コウモリのフン対策を解説!病気にならないため注意して対処しよう
不快なコウモリのフン対策を紹介します。コウモリのフンが原因で病気になる可能性もあるため、被害が広がらないよう十分気を付けて対処しましょう。
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コウモリのフンの特徴とは?
家の周辺で生息しているのは、アブラコウモリという種類がほとんどです。コウモリのフンは約5~10mmほどで黒っぽくて細長く、パサパサで崩れやすいのが特徴。外壁にくっついていたり日の当たらない場所に落ちていたりするので、比較的見つけやすいです。
ネズミのフンと見分けにくいとされますが、ネズミのフンはもう少し大きくて灰色っぽく、湿っているという特徴があるので、よく比較すると違いが分かります。コウモリは糞尿の多い動物で、対策しないと不衛生になるので注意しましょう。
コウモリのフンは主に屋外に落ちている
コウモリのフンは屋外に落ちていることが多いです。軒先や屋根の下など日当たりの悪い場所にフンが落ちているだけでなく、外壁にも付着している場合はコウモリのフンの可能性があります。
反対にネズミのフンは屋内に落ちていることが多いので、どこにフンが落ちているかでも比較してみてください。
コウモリのフンを処理するときは病気に注意
コウモリのフンを処理する場合は直接的な接触を避け、ウイルス感染を防ぐことが大切です。
コウモリは様々な病原菌を媒介し、日本では人に感染した例はないものの、海外では感染症の報告もあります。健康被害のほか住宅が傷む可能性もあるので、コウモリのフンは早めに掃除しましょう。
また、必要な資格や許可を得ずにコウモリを殺傷・捕獲することは鳥獣保護法で禁止されています。直接触らず忌避剤で追い出すのがおすすめです。
※参考:公益社団法人 日本獣医学会
※参考:厚生労働省 検疫所
コウモリのフンを処理する手順をチェック
- 必要な装備を準備する
- ほうきを使ってフンを集め処分する
- 消毒スプレーをたくさん吹きかける
- 侵入口をふさぐ
コウモリのフンを処理するときは上記の手順に沿って、感染症対策のため防塵マスクやゴーグル、ゴム手袋、汚れても良い服を身に付けて行いましょう。他に消毒スプレーやほうきとちりとり、雑巾、ごみ袋などを用意し、作業後はすぐに捨ててください。
また掃除機を使うと機械自体が汚れるほか、周りの空気まで病原菌を飛ばしてしまう可能性があるので使用は控えましょう。
手軽にできるコウモリ避け対策
- ハッカ油で追い払う
- スプレーや燻煙タイプなどの忌避剤を使う
- コウモリの侵入口となりそうな隙間をあらかじめ埋める
ハッカ油で追い払う
最初にご紹介するのは、ハッカ油で追い払うことです。ハーブの香りが嫌いなコウモリ対策として、ハッカ油を使ったスプレーを吹きかけます。必要なのは無水エタノールとハッカ油と精製水のみで、それぞれ1:3:9の割合を目安によく混ぜて市販の霧吹きで吹きかければOKです。
コウモリに触れないよう、マスクや手袋、ゴーグルなど必要な装備を身に付けてから作業しましょう。さらに再び侵入しないよう、ガムテープや目の細かい網などを使って出入り口をしっかり塞いでください。
スプレーや燻煙タイプなどの忌避剤を使う
続いてご紹介するのは市販の忌避剤を使う方法です。巣の場所や広さによって使い分けられる、スプレータイプや燻煙タイプ、錠剤タイプ、ジェルタイプなど様々な忌避剤があります。
スプレータイプは、夕方以降に巣の場所に吹きかけるだけでよいので簡単です。燻煙タイプも煙が出始めたら巣の周辺に置くだけで使えるので、手間がかかりません。それぞれの長所を活かしながら使い分けてみてください。
コウモリの侵入口となりそうな隙間をあらかじめ埋める
最後にご紹介するのは、コウモリが巣を作り被害が発生する前の対策です。あらかじめ侵入口となりそうな隙間を埋めておくことが大切で、ホームセンターで手軽に購入できる目の細かい金網や補修用のパテを使うのがおすすめ。
ただし、コウモリは翼をたたむと約1~2cmほどの小さな隙間から簡単に侵入できてしまうので、わずかな隙間も残さずに塞ぐことを心がけましょう。
厄介なコウモリのフンは駆除業者に依頼しよう
コウモリ駆除を業者に依頼したいという人は、「コウモリ駆除navi」の利用がおすすめです。
22,000円(税込)から依頼でき、スピーディーに対応してくれます。電話での相談は24時間365日受付中のため、コウモリ駆除に困ったらまずは気軽に事前見積もりの相談をしてみましょう。
※対応エリア・加盟店により記載の価格で対応できない場合があります
コウモリのフンは早めに適切な処理をするのがおすすめ
コウモリのフンの特徴や処理する方法、発生を予防する方法など詳しく解説しました。コウモリのフンは分かりやすく、放置すると健康被害を及ぼす可能性もあるので早めに対処するのが大切。ぜひこの記事を参考にして、適切に処理してみてください。
コウモリのフンに関する記事をチェック
※記載している商品情報は、LIMIA編集部の調査結果(2023年2月)に基づいたものです。
※画像は全てイメージです。
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