『パンプス』は洗える!嫌〜なニオイや汚れを落とす洗い方を紹介

長時間履いたパンプスは、雑菌や汗で強烈なにおいを発することがあります。他人にも不快な思いをさせるので、定期的な洗濯で清潔な状態を保ちましょう。

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パンプスがにおう原因

汗や角質がたまりやすいから

パンプスのにおいは「足裏の汗」や「角質」が原因です。

基本的に、足裏の汗そのものは臭いません。しかし、足裏は靴や靴下で蒸れやすく、皮膚の常在菌(バクテリア)の働きにより臭いを発するようになるのです。

常在菌は主に表皮から角質層内に存在しており、とくに古い角質は菌の格好の住処であり、餌ともいえるでしょう。

バクテリアが繁殖しているから

バクテリアは、角質や汗に含まれるタンパク質やアミノ酸などを餌にして増殖します。菌そのものはにおいませんが、餌を分解した際に発生する物質が嫌なにおいを放つのです。

もし、パンプスの中から悪臭がしてきたら、バクテリアがどんどん繁殖していると考えましょう。

パンプスの中は菌とにおい成分が充満しています。足を清潔にするだけでなく、パンプスの定期的な洗濯が必要です。

パンプスの洗濯方法

素材を確認する

基本的に革のパンプスは水洗いが可能ですが、中には水洗いを避けた方がよいデリケートな素材もあります。

たとえば、革にコーティングをほどこした「エナメル素材」や「ヌメ革」は水洗いを控えた方が無難です。

「スエード」や「ヌバック」などの起毛した革素材は、デリケートで傷付きやすいため、「専用のお手入れグッズ」を使ってケアしましょう。

洗濯に必要なもの

洗えるパンプスの場合は、以下のものを用意します。

●サドルソープまたは水で薄めたボディーソープ
●40℃前後のお湯
●バケツ
●スポンジ
●タオル

洗剤で靴全体を洗う

洗濯前に布でパンプスの汚れをサッと落としましょう。溝などの細かい部分は歯ブラシを使って汚れをかきだします。

バケツに40℃前後のお湯をため、全体をまんべんなく濡らします。スポンジでサドルソープまたはボディーソープを泡立て、内と外を丁寧に洗っていきましょう。

泡を切ったスポンジで、パンプスの泡をしっかりと拭き取り、タオルや布で水を拭き取ります。

洗い終えた後は直射日光を避けた風通しのよい「日陰」で乾かしましょう。乾いた後は表面に靴クリームを塗り込んでおくと、乾燥によるひび割れが防げますよ。

エナメルなどの「洗えないパンプス」の場合は、汚れを落とした後に水拭きと乾拭きをするのみにとどめましょう。

それでも臭う場合は重曹を使う

パンプスのにおいがきつい場合は「重曹」を使った「つけ置き洗い」を行いましょう。

洗い方の順番は上記で紹介した方法と同様ですが、スポンジで洗う前に、40℃前後のお湯の中に重曹とソープを同じ比率で溶かし、パンプスを30分ほど浸しておきます。

重曹はアルカリ性なので、汗や生ごみの腐敗臭など「酸性のにおい」を中和します。殺菌効果はありませんが「菌の働きを抑える効果」も期待できるでしょう。

パンプスがカビ臭い場合は水洗いせずに重曹を付けた濡れタオルで全体を拭き、最後に乾いたタオルで仕上げます。

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