連載② なに?部屋が狭い??ならば壊してしまいましょう! 〜壁 破壊編…UR×LIMIA「DIYリノベプロジェクト」

『DIYリノベプロジェクトの舞台となるUR都市機構のDIY物件を実際に訪れ、部屋の中を見てみたら、様々な改善ポイントと課題が浮かんだ』というのが前回までのお話。スタンダードな間取りを、今風の広々した空間に生まれ変わらせたい。でもそれを実現させるには「壁」という邪魔者が我々の前に立ちはだかる。普通ならここで断念するところ。さあ、どうする、プロジェクトメンバー達!どうなる、「DIYリノベプロジェクト」!!

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邪魔ならば 壊してしまえ 部屋の壁

まずはじめに、「DIYリノベプロジェクト」の舞台となるURマンションの1室を見た時、感じたこと。
「壁が空間を狭く感じさせている」
ということ。

壁よ……、なんて邪魔なんだ。

そんなことを考えていると、脳裏にとある言葉が浮かんできた。

歴史の中で、天下統一に関わった3人の人物、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康。
戦国の世において、三大英雄ですね。
この3人の異なる性格を表した、有名な俳句がある。

・織田信長…鳴かぬなら殺してしまえほととぎす

・豊臣秀吉…鳴かぬなら鳴かしてみせようほととぎす

・徳川家康…鳴かぬなら鳴くまで待とうほととぎす

上の3句は、ホトトギスの鳴き声を聞きたい時、それぞれがどういう方法で対処するかを想像して作られたもの。


そう、オシャレな部屋に生まれ変わらせる為にはまず、この壁をなんとかしなければならない。
今、目の前に立ちはだかるDIYリノベの敵「壁」は例えるならば「ホトトギス」。
どう対処するかで、完成への道に大きく関わる。

信長さんのように乱暴なのは好まないし
かといって、家康さんのように待つのもイヤ。

我々、「DIYリノベプロジェクト」チームが導き出した答えは、こうだ。
「邪魔ならば 壊してしまえ 部屋の壁」

豊臣秀吉方式で、壁、壊します!!!

swaroさんとruntenさんもやる気満々です♬

やる気満々な2人を全力でサポートするペニー氏。
天真爛漫な2人に振り回されて、「壁を壊す」という大仕事の前からすでに体力を奪われていますが……(汗)
だ、大丈夫でしょうか?

「自らの手で壁を壊す」なんて行為は滅多に無い経験なので、壁を壊す前にこのプロジェクトの記念として壁画を描いてくれたswaroさん。

描いたのは、「DIYリノベプロジェクト」のメインメンバーたち。
見よ、この似顔絵クオリティー。
完成度 高すぎ。

壁画を眺めつつ、そこにいた誰もが思った事。

心の声(壊すのがもったいない……。)

※本企画は「UR・DIY住宅」で行っており、所定の申請手続きを行った後、壁の撤去を行っています。他の住戸やDIY住宅においても申請手続き等なしで壁の撤去等を行うことはできません。

壁壊しに大活躍!デュアルソー ダブルカッターを装備せよ!

まずは、バールで壁を破壊していきます。
石膏ボード部分はバールをテコの原理で動かしていけば、ベリベリと破壊できます。

ほう、なかなか順調じゃないか。
壁壊しって難易度高いよとか、みんな大袈裟なんだから。

なーんて思ったのもつかの間。

「硬くて、無理(涙目)」

さすが、壁。
頑丈です。
場所によってはしっかりとした木材が姿を表します。

防音性や断熱性、耐火性も求められる壁は、簡単に壊せるシロモノではないのです。

でも大丈夫。
我々には、強い味方がいるのである。

デュアルソー ダブルカッター!!!!!!
効果音:(テッテレー)


「デュアルソー ダブルカッター」とは、逆回転する2枚刃が、木材から金属まで刃を替えずにズバッと切断してくれる、切れ味豪快なパワフル電動ノコギリのこと。
これさえあれば、木材・プラスチックはもちろんのこと、頑固な硬さの鉄やアルミだってビシバシ切断できるのだ!!
これ1台で、さまざまな素材をスピーディに、且つキレイにカット可能♬
おうちでDIYする時にも重宝するアイテムなのです。

ちなみに手前の小さいタイプが“デュアルソー ダブルカッター”、
奥に写る大きいものが、“デュアルソーデストロイヤー”です。
それぞれ、歯の大きさが違うので切幅が違います。
カットしたい場所にあわせて使い分け出来るのも便利ですよね。

パワフルな威力でありながらコンパクトで軽く、スイッチポンで簡単に作動させる事ができるから、機械が苦手な方やか弱い女性でも簡単に使いこなせるのも魅力的。

可動式の安全ガードがあるので、必要な時だけしか刃が出ない安心構造。
でも念には念を。安全重視の私たち。
工具を使う際は滑り止め付き軍手をはめましょう。
思いがけず何かが飛んでくる可能性も否め無いので、ゴーグルも装備すれば完璧です。

素材の真ん中から切れ込みを入れたり、切りながら動かしやすいから、自分の切り始めたいところから自由にスタート。
ペニー氏も「とりあえずここから切ってみよう」的な感覚で切り込みを入れていく、というお気楽感。
二枚刃が逆回転して切れ味がスムーズなので、ノコギリでよく経験する跳ね返りも軽減してくれる!
とペニーさんも感動。

「木材、取ったど━━━━━━━━━!!!!」
と、作業メンバーも感動。

次々に壁の表面が破壊され、頑丈な柱がむき出しになっていく室内。
そんな時こそ、デュアルソー ダブルカッターマン・ペニーの出番です。

切り口は真っすぐで正確なので、縦横自由自在。
壊して壊して、壊しまくります。

壁があった部分(画像のくぼんでいるところ)には、壁を支える為のボルトが下から上に向かって刺さっていて、その長さは床よりも突き出ています。
そのままにしていては、踏んだら大怪我です。
でも大丈夫。デュアルソーカッターがあればサクッと解決☆
硬いボルトも楽々カットできちゃいます♬

ほら、溝の中に転がるボルトが見えますでしょうか?

こんなに酷使しても、タフな切れ味を保ってくれるのは、2枚の刃が炭化タングステン製の硬い金属だから。
よって、このようにいろいろな場所で使っても大丈夫。
それに、切りたい素材や使う場所に合わせて刃を変える必要がないので、替え刃の費用も刃交換の手間も大幅に節約できて、最高!

ありがとう、デュアルソー ダブルカッター。
ありがとう、デュアルソー デストロイヤー。
ありがとう、デュアルソーマン・ペニー。

一方、女性チームは……

つい、デュアルソー ダブルカッターマンに気を取られてしまいました。
女性チームのほうは、どんな感じ?
と見に行ってみると。

バール持ってはしゃぐswaroさん。
なんて楽しそうなんだ。

runtenさんも……何をしているんですか(汗)
それ、バットじゃないですから。

とはいえ、このお二方。
遊んじゃってるわけではございません。
ご覧ください、壁に立ち向かうこの勇姿。

こうしてちゃんと、真面目に、壁の破壊に勤しみます。

壁の破壊に勤し……み……。

……結果。
「牢屋ごっこ」をするっていう。

こ ら❤︎

よし。
いったんここで、男性チームに戻りましょう。

ブレードをつけたブラックアンドデッカーの電動工具。
こうしてあらかじめ切断して、ガイドラインを作っておくと、破壊しやすい。

柱・間柱をテキパキとカットして……。

軽量鉄骨も取り除きます。
一言で「壁」と言っても、いろいろな素材が使われているのです。

一方、女性チームは……(再び)

キッチンに居ました。
どうやら、和室から押し迫った押入れ部分が気になる様子。

「邪魔なものは、壊してしまえばいいのよ♬」
って、手にバール持ちながら可愛い顔で言われても……。

打ち込まれたビスを取り去ったり、

ベニヤを剥がしたり……。

グイーッとね、グイーッと。

「女の子だって、やればできるもん!」的な背中が可愛い。
3人を後ろから眺めつつ、ホコリ舞う中のんきに撮影する私なのでした。

壁の凹凸面はパテで解決!!

邪魔だった壁を壊したら壊したで、気になる点が新たに出てくる。
部屋を区切る壁が接していた部分が、壁を壊したことで露わになり、気になる……。

壁の境目に、このままの状態で上からペンキを塗ったら表面がフラットな仕上がりにならないので、パテで埋めていきましょう。

ぺたぺた。

この手間を惜しまずに行うことで、美しい仕上がりへと繋がるのです。

こうしてパテを塗り終わったら、1日半乾かし、サンダーで表面を平らにならしたら、完了☆

ルンテンさんのお掃除ルンルン♬

予想通りですが、壁を破壊すると部屋中にかなりのホコリや粉塵が舞います。
お掃除戦隊☆ルンテンの出番です。

張り切ってほうきとちりとりで掃除するruntenさん。
この粉塵の量に対し、一本のほうきとちりとりで挑むruntenさん……。

果てしない。

そんな地道に頑張るruntenさんを横目に、文明の力を颯爽と取り出すペニー氏。

スイークルふきとりクリーナー!!!!!!
効果音:(テッテレー)

吸い取り、拭き取りこれ一本。
スイークルふきとりクリーナーでスイー〜っとね♬

これ、床のゴミを吸い取りながら拭き掃除もできてしまうという画期的な掃除機なのです。
床掃除って大変だし、かがんで拭く姿勢って腰にも辛い……。
そんな時、スイークルがあれば、楽しくお掃除が出来ちゃいます☆
重さも1.35キロと軽いので、女性が持ち運ぶのも楽々♬

フローリングだけでなく、畳やカーペットもそのまま使えるなんて素敵です。


そんなわけで、便利なのはわかりましたから、runtenさんのほうきと交換してあげてください。

こうして、無謀とも思われた壁破壊も無事に終了。
でも、「DIYリノベプロジェクト」の本番は、まだまだこれから。

次なる作業は何でしょう?
お楽しみに☆

Text:平井 綾(ayataso)
Photo:LIMIA編集部

to be continued........。

☆「UR×LIMIA DIYリノベプロジェクト」協賛企業☆

協賛企業一覧(五十音順)
・株式会社オークローンマーケティング(ショップジャパン)
・株式会社秀和建工
・シンコールインテリア株式会社
・立川ブラインド工業株式会社
・株式会社ハンディ・クラウン
・株式会社ビビッドヴアン
・フクビ化学工業株式会社
・平安伸銅工業株式会社(ラブリコ)
・ポップリベット・ファスナー株式会社(ブラック・アンド・デッカー)
・株式会社ラドンナ
・リンナイ株式会社

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