コウモリ駆除を徹底解説!自分でできる対策や業者の費用は?
コウモリは益獣ですが、騒音や衛生面などで被害を受ける可能性もあり、駆除が必要な場面も。自分で駆除することは法律で禁止されていますが、寄せ付けないための対策方法や、業者に依頼した場合の料金相場を解説します。
本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています
- 4632
- 13
- 0
-
いいね
-
クリップ
コウモリの駆除は自分でできる?
資格や許可を得ずにコウモリを殺傷・捕獲することは鳥獣保護管理法で禁止されています。駆除は免許をもった専門業者に任せ、自分では追い払う、寄せ付けないといった対策をとりましょう。
コウモリの生態を知って適切に駆除・対策しよう
日本でよく見かけるコウモリは、アブラコウモリという種類です。大人しい性格で人に噛み付くことはないとされており、約1~2cmほどの隙間から侵入して巣を作ります。見た目は黒みがかった茶色やこげ茶色をしており、体長は約5cmとそれほど大きくないのが特徴です。
日の当たらない場所を好み、軒下や屋根裏など人目に付きにくいところに生息します。また、夜行性で気温約25℃くらいの環境を好み、4~10月ごろに活発に活動して冬は冬眠するのも特徴的な生態です。
コウモリの駆除・対策時期は春と秋がおすすめ
コウモリは初夏に出産し、冬は冬眠をします。そのため、コウモリを自分で家から追い出すなら4~6月頃の春や9~10月頃の秋がおすすめです。
繁殖期だと赤ちゃんが取り残されてしまったり、冬眠期だと眠りから覚めなかったりする可能性があるからです。
ただし駆除業者に依頼すれば1年中駆除可能なので、適切な時期以外に駆除したい場合も相談してみてください。
コウモリが住み着いているかチェックするポイント
コウモリが住み着いている場合は、フンと騒音という2つの目印になるポイントがあります。コウモリは夜行性なので、夕方から夜にかけて羽音や鳴き声など騒音に悩まされる場合は、近くにコウモリが生息している可能性が大きいです。
また庭や天井裏などにフンが落ちていることが多くなった場合も、コウモリが生息している可能性があります。コウモリのフンは約5~10mmほどの大きさで黒く、ボロボロ崩れやすいのが特徴です。
自分でできるコウモリ対策
- 1.巣の場所を特定する
- 2.住み着いている場所から追い出す
- 3.掃除や消毒をする
- 4.侵入口を塞ぐ
自分でコウモリ対策をする際は、不衛生なので防塵マスクや手袋を付け、汚れても良い服装で作業するようにしましょう。
他にも忌避剤や寄生虫用の殺虫剤、作業後に隙間をふさぐ材料などを用意します。
また巣の周辺を除菌するために、アルコール消毒液も用意しておいてください。
【1】巣の場所を特定する
まずは巣の場所を特定しましょう。コウモリは日当たりの悪い場所を好むので、軒下や壁の隙間、換気口・室外機の隙間などに潜んでいることが多いです。
これらの住み着きやすい場所の周辺にコウモリのフンが落ちていないか確認し、巣の場所を特定しましょう。フンを見つけた際には、必要以上に近づいたり周りのホコリを吸い込んだりしないよう、注意してください。
【2】住み着いている場所から追い出す
コウモリの巣の場所を特定したら、忌避剤を使ってそこから追い出しましょう。初心者におすすめなのはスプレータイプです。ホームセンターなどで手軽に入手でき、コウモリの苦手なハッカ油が使用されているものなどがあります。狭い場所に適しており、追い出せるまで何度か吹きかけましょう。
他にも広い空間に適した燻煙タイプや、持続力のあるジェルタイプなどがあります。
【3】掃除や消毒をする
コウモリを追い出したら、巣のあった場所周辺を除菌しましょう。市販のアルコールスプレーや、塩素系漂白剤を薄めた液を使います。
感染症を引き起こす病原菌を持っている可能性があるため素手では触らず、周辺のホコリも吸い込まないようにしてください。十分な装備を身に付けた上でしっかりと吹きかけるのがポイントです。
【4】侵入口を塞ぐ
再びコウモリが侵入しないよう、侵入口となる隙間を塞ぐことも大切なステップです。目の細かい金網や排水口ネットで塞いだり、ガムテープや市販のパテなどで埋めたりするのがおすすめ。
作業しにくい場所や危険の伴う場所だった場合は無理をせず、駆除業者に依頼しましょう。
コウモリの駆除に悩んだら市役所や業者に相談しよう
コウモリの駆除方法に悩んだら、市役所や駆除業者に相談してみるのがおすすめです。保健所や市役所などの行政機関が駆除することは法律上できませんが、駆除方法の相談に乗ってくれたり駆除業者を紹介してくれる場合があります。
業者に依頼する費用の相場は?
コウモリ駆除の金額は幅広いですが、目安は約20,000〜30,000円(税込)程度。費用は駆除する場所や方法、期間、コウモリの数などによって大きく異なるので、あらかじめ見積もりを出してもらうことが大切です。
※LIMIA編集部が調べたおおよその料金目安です。(2023年2月現在)
自力での駆除が難しい場合は早めに業者に依頼
コウモリ駆除を業者に依頼したいという人は、「コウモリ駆除navi」の利用がおすすめです。
22,000円(税込)から依頼でき、迅速に対応してくれます。
電話での相談は24時間365日受付中のため、コウモリ駆除に困ったら、まずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
コウモリ駆除に関する記事をチェック
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
- 4632
- 13
-
いいね
-
クリップ
あなたにおすすめ
関連キーワード
関連アイデア
-
コウモリはなぜ哺乳類?理由やその生態についても詳しく解説LIMIA編集部
-
屋根裏にネズミがいるときの音とは?追い出す方法・駆除方法も解説LIMIA編集部
-
アシダカグモは駆除不要!生態や飼育する際のコツについても解説!LIMIA編集部
-
家にいる大きい蜘蛛の種類はアシダカグモ?予防方法も紹介LIMIA編集部
-
ネズミは昼間どこにいるのか解説!駆除や予防対策なども紹介LIMIA編集部
-
コウモリのフン対策を解説!病気にならないため注意して対処しようLIMIA編集部
-
【画像】ムカデの幼虫の見た目は?ヤスデとの違い・駆除方法も紹介LIMIA編集部
-
蜂の巣ができる家の特徴は?予防や対策方法もご紹介LIMIA編集部
-
小さい蜘蛛は退治する?小さい蜘蛛の種類や駆除方法を徹底解説LIMIA編集部
-
鳩の駆除を自分でするのは原則NG!注意すべき法律と対処法を解説LIMIA編集部
-
蜘蛛が嫌いな匂いとは?家に侵入させない方法と家に出る蜘蛛を紹介LIMIA編集部
-
【画像あり】ネズミのフンの見分け方は?見つけたときの対処法もLIMIA編集部
-
自分でできるネズミ駆除方法!おすすめのアイテムや業者も紹介LIMIA編集部