庭木の適切な処分方法5つ!燃えるごみに出せる?処分費用や無料回収方法も

庭木の処分方法と処分費用や注意点、無料回収方法などをご紹介します!庭木は定期的に余分な枝を剪定したり、枯れ木を伐採したり手入れをする必要があります。その過程で出た大量の庭木を、どうやって処分したらいいのか悩ましいものです。そこで、庭木の処分方法と注意点などを詳しくまとめてみました。ぜひ参考にしてみてください。

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庭木の手入れ方法による処分の仕方

庭木の手入れには、大きく分けて「剪定」と「伐採」のふたつの方法があります。庭木の手入れには、木自体は残して枝を切る作業と、木自体を切る作業の2種類あります。それでは、それぞれの作業についてみていきましょう。

「剪定」の場合

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まずは剪定作業を見ていきましょう。剪定とは、木の幹を残して余分な枝葉を切り取る作業です。

木は余分な枝や葉が混み合ってくると、日当たりが悪くなったり風通しが悪くなってしまい、弱ってしまうことがあります。そのため、木の健康を保つためにも定期的に枝を剪定する必要があります。

木の種類によって剪定に適した時期が異なるため注意が必要です。時季外れに剪定を行うと、返って木に負担をかけて弱らせてしまうことがあります。

LIMIA編集部
処分の際の注意点
剪定後は大量の枝葉が出ますが、その枝葉はできるだけ早く処分するのがおすすめです。 日にちが経つと枝から葉が落ちてしまい、葉を掃除をする手間が増えてしまいます。

「伐採・抜根」の場合

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木の幹を切り倒す作業を伐採、木を根っこから引き抜く作業を伐根と言います。どちらも木自体をその場所から取り除く作業になります。

伐採や抜根は剪定と異なり、作業に適した時期が決まってはいません。しかし、雨の日は木が水気を吸って重量がかさんでしまうため、できるだけ天気のよい日に作業を行うようにしましょう。

また、大きな木を根元から切ったり抜いたりすると、木が一気に倒れてしまい人や家屋に危険があります。そこで、少しずつ運びやすい大きさを意識しながら切っていくのがおすすめです。

伐採や抜根は危険を伴う作業のため、思わぬケガを引き起こすこともあります。慣れていない方は専門の業者に依頼するのも方法のひとつです。

LIMIA編集部
処分の際の注意点
庭木を処分するまで保管しておく際には、シートなどでカバーをして雨がかからないよう工夫するとスムーズに運搬できます。

庭木を無料で処分する方法は?

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  • 条件を満たせば自治体の燃えるごみとして無料で処分できる
  • 庭木専門リサイクルショップに売る
  • メルカリなどに出品する

処分したい枝の太さや長さや量などの条件を満たせば、自治体の燃えるごみとして無料で捨てることができます。

しかし大きな枝や幹、大量の庭木は燃えるごみで捨てることはできません。住んでいる地域の自治体のルールをあらかじめ確認しておくのがおすすめです。

また、人気の種類の庭木はフリマアプリや庭木専門のリサイクルショップなどで売却することができます。

長い間大切に育てた庭木をただ処分するよりは、リサイクルショップなどに売却し欲しい人の手に渡るほうが気持ちがよいものです。

庭木の正しい処分方法4つ(ガイドライン)

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ここでは、剪定したり伐採した際に出る庭木を適切に処分する4つの方法をお届けします。それぞれのメリットやデメリットを比較して、どんな処分方法が一番適しているのかみていきましょう。

【1】自治体に家庭ごみとして処分してもらう

メリット

・処分費用が掛からない(可燃ごみの場合) ・処分費用が安い(粗大ごみの場合)

デメリット

・自分の都合のよい日時に処分できない

処分したい庭木が少量の場合は自治体に家庭ごみとして処分してもらうのが手っ取り早い方法です。大きさによって燃えるごみとして処分するか、粗大ごみとして処分するかは各自治体のルール次第なので、前もって確認しておきましょう。

▼可燃ごみとして捨てる

枝葉は燃やすことができるので、45リットルのごみ袋に入るくらいの少量の庭木であれば自治体の可燃ゴミとして処分できます。

しかし、燃えるごみとして回収してもらうためには、枝の太さや長さなどに条件がある場合が多いため、あらかじめお住まいの地域のルールを確認しておくのがおすすめです。

また、大きな木であっても収集条件に合うように自分で大きさを整えれば、本来は可燃ごみとして回収してもらえるはずですが、量が多いと臨時ごみと判断されて収集されない場合があるためご注意ください。

▼粗大ごみとして捨てる

枝の太さが一定以上の大きさの庭木の場合は、粗大ごみとして有料回収してくれる自治体もあります。

杉並区の場合は、枝の太さが10センチメートル・長さが50センチメートルを超えるものは、粗大ごみ(有料)として取り扱っています。

条件は自治体により異なるので、粗大ごみとして取り扱いがあるかは、お住まいの地域の自治体にあらかじめ確認しておきましょう。

「参照:粗大ごみ受付センター」

【2】地域の清掃局(クリーンセンター)に持ち込む

メリット

・処分費用が安い

デメリット

・自分の都合のよい日時に処分できない ・自分で持ち込む手間がかかる

一度にたくさんの庭木の剪定や伐採をして、大量に処分する枝葉がある場合は、地域の清掃局(クリーンセンター)に持ち込んで処分しましょう。

庭木を持ち込みできる施設は、自治体によって「環境事業所」「エネルギーセンター」などの名前で呼ばれる施設で枝木の回収をしていることもあります。

また、ごみの種類によって持ち込み可能な日が決まっていたり、処分する庭木の重量によって手数料が定められていることがあるため、前もって確認しておきましょう。

仙台市のように無料でたい肥の原料や燃料などにリサイクルしてくれるところもあれば、数百円から数千円程度の費用がかかる場合もあります。しかし、費用が掛かったとしても業者で処分する場合に比べて安く済みます。

「参照:庭木のせん定枝のリサイクル(仙台市公式ホームページ)」

LIMIA編集部
処分の際の注意点
車に積む労力や軽トラックを準備する手間がかかることと、持ち込む日時を決められてしまうため都合のよい日時に処分できないことがデメリットとして挙げられます。

【3】フリマアプリやリサイクルショップで売却する

メリット

・思わぬ高値で売れることもある・こちらの指定した日時に引き取ってもらえる(リサイクルショップの場合)

デメリット

・木の種類や状態によっては売却できない ・手間や送料がかかることもある ・購入者とトラブルが発生することがある

大切に育てた庭木をただ処分するのではなく、欲しい方に譲りたい! エコにチャレンジしたい! という方は、フリマアプリに出品したり、リサイクル業者に売却する方法もあります。

▼フリマアプリに出品

人気の種類の庭木や伐採の際に出た木材を売りたいときは、メルカリなどのフリマアプリに出品してみるのもおすすめです。

根っこから抜根した状態のよい庭木は、思わぬ高値で売れることもあります。しかし、伐採・抜根から梱包や発送すべてを自分でおこなうため、労力と時間と送料がかかってしまうというデメリットがあります。

LIMIA編集部
処分の際の注意点
フリマアプリは簡単に売却できることもあれば、長期間買い手が付かないこともあります。いつ売れるのか予想できないというところもデメリットのひとつです。

▼リサイクルショップ(リサイクル業者)

人気の種類の庭木や、めずらしい木材はリサイクルショップやリサイクル業者に売却するのがおすすめです。

中でも、スギやブナなどは思わぬ高額で引き取ってくれる業者もあるので、一度査定を依頼してみましょう。

また、リサイクル業者には、出張買取をしてくれるところもあれば、持ち込みが必要な場合もあるため、最寄りのリサイクル業者に確認しておきましょう。

LIMIA編集部
処分の際の注意点
弱ってしまっている庭木や、形がバラバラな木材は売却できないこともあります。

【4】業者(造園業者・不用品回収業者)に引き取りを依頼する

メリット

・こちらの指定した日時に引き取ってもらえる ・造園業者:剪定、伐採、抜根などを依頼するとその後の枝木の処分も含まれている ・不用品回収業者:不要になった植木鉢や土なども同時に処分できる

デメリット

・処分費用が業者により大きく異なる ・処分費用が高いことがある

できるだけ手間を抑えて処分したいという方におすすめなのが、業者に依頼する方法です。費用は掛かりますが、労力も時間も一番少なくて済みます。

▼造園業者に依頼

造園業者に剪定、伐採、抜根などを依頼すれば、庭の手入れ作業からその後の枝木の処分まですべてを引き受けてくれます。

自分でやることが少ないため、最小限の労力で庭木を処分できますが、費用が高額になってしまうことがあります。事前に費用について造園業者にしっかりと確認することが大切です。

▼不用品回収業者に依頼

不用品回収業者の場合は、剪定や伐採、抜根は自分で行い、手入れの際に出た枝木を業者に依頼して回収してもらう形になります。

自分でゴミ袋に詰める必要がないため、植木・庭木を小さくする手間が省けることや、同時に不要になってしまった植木鉢や土なども一緒に回収してもらえる点がメリットとして挙げられます。

LIMIA編集部
処分の際の注意点
なかには後から高額請求をしてくるような悪徳業者もあるため、都道府県や市区町村から一般廃棄物処理の認可を受けた業者に依頼するようにしましょう。

庭木のおおまかな処分費用

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庭木を処分する方法

費用の目安

自治体

可燃ごみ:無料回収 粗大ごみ:有料回収

地域の清掃局(クリーンセンター)

無料の自治体もあれば、数百円から数千円程度の処分費用が掛かる自治体もある

フリマアプリ

買い手との交渉次第で「売値」が付く

リサイクルショップ

査定無料、庭木の種類や状態により「売値」が付く

造園業者

剪定、伐採、抜根などの費用にその後の枝木の処分も含まれている

不用品回収業者

業者により異なる(数千円程度で処分してくれるところもあれば数万円を超えるところも)

庭木のおおまかな処分費用は、処分する方法やお住まいの地域の自治体のルールにより異なります。

庭木を自治体の可燃ごみで処分するなら費用は掛かりませんが、粗大ごみで捨てる際は量や大きさによりだいたい数百円〜数千円程度の費用が掛かります。

清掃局(クリーンセンター)などの地域の施設に持ち込む場合は、無料で処分してくれる施設もあれば、数千円程度の処分費用がかかる施設もあります。

造園業者や不用品回収業者は、業者により処分にかかる費用が大きく異なります。カゴひとつ5,000円程度で処分できることもあれば、数万円を超えてしまうこともあります。

また、フリマアプリやリサイクルショップに売却すれば、処分に費用をかけずに済むばかりか、思わぬお小遣い稼ぎになることもあります。

庭木を処分する際の注意点まとめ

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●枝葉の大きさや量などの条件を満たせば、可燃ゴミに出せる自治体もある
●伐採後は、枝についていた葉が落ちてくるためできるだけ早く処分する
●木が水分を吸って状量が増すため、雨の日を避けて剪定や伐採を行う
●自治体の粗大ごみは回収、持ち込みどちらも可能
●思い入れのある大切な庭木を処分するときは、これまでの感謝を込めてお祓いや供養、お清めを行う
●大きな庭木の伐採は危険を伴うため専門業者に任せる

庭木の処分にお悩みなら、プロに依頼してすっきり解決!

庭木の処分は大変な労力と危険が伴います。不安に思う方も多いはずです。そんなときは、プロの業者に依頼してみるのがおすすめです。

庭木の処分はくらしのマーケットにお任せ!

出典:くらしのマーケット

庭木を処分したいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

庭木の処分から害虫駆除、水回りのトラブルまで、暮らしにまつわるサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら事業者を選んで依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

庭木の処分にお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

庭木の処分に関するQ&A

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Q1. 植木の処分代はいくらですか?

A. 直径15cmくらいまでなら5,000円ほど、それ以上であればだいたい10,000円〜25,000円ほどの費用が掛かります。

植木の処分には、直径15cmくらいまでなら5,000円ほど、それ以上であればだいたい10,000円〜25,000円ほどの費用が掛かります。しかし、お住まいの地域や、業者により処分費用が大きく異なるので、必ず前もって確認しましょう。

また、伐採や抜根作業は、重労働なうえ危険をともなうため、専門の業者に頼むのがおすすめです。専門業者に伐採を依頼すると、伐採した木や枝葉の処分も同時に行ってくれます。

Q2. 剪定枝の処分費用はいくらですか?

A. 枝のおおまかな処分費用は、45Lのゴミ袋1つにつき1,000円程度、軽トラック1台分なら、だいたい5,000円〜10,000円くらいの費用が掛かります。

剪定で出た枝切のおおまかな処分費用は、45Lのゴミ袋1つにつき1,000円程度となり、軽トラック1台分なら、だいたい5,000円〜10,000円くらいの費用が掛かります。しかし、地域や業者により費用が大きく異なるため、数社の見積もりを取るのがおすすめです。

造園業者に剪定を依頼する場合は、 剪定料金の中に枝の処分費用を含む場合が多いです。

Q3. 枯れた木の処分方法は?

A. 枯れた木は放置していると危険なので、自分で伐採して処分するか、業者に依頼して処分します。

枯れてしまった庭木は、台風などの強風で倒れる危険があるため、人や家屋に思わぬ被害が出るような事故が発生する前に伐採するのがおすすめです。

処分方法は、自分で伐採して自治体の回収を利用する方法と、業者に依頼する方法の2通りが考えられます。

伐採したい庭木のサイズが3mに満たない小さな木の場合は自分で伐採することも可能ですが、伐採のためには時間や労力がかかります。

作業に不安があるときや庭木が3mを超えるような大きな木の場合は、業者にお願いするのがおすすめです。無理のない方法で枯れた木を処分しましょう。

不用品処分に関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年3月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。

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