その特殊塗料、どう違う？プラスターメディウムとデコボコベースを塗り比べリメイク☆

便利な特殊塗料

特殊塗料を見るとついつい買ってしまう私…。
同じような効果のは持っているけど妙に惹かれてしまいます(^-^)

使いきるまではなるべく同じようなものは買わないようにしているけれど、どうしても気になっていた『デコボコベース』がわが家に仲間入り♪
前から持っていた『プラスターメディウム』と同じような効果のある塗料なので、勝手に比較してみる事にしました！

成分を比較

プラスターメディウムの成分は、
合成樹脂(アクリル)、水、セラミックバルーン、顔料

デコボコベースの成分は、
合成樹脂(アクリル・シリコン)、水、顔料、珪藻土、防カビ剤

だいたい同じような成分ですが、聞きなれないセラミックバルーン。調べてみたら、断熱・遮熱塗料として使われている素材だそうです。
微小球のセラミックバルーンが漆喰のような質感を作ってくれるんですね～。

質感

蓋を開け、塗料をヘラですくってみると、どちらもトローンとしています。
デコボコベースはホイップクリームのようなもったり感がありほとんど流れません。
プラスターメディウムの方はやわらかくセラミックバルーンのざらざらとした質感があり、放っておくとポタポタと流れていく感じがあります。

塗り比べ

比較の為に小さな板に両方の塗料を塗り、板を立てて見ると柔らかいプラスターメディウムの方は流れていきます。
デコボコベースは塗料が流れることがなくしっかりと板についています。

続いて、レンガ造形のように形付けの比較をしてみました。
左のデコボコベースは簡単に跡がつくので、レンガ柄のような造形が簡単にできました。一方プラスターメディウムは塗料が流れやすいため造形は少し難しいです。

塗料をしっかりと乾燥させた写真です。

デコボコベースは凹凸が良く出ています。一方プラスターメディウムは凹凸はデコボコベースほど出ませんが、細かい粒子によるザラっとした感じがとても上品！

プラスチック植木鉢リメイク

それぞれの特徴がわかったので、実際にふたつの特殊塗料を使ってリメイクをしてみたいと思います。

ダイソーで買ったプラスチック製の植木鉢と受皿をリメイクします。

ミッチャクロンを塗ってから、デコボコベース、プラスターメディウムを少し厚めに塗ります。

丸一日かけて乾燥させました。

デコボコベースは荒々しい感じになり、プラスターメディウムの方は表面のざらつきが上品な雰囲気になっています。

ペイント

ベースが出来たのでペイントしていきます。
プラスターメディウムを下地に使った方にはミルクペイントforガーデンのミルクティーベージュとホワイトを使ってペイントしていきます。

ホワイトのペンキを足したりしながら、少し色の濃淡を出します。

ちょっと色が濃すぎるような部分にはホワイトを足し、所々影ができるようなイメージで塗り進めます。

こちらのデコボコベースの方はミルクペイントforガーデンのミモザイエローとクラウディブルーを植木鉢の表面で混ぜながらマーブルペイントにしていきます。

２つのプラスチック製植木鉢リメイクができました。

ポイントに手書き文字を書き入れて完成です。

デコボコベース、プラスターメディウムで下地を作っているのでペイントが際立ちます。

外に出していた観葉植物を、冬に向けて室内に入れたいので100均の観葉植物用の土を使ってリメイクした植木鉢に植え替えました。

プラスチックの鉢は素焼きのものに比べて軽量なのでプラントハンガーに入れて窓際に飾っておけるので便利です。

明るいカラーの鉢とグリーンで窓辺を飾れば、これからの季節もインドアグリーンを楽しめます。

凹凸の作り方次第で造形が簡単に作れるデコボコベース、上品な質感でそのままでも色を重ねても仕上がりが美しいプラスターメディウム、リメイクやシーンに合わせて取り入れていきたいです。

閲覧いただきありがとうございました☆