ペットを庭に埋めるのは良くない?土葬の注意点も解説
ペットを庭に埋めるのは良くないということはありませんが、管理が難しかったり、違法になる可能性もあります。庭にペットの遺体を埋めた場合、どうなるのか、注意点や土葬以外の供養方法についても解説します。
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ペットを庭に埋めるのは良くない?違法になる可能性は?
ペットを庭に埋めるのは自分が所有する土地では許可なくできますが、土葬すると環境汚染してしまう可能性や引越しする場合にはトラブルに発展することもあります。また、公園や賃貸など自分の土地でない場合は、違法(※)になります。
ペットを庭に埋めるメリット・デメリット
ペットを庭に埋めて土葬するにもメリットとデメリットがあります。どのようなメリットとデメリットがあるのかについて解説します。
メリット
- 管理費や火葬費用がかからない
- いつでもペットに会える
ペットを火葬したり、霊園などに納骨すると費用がかかります。小動物でも数万円、大型犬の場合それ以上に費用が必要となります。ペットを庭に埋めるという方法は、火葬や管理費用がかかりません。
また、霊園や納骨堂に納骨するとペットに会いに行く時間が必要だったり、遠くの場合には移動するのにも一苦労です。ペットを庭に埋めると、いつでも好きなタイミングで会えます。
デメリット
- 異臭や害虫が発生する可能性がある
- 自分が所有する敷地以外では違法になる
- 引越し時の放置はリスクがある
自宅の庭にペットを埋めることのデメリットもあります。正しく処理しないと異臭がしたり、害虫が発生しやすくなります。
また、ペットを庭に埋めても土に完全に還るまでには何年もの時間が必要です。引越しの際にペットの遺体をそのまま埋葬していると、なにかのタイミングで遺体が露出しトラブルに発展する場合もあります。そして、土地ごと譲るとなると自分の土地ではなくなるため、違法行為になります。
ペットを庭に埋めるときの注意点
- 十分な深さまで土を掘る
- 布で包んであげる場合は自然素材のもの
- 水はけが悪い、浸水しやすい場所は避ける
- 水道管の近くには埋めない
ペットを庭に埋めるときには、ペットの遺体がしっかり埋まる穴を掘る必要があります。また、ペットの遺体を布に包んであげる場合には、自然に分解されるような自然素材の布を使用しましょう。
そして、水はけが悪い場所や浸水しやすい場所、水道管の近くにペットの遺体を埋めると、知らず知らずのうちに環境汚染してしまうこともあるので、埋める場所にも注意が必要です。
ペットを庭に埋める方法以外の供養方法
- 火葬してから遺骨を庭に埋める
- ペット霊園や納骨堂に納骨する
- 散骨する
- 手元に残す
ペットを庭に埋めるメリットもありますが、環境汚染や違法のリスクもあるため、あまり良くない方法です。ここでは、そのようなリスクを軽減した供養方法を紹介します。
火葬してから遺骨を庭に埋める
ペットの遺体をそのまま庭に埋めると、トラブルに発展する場合があるので、あまり良くない方法です。どうしても庭に埋めたい場合には、ペットの火葬業者に火葬だけ行ってもらいましょう。遺骨を庭に埋めることで、害虫や異臭のリスクも軽減できます。
▼ペットの火葬については下記の記事もチェック!
ペット霊園や納骨堂に納骨する
自宅の近くや通える距離にペット霊園や納骨堂があれば、納骨するのも良いでしょう。火葬から納骨まで行ってくれるペット霊園もあり、しっかり遺骨を管理してもらえます。ただ、管理費が必要になるため、きちんと費用を支払えるか検討しておきましょう。
散骨する
散骨とは、遺骨を粉末状にして好きだった場所や思い出の場所にまいてあげる供養方法です。
ただし、法律で禁止されている場所や他人が所有地に散骨するとトラブルに発展します。もし、自分が所有する土地以外の思い出の場所などで散骨したい場合には、必ず許可をとってから行うようにしましょう。
手元に残す
ペットの遺骨をそのまま手元に残す方法もあります。しかし、骨は湿気に弱く、カビが発生しやすいため管理が難しいです。そんなときには、遺骨を粉末状にしてもらい粉骨を管理するのが良いでしょう。
あるいは、遺骨を指輪やネックレスなどに加工してもらえば、常にペットを身近に感じられます。
ペットの葬儀は専門業者に相談しよう
※1:ペット葬儀110番の運営サイト全体の問い合わせ数(2022年10月末時点)
※2:対応エリア・加盟店により当日実施できない場合もあります。
ペットを庭に埋める以外の供養をしたいときや、火葬をしてもらいたいときには、専門業者に相談してみましょう。
「ペット葬儀110番」は、火葬や埋葬を行ってくれる専門業者です。合同火葬にて火葬してもらい埋葬までを行う霊園供養プランは、8,500円(税込)〜依頼できます。
電話での相談は24時間365日受け付けており、依頼した当日にも火葬をしてもらえる場合もあるので、まずは気軽に問い合わせしてみましょう。
ペットを庭に埋めることに関するQ&A
Q1. ペットを庭に埋めるのは良くない?
A. 自分の土地であれば埋められるが、リスクもある
自分が所有している土地であれば、ペットの遺体を埋めることができます。ただし、きちんと処理ができてないと異臭や害虫が発生します。また、引越しするときにそのままにしていると、トラブルになることもあります。
Q2. ペットを庭に埋めるときの注意点はある?
A. 十分な深さまで穴を堀り、環境汚染に繋がる場所には埋めない
ペットの遺体がしっかり隠れるまで穴を掘りましょう。また、水はけの悪い場所や浸水しやすい場所、水道管の近くに埋めてしまうと環境汚染に繋がる可能性もあります。
Q3. ペットを庭に埋める以外にできる供養方法は?
A. 火葬して遺骨を埋葬する以外にも散骨したり、粉骨を手元に残す方法などもある
どうしても庭に埋めたい場合は、火葬して遺骨を埋めるのも良いでしょう。また、散骨したり、粉骨を手元に残したり、遺骨をアクセサリーにするなどの方法もあります。
ペット葬儀に関する記事をチェック
※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年10月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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