ペットの火葬を無料でする方法はある?費用を安く抑える方法も

ペットの火葬は、一部の自治体やNPO法人で無料で行ってくれる場合もあります。自治体が無料で行ってくれない場合、どのようにして火葬費用を安く抑えるかについても解説します。あわせて、ペットの火葬についての注意点も紹介しますよ。

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ペットの火葬は無料でできる場合もある

提供:LIMIA編集部

ごく一部の自治体やNPO法人などで、ペットの火葬を無料でしてくれる場合があります。例えば、東京都港区では通常費用が発生しますが、令和5年度(※)は無料でペットの火葬を行ってくれます。

ただし、自治体などで火葬を依頼すると、合同火葬や可燃ゴミとして焼却処分されることがほとんどで、遺骨を返してもらえないことも少なくありません。

※参照:犬や猫などのペットが亡くなったとき(港区)

ペット火葬の費用はどうやって決まる?

  • 火葬方法
  • ペットの大きさや重さ
  • 自治体 or 民間業者

火葬方法

ペットの火葬は、合同火葬、個別一任火葬、個別立ち会い火葬、訪問火葬の4つの方法があります。

合同火葬は、火葬費用が4つの方法のなかで一番安い方法です。ほかの家のペットと一緒に火葬するため、遺骨を返してもらえません。

個別一任火葬はペットごとに火葬してもらえる方法で、家族の立ち会いはできないですがスタッフが骨上げをしてくれます。また、希望すれば遺骨を返してもらえますが、霊園の場合は埋葬や供養まで行ってくれるケースもあります。

個別立ち会い火葬は、一任火葬とは反対に家族が火葬に立ち会うことができる方法です。骨上げも家族で行えます。

訪問火葬は「移動火葬」とも呼ばれており、焼き場に行けない飼い主のために火葬炉が設置されている専用車で自宅に訪問して火葬をしてくれます。すべての火葬業者が行ってくれるわけではないので、あらかじめ確認しておきましょう。

ペットの大きさや重さ

火葬費用は、ペットの大きさや重さにより変動する場合がほとんどです。また、火葬業者によって対応できるペットの種類や大きさ、重さが限られていることもあるため、確認しておきましょう。

自治体 or 民間業者によって費用が異なる

ペットの火葬を依頼する場所によっても費用が異なります。ペットの火葬は主に自治体か民間の火葬業者・ペット霊園で行えます。どのような違いがあるか詳しく解説します。

自治体

自治体でペットの火葬をしてもらう場合、民間の火葬業者などに比べて費用が安く抑えられます。神奈川県川崎市の場合、1体につき3,000円(※)の手数料を支払えば処理してもらえます。

一部の自治体では、個別火葬を行い遺骨を返してくれる場所もありますが、ほとんどが合同火葬か焼却所処分され、遺骨も返してもらえません。また、棺にもお供物ができないことも少なくありません。

※参照:犬や猫の死体を処理してほしい。(川崎市)

火葬業者やペット霊園

民間の火葬業者やペット霊園で火葬をしてもらう場合、自治体に比べて費用が高くなります

しかし、重さや大きさに合わせて細かく費用が分けられていたり、火葬だけでなくお別れの会ができるプランなどもあります。また、火葬方法も個別火葬や立ち会い火葬などを選べる場合もあるので、家族に合わせた見送り方ができます

ペット火葬の費用の相場

合同火葬

個別一任火葬

個別立ち会い火葬

訪問火葬

小動物

14,000円〜

17,000円〜

40,000円〜

14,500円〜

犬猫

22,000円〜

25,000円〜

47,000円〜

30,000円〜

ペットの火葬費用の目安は上記の通りです。火葬業者や地域、ペットの大きさ・重さ、火葬方法などによって料金は異なります。

また、ペットの遺体を火葬場に持っていくと費用が安くなったり、遺体や遺骨の送迎に別途費用が必要なケースもあるので、チェックしておきましょう。

※料金目安は、LIMIA編集部がWeb上で確認できる火葬業者のおおよその料金に基づいたものです。(2023年10月時点)

ペットの火葬費用を安く抑える方法

ペットの火葬費用を少しでも安く抑えたいときには、自治体に火葬してもらうのが良いでしょう。ただし、自治体では火葬できるペットの種類や大きさに規定があるので、規定外の場合は民間の火葬業者に依頼することになります。

火葬業者やペット霊園など民間の場所に依頼する場合には、合同火葬にしてもらいましょう。

また、お別れの会や送迎などが不要な場合には、そのようなプランを省いてもらうのもペットの火葬費用を安く抑えるコツです。

ペットの火葬は専門業者に相談してみよう

※1:ペット葬儀110番の運営サイト全体の問い合わせ数(2022年10月末時点)
※2:対応エリア・加盟店により当日実施できない場合もあります。

ペットの火葬費用をどこに頼めばいいか迷ったときには、専門業者に相談してみましょう。

「ペット葬儀110番」は8,500円(税込)〜で、ペットのお迎えから火葬、埋葬までを行ってくれる霊園供養プランがあります。

電話では24時間365日受け付けており、依頼日当日に火葬してくれる場合もあるので、気軽に問い合わせしてみましょう。

ペットの火葬の注意点

  • 自宅でペットの火葬はできない
  • 悪徳業者に注意

自宅でペットの火葬はできない

ペットの遺体は「廃棄物」の扱いになり、自宅で火葬すると法律に違反(※)する可能性があります。

また、臭いや煙も発生するため、近隣住宅とのトラブルに発展するケースもあるので、ペットの火葬を自宅でするのはやめましょう。

※参照:廃棄物の処理及び清掃に関する法律 (e-Gov法令検索)

LIMIA編集部
スタッフF
私有地であれば土葬できる場合もある!
ペットを火葬する以外にも、私有地に土葬することが可能です。ペットを私有地に土葬する場合には、十分な深さがないと臭いや害虫が発生するので、注意しましょう。また、水道管の近くや浸水しやすい場所に土葬してしまうと、環境汚染にも繋がるので、土葬する場所にも気をつけてください。

悪徳業者に注意

ペットが亡くなって飼い主が落ち込んでいるときに悪事を働く悪徳業者もいます。

例えば、ペットの遺体や遺骨をしっかり管理できずに取り違えられたり、きちんと火葬せずに焼却処分または違法投棄する悪徳業者も存在しています。

ペットを気持ちよく見送るためにも、業者についてきちんと調べて、少しでも不安なことがあれば別の火葬業者に依頼することも検討しましょう。

ペット火葬に関するQ&A

提供:LIMIA編集部

Q1. ペットの火葬は無料でできる?

A. ごく一部の自治体やNPO法人では無料でできる場合もある

ペットの火葬を自治体に依頼しても、ほとんどの自治体で手数料がかかりますが、ごく一部の自治体やNPO法人では無料で行ってくれます。ただし、合同火葬や焼却処分で処理されたり、遺骨は返されない場合も少なくありません。

Q2. ペットの火葬を安く抑える方法はある?

A. 自治体に頼む。民間業者の場合には合同火葬で不要なオプションを省いてもらう

自治体に頼むと数千円で火葬してもらえます。民間の業者や霊園に火葬してもらう場合には、合同火葬にて火葬してもらい、お別れの会などのオプションが不要であれば行わないことで、火葬費用を安く抑えられます。

Q3. ペット火葬の費用相場はどれくらい?

A. 合同火葬の場合は小動物で約14,000円(税込)〜、小型の犬猫で約22,000円(税込)〜が目安

合同火葬

個別一任火葬

個別立ち会い火葬

訪問火葬

小動物

14,000円〜

17,000円〜

40,000円〜

14,500円〜

犬猫

22,000円〜

25,000円〜

47,000円〜

30,000円〜

ペットの火葬費用の目安は上記の通りです。ペットの火葬費用は、ペットの種類や重さ、大きさ、火葬方法、地域によって異なります。

※料金目安は、LIMIA編集部がWEB上で確認できる火葬業者のおおよその料金に基づいたものです。(2023年10月時点)

ペットの火葬に関する記事をチェック

※記載している情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年10月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。

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