメイクしたい、との事。
よくあるピアノ椅子を分解してペイントし座面を変えました。
ペイントで何度も失敗してしまい、工程がかなり多くなってしまいましたが、失敗しないためにも!ぜひ最後までお付き合いください(^^)
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30年以上前のピアノ椅子
今回リメイクするのはこちらのピアノ椅子。
お友達からリメイクを依頼されたものです。
その友達が子どもの頃から使っているピアノ椅子は結婚し引っ越しする時に嫁入り道具として持ってきたもので、彼女にとっていろいろな思い出のつまった大事なものです。
そして今ではピアノ椅子は子どもたちのシール帳状態…。
子どもが生まれて、シール遊びをするようになってからこのピアノ椅子だけにはシールを自由に貼っていいよ~としていたそうです。
ピアノ椅子分解
そして子育てが少し落ち着いた今、インテリアに合う椅子にリメイクしたい、とのことでリメイクすることに。
ピアノ椅子のリメイクははじめてのことですが、まずは分解してみます。
ドライバーとナットで分解しました。
30年以上使っていて一度も分解した事がないそうですが、さすがピアノ椅子は頑丈。ネジの緩みがなくしっかりと固定されていました。
シールはがし
続いてベッタリとくっついたシールをはがしていきます。
長年貼られていたシールは、爪でこすったくらいで取れるようなものではなかったので、まずはパーツクリーナーではがしてみます。
比較的年数が経っていないようなものはすんなり取れましたが、なかなか手強いものもあります。
あまりにもはがれないので、ネットで『シール はがし方』を検索。
ハンドクリームやお酢で簡単に取れる!との口コミがあったのでやってみました。
ハンドクリームは厚く塗って放置する方法、お酢はティッシュでパックし少し放置すると、するんと取れるとか。
…でもどちらもするんとは取れず、最終的に定規でゴシゴシこすったら一番良く取れました。
ミッチャクロン
すっかりキレイになりました。
かなり厚いニス仕上げされているのでこのままではペンキをはじいてしまいそうです。
ミッチャクロンをスプレーし、ペンキが定着するようにします。
アイボリーの水性塗料を塗ります。
スポンジにペンキをつけてペタペタと塗っていきます。一度塗りだと下地の色が透けてしまうので二度塗りしました。
ミッチャクロンの下地、失敗
しっかり乾かして元通り組み立てるだけ…と思った矢先、脚と脚がぶつかって見事にベローンと塗料がはがれてしまいました(*_*)
どんな素材もミッチャクロンで下地を作れば塗装できるはずのに…。残念な結果になってしまいました。
原因はよくわかりませんが、シールはがしに使ったクリームなどがふき取りきれず残っていたから??とかミッチャクロンのスプレーが甘かったとか??
何はともあれ失敗です(ToT)
サンダーでやすりがけ
サンダーを使って塗料をはがします。
さらに、サンダーをかけてニスをはがしていきます。ツルツルの表面がはがれて白っぽくなるくらいに削りました。
サンダーを念入りにかけ、このような状態になったので、下地は使わずこのままペンキを塗ってみます。
二度塗りしてこれでOKかとおそるおそるオープナーで軽くこすってみたら、意図も簡単に傷がついてしまいました。
これだと生活する上でちょっと物がぶつかって塗装がとれてしまって困ります。
マルチプライマー
再びサンダーでペンキを落とします。
最後の望み、ターナーの『マルチプライマー』を塗って下地を作ります。
そのあと三度目のペンキを塗ってみると…、無事にペンキがはがれず定着しました!
仕上げ
シャビーな雰囲気にするためにエイジングリキッドで汚し加工を施し、『水性ウレタンニス(透明クリア)』で仕上げます。
これでやっと脚のペイントが完成です。
座面リメイク
次に座面をリメイクします。
手芸店で購入したストレッチ素材のデニム生地を使います。
インディゴ染めの製品だったので、水通ししておきます。
一度水につけてから洗濯をしました。
タッカーを使ってデニム生地を座面に固定していきます。
ストレッチ素材なので扱いやすかったです。
完成!
元通りに組み立てて完成です。
デニム×アイボリーの脚の組み合わせでフレンチシャビーな椅子になりました。
失敗続きで無駄な工程がたくさんあり、作業の時間が長くかかったリメイクでしたが、依頼してくれた友達も気に入ってくれたので何よりです(^-^)
思い出がたくさんあって大切に使ってきたから捨てるという選択肢は全くない。だけど見た目はよくしたい、というものは今の状況に合わせてリメイクをすればいつまででも使えます。
物を大切に使う、という意味を改めて考えさせられるようなリメイクになりました。
捨てる前にリメイクいかがですか?(^^)
新たな発見があるかもしれませんよ♪
閲覧いただきありがとうございました☆
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