2階の窓も簡単にピカピカ!掃除グッズや手順を詳しくご紹介します。
「窓掃除を徹底的にやりたい!」という方必見の掃除方法を解説。網戸や窓ガラスをキレイにするコツや2階の窓や特殊な窓を掃除する方法を紹介します。窓拭き掃除は年末の大掃除のなかでも面倒な作業。やり方をマスターして窓をピカピカにしましょう!
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寒い年末は避けたい窓掃除……おすすめの季節は??
窓の掃除といえば、年末の大掃除をイメージする人も多いのではないでしょうか。しかし、忙しい年の瀬。掃除をしたい箇所は窓以外にも、キッチン周り、玄関、洗面所、洗濯機……などたくさんありますよね。また、寒さの厳しい時期に水を使う窓掃除はつらいもの。
そんな窓掃除は、寒さがやわらぐ春先がぴったりです。
今回は、新聞紙やフロアワイパーなど家庭にあるものや、100均のアイテムなど身近な道具を使って、すみずみまで窓を掃除する方法を紹介します。普段は目の届かないところまでピカピカにして、気持ち良く新年度を迎えましょう!
どうして窓は汚れるの?
いつの間にか汚れてくる窓。ガラス部分だけではなく、窓枠、サッシも同様です。
では、どうやって窓は汚れるのでしょうか。内側と外側で異なる、窓が汚れる原因を見ていきましょう。汚れの種類によっては掃除の仕方も変わってくるので、汚れの原因をきちんと把握してからはじめてくださいね!
窓の内側の汚れ
窓の内側の汚れの原因は、手垢や油、結露です。窓の開け閉めの際に付く皮脂や台所からくる油を含んだ水蒸気などが窓に付き、そこへホコリが吸着。さらに、気温差でできる結露が発生と蒸発を繰り返し、水垢やカビの原因となります。
窓の外側の汚れ
窓の外側の汚れは空気中のゴミや砂、土などが原因です。風や雨で舞い上がり、窓ガラスに付いてしまいます。風に流されてやってくる花粉や黄砂も汚れの原因に。さらに、排気ガスやタバコの煙、雨水なども汚れとして窓に付着するため、こまめに掃除することがガラスのキレイさを保つ秘訣になります。
段取り上手が掃除上手の第一歩! 掃除をする前の注意点
窓の汚れの原因が分かったら、次にチェックしてほしいポイントと注意点は、「掃除を行う日の天気」と「使う洗剤」「掃除するときの服装」です。効率よく掃除を進めるためにも、これらのポイントと注意点を確認しておきましょう。
窓掃除は曇りの日がおすすめ!
窓の掃除は、汚れや拭きムラが確認しやすい曇りの日がおすすめです。また朝や夕方も掃除しやすいですよ。晴れの日や、気温が高い日中は乾燥しやすく拭きあとが残ってしまいます。掃除をする日の天気や、時間帯にも注意してみてくださいね。
窓掃除に使う洗剤の種類は?
窓ガラス専用の洗剤もありますが、お肌の弱い方や、小さいお子さまやペットがいるご家庭の場合は、中性洗剤や重曹の使用をおすすめします。
また、網戸やサッシのフレームには、アルミやステンレスが使用されている場合も。酸性やアルカリ性、塩素系の洗剤はサビや腐食の原因になりますので、洗剤は中性のものを使うようにしましょう。
窓を掃除する順番とは?
窓を掃除するとき、ついガラス部分からやりがちではないでしょうか?じつは、網戸を掃除する前に窓ガラスを掃除すると、せっかくキレイにした窓の外側に網戸のホコリや汚れが付いてしまうのです。
網戸、窓枠・サッシ、窓ガラスの順番で掃除を進めるのがおすすめです♪
ここからはこの掃除手順に沿って、必要なものや掃除方法をご紹介します!
1. 網戸
用意するもの
・フロアワイパー
・ウェットタイプのフロアワイパー用シート
網戸を外したり、高さがあって届きにくかったりと大変なことも多い網戸掃除。そんなときにおすすめなのが、フロアワイパーとウェットタイプのフロアワイパー用シートです。大掃除のときに限らず、網戸の汚れが気になるときに手軽に掃除ができるのでおすすめですよ。
掃除手順
網戸はフロアワイパーを使います。「汚れが少ない部屋側→汚れの多い外側」という順番で拭きましょう。網戸は格子状なので縦、横、斜めといろいろな角度で拭くとホコリが取れやすいですよ。
また、フロアワイパーの持ち手は長いままでも掃除はできますが、短い方が扱いやすいです。
網戸のふちにもホコリがついているので、忘れないように掃除してくださいね。掃除機用すきまノズルで、掻き出した汚れを吸い取ります。拭き取る必要のある土や水垢などの汚れは窓ガラスを掃除する時に一緒に仕上げましょう。
2. 窓枠・サッシ
用意するもの
・掃除機
・掃除機用すきまノズル
・歯ブラシ
・割り箸
・つまようじ
・使わなくなった布
・輪ゴム
窓のサッシ掃除には掃除機を使うのがおすすめです。すきま用ノズルでサッシのゴミやホコリを吸い取ってから拭いていくと、キレイに掃除できますよ。
掃除手順
サッシの掃除
サッシは、乾いた布や雑巾などで溜まった髪の毛やホコリをサッと取り除いたあとに、歯ブラシで汚れを掻き出します。歯ブラシで取れない細かい汚れには、爪楊枝を使うのがおすすめです!
最後に、掻き出した汚れを掃除機で吸い取ります。
網戸のふちにもホコリがついていますので、忘れないように掃除しましょう。掃除機用すきまノズルで、掻き出した汚れを吸い取ります。歯ブラシや掃除機では取れなかった細かい汚れは爪楊枝を使って取り除きましょう。
ただし、掃除機を使うときに窓を開けるのはNG。掃除後に換気のために窓を開けましょう。
窓枠掃除
窓枠は薄めた中性洗剤と雑巾で拭いたあと、さらに水拭きをします。しかし、取れない頑固な黒カビもありますよね。「窓枠をキレイにしたいけど、塩素系漂白剤をあまり使いたくないな」と思う方は、クエン酸と重曹を使って汚れを落とすのもおすすめです。
窓枠の掃除を始める前に、まずはスプレーボトルに水200ccとクエン酸小さじ1杯をいれてクエン酸水を作っておきましょう。黒カビが気になるところにたっぷりと重曹を振りかけ、その上からスプレーします。この炭酸の発砲が頑固な汚れを落としてくれます。黒カビや汚れが浮いてきたら、雑巾でよく水拭きをしてくださいね。
3. 窓ガラス
用意するもの
・ゴム手袋
・バケツ
・スポンジ
・雑巾または新聞紙
・マイクロファイバー製クロス
・中性洗剤または重曹
・スプレーボトル
・新聞紙またはレジャーシート
新聞紙は床が汚れないようにする役割のほかに、雑巾代わりとしても活躍します。窓掃除を始める前は少し多めに新聞紙を残しておきましょう。
準備した中性洗剤はそのままでは使用しません。水を入れたスプレーボトルに数滴たらして、あらかじめ薄めておきましょう。
また、こちらは重曹でも代用できます。作り方は、水250ccに重曹大さじ1杯をスプレーボトルに入れてよく溶かして混ぜ合わせれば完成です。ぜひ試してみてください!
掃除手順
まず窓ガラスの掃除をはじめる前に、床が汚れないように使う道具を新聞紙の上に並べておきましょう。新聞紙がない場合はレジャーシートや広げたゴミ袋など、ビニール製のシートで代用してくださいね。掃除のしやすい環境を作って効率よく窓掃除をしましょう。
まずは、水で濡らしたスポンジに洗剤を含ませて、窓を拭いていきます。直接窓にスプレーをしないところがポイントです。洗剤を直接スプレーしてしまうと、窓に液ダレがスジとして残り、ムラになってしまいます。
また窓を拭く際は、より汚れている外側から掃除しましょう。内側の方が汚れが目立つ……という場合は内側から行ってください。汚れている方から掃除することで、反対側の窓の汚れや拭きムラを確認しやすいですよ。
次に、水で濡らした雑巾で洗剤を拭き取っていきます。洗剤を、雑巾で上から下へと流すようなイメージで拭きとっていくとムラになるのを防いでくれます。乾くと汚れがこびりついて拭き取りにくくなってしまうので、窓ガラスは1枚ずつ仕上げていきましょう。
また、新聞紙で代用もOK。新聞紙のインク油はツヤ出しもしてくれますよ♪
仕上げに、マイクロファイバー製のクロスで乾拭きしていきます。マイクロファイバーは吸水性が高く、細かい汚れやホコリをしっかりキャッチしてくれるのでおすすめです。マイクロファイバー製のクロスがない場合は、雑巾でも代用できます。窓のふちに沿って、コの字型に上から下へとしっかり水分を拭き取っていきましょう。
最後に、サッシに溜まった水を拭き取りましょう。
その際に便利なグッズを1つ紹介します。作り方は、割り箸に使わなくなった布をくるくる巻き付けて、輪ゴムで固定するだけ。これでサッシの隅の汚れを一気に掻き出します。布の代わりにキッチンペーパーやウェットタイプのフロアワイパー用シートでも代用できますよ。
このアイテムを使って両面をキレイにしたら窓掃除は完了です。
掃除しにくい2階の窓の掃除方法
1階の窓はキレイになったものの、掃除がしにくい2階の窓が残っている……という方はちょっとしたコツをおさえて2階の窓もキレイにしましょう! 手の届きにくい2階の窓掃除に役に立つのがフロアワイパーです。1階の窓掃除同様、雑巾で汚れを拭いてから、乾拭きする流れで行います。
高いところは十分に力を加えて拭くことが難しく、洗剤のすじが残ったり、拭きムラになったりしやすいです。手の届きにくい場所は中性洗剤を使わず、水拭きのみがおすすめですよ。
まずは、濡らした雑巾をフロアワイパーに取り付けて窓を拭いていきます。
次に、フロアワイパーにマイクロファイバー製のクロスを付け替え、乾拭きをしましょう。クロスが濡れてきたら、乾いているものに交換してください。
2階の窓拭きをするときは、身を乗り出し過ぎないように気を付けましょう!
【応用編】特殊な窓の掃除方法
格子付き窓の掃除方法
窓格子が付いていると掃除しづらいですよね。面格子とは、防犯や装飾のために窓に取り付けられた格子状のもの。面格子は、ハタキがけや乾いた布で乾拭きをしてホコリを払いましょう。面格子にガタつきがあるときは危険なので、無理に掃除せず業者に連絡してくださいね。
網戸の掃除は、面格子の間から掃除機のブラシ付きノズルを入れて行います。年に1度は取り外してしっかり掃除しましょう。
格子入り窓の掃除方法
格子入り窓は、格子の形状に合わせて細かく掃除しているとかなり手間がかかってしまいます。先ほど紹介した窓ガラスの掃除方法と同様に、全体的に掃除するとラクにお掃除できますよ♪
出窓の掃除方法
出窓も掃除しにくい場所のひとつ。脚立やはしごを使って掃除してもいいですが、2階の窓と同様、高いところまで伸ばせる窓ふきワイパーを使えば、ラクにお掃除できますよ♪
出窓は拭きムラが目立つ箇所なので、しっかり掃除しましょう。
【覚えておきたい豆知識】窓ガラスを汚れにくくする技
せっかくキレイにした窓ガラス。どうせなら、日頃から汚れが付きにくいようにしたいですよね!ポイントを押さえて、毎年行う窓掃除をちょっとでもラクな作業にしましょう。
結露対策
結露はカビや汚れの原因になるので、こまめに拭き取りましょう。24時間回したり、除湿器を使ったりして、部屋の中の余分な水分を逃がすことも大切です。窓ガラスに貼って使う結露を防いでくれるシートや、結露を取るワイパーなど市販のグッズもたくさんあるので、活用してみてくださいね。
窓掃除ロボットなら自動でピカピカに
最近は窓掃除ロボットがあることをご存知ですか?窓掃除が苦手な方は、ロボットの力を借りてキレイにするのもおすすめです。
こちらの「窓掃除ロボット ウインドウメイト RTシリーズ」は、ボタンをひとつ押すだけで窓を自動で掃除してくれます。あれこれ道具をそろえる必要がないのでラクですよね♪
窓を掃除して、しっかり日差しを取り入れよう!
窓がキレイになると、いつもの部屋がパッと明るくなり、より居心地よくなります。家族みんなが快適に過ごすためにも、いつもキレイな窓を心掛けたいですね。
窓ガラスや網戸、サッシをピカピカにして、日差しが気持ちよく感じられる部屋を目指しましょう!
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