部屋干しは扇風機を使うと電気代節約になる!?効果的な使い方を伝授!
部屋干しは、洗濯物が乾きにくかったり、生乾きのいやな臭いに悩まされたりしますよね。そんな部屋干しの悩みを解決するのが扇風機! 実は、多くの方は利用している浴室乾燥機よりも、素晴らしいメリットがあるんです。その内容と、扇風機の効果的な使い方も紹介します。ぜひお試しください♪
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扇風機を使うメリット
「部屋干しすると、毎回イヤな臭いが部屋中に漂う......」という悩みを抱えている人も多いのではないでしょうか。
部屋干しをするときは、扇風機の風を洗濯物に送るといいといわれています。ではなぜ、部屋干しに扇風機が活用できるのか、詳しく見ていきましょう!
電気代が安い
扇風機を使えば、電気代を安く済ませることも可能です。
【1回あたりの電気代】
●洗濯乾燥機:約60円(1850Wで3時間使用の場合)
●浴室乾燥機:約100円(1250Wで3時間使用の場合)
●扇風機:約3円(43Wで3時間使用の場合)
とくに浴室乾燥機は電気代が高く、ドライヤーを付けっ放しにしているのと同じようなもの。浴室乾燥を使うと電気代が高くなってしまうのです。
一方、扇風機の場合は3時間で3円以下のため、お財布にもやさしいですね。扇風機を稼働させている時間も2~3時間程度なので、さほど気にする必要もありません。
天気の悪い日が数日続いた場合でも、電気代を気にすることなく手軽に使えますよ♪
自然乾燥に比べて乾きが早い
部屋干しをしている最中に、扇風機を回すことで得られるメリットは「洗濯物が早く乾く」ことです。
何もせずにただ干す場合に比べて、3倍ほど早く乾くといわれています。とくに湿気の多い、梅雨の時期でも2〜3時間程度で乾かせますよ♪
生乾きの臭いがしにくい
洗濯物が早く乾くことで、雑菌の増殖を防ぐことができます。部屋干しのイヤな臭いも、扇風機を活用するのがおすすめですよ。
部屋干し特有のイヤな臭いがつかなければ、洗濯物を洗い直す手間もなくなりますよ♪
部屋干しで扇風機の働きを高める洗濯物の干し方のポイント
ここからは扇風機の働きを高める洗濯物の干し方を解説します。ちょっとしたコツを押さえれば、部屋干しでも洗濯物が乾きやすくなります。扇風機を使った効率のいい干し方を知って、カラッとした仕上がりを目指しましょう♪
洗濯物同士の間を開けて干す
洗濯物を早く乾かすには、洗濯物に風を当てることが大切。洗濯物同士の間隔が狭いと洗濯物に風が当たらず、乾きにくくなってしまいます。できるだけ洗濯物の間隔を広くするように心がけましょう。洗濯物同士の間隔を広くすることで、風があたり乾きやすくなりますよ。
生地が厚手のものと薄手のものを交互に干す
厚手の洗濯物と薄手の洗濯物は交互に干しましょう。また、長いものと短いものを交互に干すのも◎。そうすると洗濯物同士の隙間ができるため、洗濯物が乾きやすくなります。
筒状に干す
パンツやスカートなどの衣類は筒状に干しましょう。そうすることで、衣類の内側に風があたるため早く乾きます。布が重ならないように干すのが早く乾かすコツですよ。
布が重ならないように干す
フードつきのものはフード部分が重なってしまうため乾きにくいですよね。フードが重なってしまうものは、ハンガーを2本使ったり、洗濯バサミを使ったりして布が重なるのを防ぎましょう。
裏返しにして干す
服の裏側にある縫い目は、布が重なっておりもっとも乾きにくい部分です。そんな乾きにくい縫い目を乾かすためには、衣類を裏返して干しましょう。裏返して干すことで、縫い目の部分も早く乾かせますよ。
部屋干しの扇風機の使い方
部屋干しをしながら、扇風機をうまく活用する方法を詳しく解説します。
正しく使えば干す時間が短くなり、効率よく洗濯物を乾かせますよ♪
空気の流れをつくる
部屋干しで扇風機を回す場合は、空気の通りを意識して使いましょう。
まず、物干し竿に洗濯物を干すときは、洗濯物同士の間隔を15cmほど離すようにしましょう。洗濯物が干してある真横から扇風機を回して、1mほど距離をあけてください。
洗濯物同士の間隔がある程度あいていれば、風通しもよくなり、乾きやすくなりますよ♪
また、1度に干す洗濯物の量を減らすことで、空気の通りもよくなり、乾かす時間も短縮できます。干す量が多すぎる場合は、調整してみてもいいですね。
強さは強でなくてもOK
扇風機を回す場合、風量の強さは、必ずしも「強」である必要はありません。
1番強い風を長い時間、洗濯物にあててしまうと物干し竿から落ちる可能性もあるので、注意しましょう。
また、洗濯物は早く乾いたものから順次取り込みます。こうすることで部屋の風通しがよくなり、短い時間で全体を乾かせますよ♪
扇風機の他にも部屋干しに役立つ家電
扇風機のほかにも、部屋干しに使える家電がいくつかあります。ほとんどの家庭においてある家電ばかりなので、それぞれの特徴を踏まえて紹介します。
扇風機と同様に風を送りながら、素早く乾燥させられるので、ぜひチェックしていきましょう!
エアコンで温度を20度に
部屋干しで素早く洗濯物を乾かすには「エアコン」の風も使ってみましょう!
エアコンの設定は「除湿モード」または「冷房モード」のどちらでも可能ですが、設定温度は20度を維持して、風を送るといいでしょう。
エアコンの場合、最初は1部分が乾いていき、徐々に洗濯物全体へ広がり、乾燥していきます。少しでも早く乾かしたい人は、扇風機と一緒に併用するのがおすすめです。
サーキュレーター
扇風機よりもさらに強力な風をスポット的に送れる家電を「サーキュレーター」といいます。
通常、夏にエアコンの冷房を使うと冷気が足元にたまりやすくなります。一方、冬に暖房を使うと、天井に暖かい空気がたまりやすいです。
こうした、現象を解消するのがサーキュレーターの役割でもあります。上下の首振り機能は上向き90度まで可能なので、室内の空気を循環させられるのです。さらに、サーキュレーターの場合、左右の首振りも柔軟に動かせます。
そのため、洗濯物に直接、強めの風をあてることができ、早く乾燥できるのです。
除湿機で素早く乾燥
電気代を抑えながら、洗濯物を素早く乾燥できる家電として「除湿機」も人気を集めています。
除湿機の吹出口から出る「送風」を利用することで、乾燥を促す仕組みです。
また、除湿機の風によって飛ばされた空気中の水分をとりのぞいてくれるため、部屋の湿気を抑えながら洗濯物を乾燥させます。
除湿機は高い位置にある洗濯物や低い位置にある洗濯物に対しても、きちんと風を送ることができ、すべての洗濯物を均等に乾かせる特徴もあるので、おすすめです。
扇風機を活用して部屋干しを
天気の悪い日は、ただでさえ湿気が多いですよね。そんな中で、部屋干しをしたら部屋中湿気でジメジメしてしまいます。
今回ご紹介した扇風機をうまく活用すれば、洗濯物を早く乾かせるうえに、イヤな臭いも和らげることができますよ。
電気代を抑えながら、効率よく部屋干し対策を行ってみてくださいね!
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