【自然素材】リノベでどう使う？どう選ぶ？＆最新トピック！

【壁】珪藻土の効果と使い方は？

たとえば、こちらのお家。
無垢材の床やクライミングウォールが映える白い壁は珪藻土仕上げです。
珪藻土はもともと、珪藻という藻の一種の化石が原材料。
吸湿性があるため、お部屋の空気を快適に保ってくれる効果があります。

こちらのお住まいでは、キッチン横のコーナーに近寄ってみると…

成長の記念にもなって、とてもいいアイデア。
家族全員や、ワンちゃんの手形も残すご家族も多いとか。

【床】木の床にはどんな種類があるの？

◆素足に気持いい！【パイン材】

床材としてはポピュラーな素材です。大きめの節でナチュラルな雰囲気は無印良品の家具などでもおなじみ。パイン無垢材は柔らかいので、素足で歩いたときに心地よく、加工がしやすいのも魅力です

◆丈夫で味わい深い【オーク（ナラ）材】

ナラ材はワインの樽にも使われている硬質の木材です。はっきりとした大ぶりの木目が美しく、塗装で表情がガラっと変わることからも人気の素材です。「大好きなアンティークの家具が似合う部屋にしたい」という希望で作られたリビング。床材はナラの無垢材です。木目の味わいを活かすため、クリアオイルで塗装しました。

マホガニーカラーの三層オーク（ナラ）を使った床です。こちらの素材は床暖房にも対応したすぐれもの。
無垢材は床暖房には向かないと言われていましたが、床暖房対応のものもあります。まずは相談してみましょう。

「大好きなパリやプロヴァンスの雰囲気を感じられる住まい」がご希望のお家。ナラ無垢材をホワイトで塗装しました。同じ素材を使っていても、インテリアによって塗装を変えることで全く違った表情になるのが分かりますね。
ナラは傷が付きにくいため、ペットの居るお家にもよく取り入れられています。

◆柔らかくて音が響きにくい【コルク】

上のワンちゃんの居るリビングの階段部分です。階段の床はコルク素材にしました。
クッション性に優れているので、階段や子ども部屋に使う方が多い素材です。

またスタイル工房では、ポルトガルから直輸入しているので、価格もリーズナブル！リビングは無垢材、ベッドルームはコルク、と使い分ける方も。
貼り方で個性たっぷりに仕上がります！
コルク樫の樹皮であるコルクは、木が生きている間に何度も（約10年に1度）収穫できることから、エコ素材でもあります。

【自然素材で暖かく】ペレットストーブ

こちらは壁や床にも自然素材がたっぷり使用されていますが、暖房も自然でエコというお家。
「ペレットストーブ」を設置しています。

ペレットストーブは、木材を小さく固めた「木質ペレット」を燃料とします。
森林の育成過程で生じる間伐材や、製材工場などから発生する樹皮、のこ屑、端材など、再生可能な資源を使っているのでとってもエコ。水分量が少なく固めてあるので燃えやすく、熱量が大きいのも特徴。吹き抜けの大空間もぽかぽか暖まります。

まとめ

最近は、快適性やインテリアだけでなく、「再生可能か」「生成過程の二酸化炭素排出量」などにも注目して、エコの視点から「自然素材」を選ぶ人が増えているようです。
家の中を自然素材で心地よくするのもステキですが、家のあるこの地球全体が快適で自然なものになるように…そんな願いが込められた家作りも素晴らしいですね。

【設計・施行】

株式会社　スタイル工房
【浜田山店】東京都杉並区成田西3-2-4 K＆3ビル1階（水定休）
【南青山店】東京都港区南青山1-17-13　大青コーポ 2F（火・水定休）
tel.0120-587-250　　　http://www.stylekoubou.com
毎週更新されるリノベーション施工実例には、実例がたくさん！
いろんな自然素材の使い方、参考にしてみてください。