オキシクリーンを活用した洗濯方法を紹介！つけ置きや洗濯槽洗浄の仕方も

オキシクリーンはガンコ汚れの洗濯にぴったり！

『オキシクリーン』とは、アメリカで生まれた、酸素系漂白剤です。もともとは洗濯用のアイテムとして開発されましたが、日本では便利な掃除用品として広がりました。近頃は『コストコ』や薬局でも手に入るようになり、新たな掃除グッズとして定着しています。

普段の洗濯ではなかなか落ちないガンコな汚れが、オキシクリーンの得意分野です。汗による黄ばみや食べこぼし、血液などの落ちにくい汚れを、スッキリ落とすのにぴったりなんです♪

オキシクリーンで洗濯できる衣類は？

オキシクリーンは、普段洗濯機で洗濯している衣類のほとんどに使うことができます。 Tシャツ、下着、靴下、タオル、運動靴、ぬいぐるみ、綿、ポリエステル製品などには使うことが可能です。

ただし、動物性繊維でできた衣類には、刺激が強すぎるので使用できません。また、色が濃いものは色落ちしてしまうおそれも。使用したい場合には必ず洗濯表示を確認してから、使用してくださいね。

【基本編】オキシクリーンを使った洗濯方法3ステップ

ここでは、オキシクリーンを使った基本の洗濯方法を紹介します。

手順

用意するのは、オキシクリーンと水のみです。実際の手順を見てみましょう。

1. 洗濯物を入れる

普段通りに、洗濯物を洗濯機に入れます。洗濯物の量が多すぎると、汚れが落ちにくくなってしまうので注意しましょう。

2. オキシクリーンを水で溶かす

付属のスプーンで、オキシクリーンをすくい、オキシクリーンが溶けきる程度の水で溶かします。こうすることで、洗濯槽にオキシクリーンが溶け残りとして溜まってしまうのを防ぎます。

このとき、ほかの漂白剤とオキシクリーンを混ぜるのは危険です。絶対にやらないようにしてくださいね。

3. 普段通り洗濯する

溶けたオキシクリーンを、洗濯機の中に投入します。そのあとは、普段通りのコースで洗濯すれば作業終了です。

【応用編】ガンコな汚れは「オキシ漬け」

汚れがこびりついた衣服は、オキシクリーンを使ってつけ置きすると落ちる場合があります。やり方はとっても簡単です。

桶に40～60℃のお湯を貼り、キャップ1杯のオキシクリーンを入れます。粉が完全に溶けるまで混ぜたら、汚れた衣類を浸けましょう。

あとは、6時間以内を目安に待つのみ。汗や皮脂による黒ずみ汚れや黄ばみ汚れが目立つ、小学校の体操着やユニフォームなどに向いている洗濯方法です♪

オキシクリーンを使う際に気をつけたいのは水温と量

オキシクリーンを使うときに気をつけたいのが、溶かす水の温度とオキシクリーンの量。

オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムは、水に溶けて酸素が分解する際の酸化力で、シミや汚れを分解します。酸化による化学反応が1番効率の良い温度は、水温40〜50℃。洗濯機にオキシクリーンを投入する際には、40℃程度のお湯で洗濯してみましょう。

また、オキシクリーンは強力な漂白剤です。洗濯物の量に対してオキシクリーンの量が多すぎると、衣類の色落ちや繊維を傷めてしまう原因になりかねません。初めて使う場合には少量から始め、汚れの落ち具合が感覚として掴めてきたらば汚れの具合によって量を調節しましょう。

実はたくさん種類が！特徴に合わせてオキシクリーンを選ぼう

オキシクリーンには、実はさまざまな種類があるのを知っていますか？　ここでは、ネットで購入できる商品の中からおすすめ商品をピックアップしました。

アメリカ製のオキシクリーン

原産国がアメリカの、大容量パックです。漂白成分にプラスして、洗剤成分が配合されています。5.26kgと大容量なので、洗濯だけではなくキッチンやお風呂場など、容量を気にせずたくさん使いたいという方におすすめです。

日本製のオキシクリーン

オキシクリーンの、日本オリジナル版です。日本版のオキシクリーンは、過酸化ナトリウムと補助剤のみでできているシンプルな構成で、添加物がないのが特徴です。

香料が入っていないので、お部屋の臭いと混ざってストレスに感じるなんてことも防げますよ。

オキシクリーンEX

『オキシクリーンEX』は、使いやすいフタつきパッケージが人気の商品です。コンパクトなサイズなので、キッチンやシンクなどの限られたスペースでも置きやすいのが特徴です。

「気になっていたので、試しに少量で試してみたい……」という初心者の方にもおすすめの商品ですよ。

オキシクリーン マックスフォース

こちらはワインのシミや汗の黄ばみなどの部分汚れに役立つ、オキシクリーン。こちらはスプレータイプなので、簡単に汚れの対処ができるのがおすすめのポイントです。

さわやかな香り付きで、1本でシミ抜きと芳香の効果が得られる優れもの。手軽さを求める方はこちらを購入してみてはいかがでしょうか。

オキシクリーンは洗濯槽洗浄にも使える！

洗濯に便利なオキシクリーンは、実は洗濯槽洗浄にも大活躍！

実際に、ドラム式の洗濯機でオキシクリーンを活用し掃除した記事をLIMIAでは紹介しています。詳しいやり方は記事の中に記載があります。気になった方は、参考にしてくださいね。

※ステンレス槽（金属）は変色する可能性があるのでご注意ください。

▽LIMIA 暮らしのお役立ち情報部の記事をチェックする

まとめ

今回はオキシクリーンを使った洗濯方法について紹介しました。いつもの洗濯にプラスするだけで、今まで取れにくかった汚れが簡単に落ちる、画期的なアイテムです。オキシクリーンを使って、洗濯を快適にしましょう。

※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果（2020年2月）に基づいたものです。

※一部の画像はイメージです。

※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。