洗濯機の分解洗浄は自分でできる?業者に依頼する料金や頻度・おすすめ洗剤を紹介

洗濯機の分解洗浄について、やり方や費用などをお届けします! 洗濯物についてくる黒いカスの原因は、洗濯槽の奥にこびりついた汚れやカビ。そこで、通常の掃除では落とせない汚れまで落とせる洗濯機の分解洗浄についてまとめてみました。縦型かドラム式かによって異なる、自分でやる方法や業者に依頼する際の費用など、気になる情報をまとめてご紹介します。

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洗濯機の分解洗浄とは?どんなメリットがある?

ここでは洗濯機の分解洗浄について、洗浄方法や分解洗浄を行うメリットについてをお届けします。

長い間使っていると洗濯槽の裏側や底の部分に、洗剤カスや汚れが蓄積しカビが発生してしまう可能性が高い洗濯機。そこで、定期的な洗濯機の分解洗浄を行い、汚れの蓄積を防ぎましょう。

洗濯機の分解洗浄とは

洗濯機の分解洗浄とは、洗濯機を分解して洗濯槽を取り外して洗浄することを言います。事業者が行う洗濯機分解洗浄は、洗濯機の奥や底面、ホースなどの細かいパーツまで分解して徹底的に洗浄します。

実は、洗濯槽内は常に水分や石けんカスが残るため、湿度が高くカビが発生しやすい環境になっています。洗濯槽の黒カビを長期間放置すると、仕上がったはずの洗濯物に黒いカス汚れが付いたり悪臭が残ったりします。

そのため、日頃の手入れだけでは手の届かない洗濯槽の奥や底のカビまできれいにしてくれる洗濯機の分解洗浄を、定期的に行うのがおすすめです。

メリット

洗濯槽をまるごと取り外せるので、普段の掃除では手の届かない部分の汚れやカビまでまるごと洗浄できます。

気になる洗濯物につく黒いカスがなくなり、洗濯物の臭いが解消されるなど洗濯物の仕上がりが一段とよくなることが大きなメリットです。ドラム式洗濯機の場合は、乾燥時間が短くなるため電気代の節約にもつながります。

洗濯機の分解洗浄を自分でやる方法

出典:PIXTA pixta.jp

ここでは、自分で洗濯機を分解洗浄する場合の方法をお届けします。業者に依頼せずに自分で行うと、よりスピーディーに対応でき、費用をグッと押さえられるというメリットがあります。

しかし、「分解・洗浄・組み立て」に関わるすべての工程を自分だけで行うとなると、複雑で時間もかかるので相当な労力が必要になるうえ、故障などのリスクがあることも押さえておきましょう。

また、分解できる洗濯機なのかメーカーや型番から確認しておきましょう。ドラム式洗濯機は家庭で分解洗浄できないのでご注意ください。

《分解する前に》まず洗濯槽クリーナーを試してみる

酸素系クリーナー

大きな汚れを浮かせて落とします。 塩素系クリーナーに比べて、肌や衣類にやさしい反面、洗浄に時間がかかったり細かい汚れを落としきれないことがあります。

塩素系クリーナー

こびりついた汚れにも細かい汚れも落とします。 酸素系よりも洗浄力が強い反面刺激も強く、取り扱いには注意が必要です。

洗濯物に黒いカス汚れが付いたりニオイが残ってしまうようなときは、時間と労力がかかってしまう分解洗浄をする前に、まずはじめに洗濯槽クリーナーを試してみましょう。

洗濯槽クリーナーには酸素系洗剤と塩素系洗剤の2種類があります。洗濯機の汚れの状態に合わせてクリーナーを選びましょう。

LIMIA編集部
スタッフF
ワンポイント
市販のクリーナーで効果がみられない場合でも、メーカー純正の洗濯槽クリーナーなら洗濯機内のカビや汚れを落としてくれることもあるので、分解洗浄を依頼する前に純正のクリーナーもためしてみるのもおすすめです。

分解洗浄に必要なもの

  • 掃除用洗剤
  • プラスドライバー
  • マイナスドライバー
  • 掃除用のブラシ
  • 雑巾およびタオル
  • ゴム手袋

まずは、洗濯機の分解洗浄をするために必要なものを、上の表を参考にしながら用意しましょう。洗濯機のまわりに作業できるスペースを確保することもポイントです。洗濯機のまわりにある不要なものは片付けておきましょう。

分解洗浄の手順

  • ドライバーを使ってフタ固定しているネジを外しフタを取り外す
  • 洗濯槽の底にあるパルセーターを外す
  • 洗濯槽を取り外す
  • お風呂場で洗濯槽やパーツを洗う
  • 洗濯槽や各パーツ乾かして元に戻す

はじめに、ドライバーを使って固定しているネジを回し、縦型洗濯機のふたや洗剤投入口のあるパネルなどを外します。

次に、洗濯槽の底に設置されているパルセーターもドライバーを使い取り外します。

洗濯槽内部についているネジもドライバーを使い外して、ゆっくりと洗濯槽自体を取り外します。

洗濯槽と、パルセーター、洗剤投入口のあるパネルなどのパーツをすべてお風呂場や庭などでブラシを使って丁寧に洗浄します。

LIMIA編集部
スタッフF
ワンポイント
このとき、60度以上のお湯で洗浄するとカビを殺すことができます。また、頑固な汚れには漂白剤を使うのもおすすめです。

分解洗浄の注意点3つ

● まずは洗濯槽が取り外せるか確認しましょう。洗濯機のメーカーや品番によっては洗濯槽の取り外しができないケースがあります。ドラム式洗濯機は分解洗浄できないこともあるのでご注意ください。

分解不可能な洗濯機でも、部分的に分解洗浄ができる場合があります。洗濯槽を取り外さずに、取り外し可能なパーツだけを分解して洗浄する方法です。

● 洗濯機は構造が複雑で、分解にてこずる可能性があります。また、分解できたとしても元に戻せなくなったり、いざ使用してみると正常に作動しないこともあります。不安がある場合は、プロのクリーニング業者に依頼しましょう。

LIMIA編集部
スタッフF
ワンポイント
プロの清掃業者に依頼するときも、浄方法について事前に確認しておくことがトラブルを避けるポイントです。

洗濯機の分解洗浄を行う頻度は?

洗濯槽をクリーンに保ち洗濯物の仕上がりをキープするためにも、定期的な洗濯機の分解洗浄がおすすめです。しかし、分解洗浄は費用も労力もかかるため、手軽に頻繁に行うことはできません。いったいどのくらいの頻度で分解洗浄を行うのが適切なのか見ていきましょう。

適切な頻度(2年に1回くらい)

1日に1回から2回程度の頻度で洗濯機を回すご家庭では、2年に1回の頻度でクリーニング業者に分解洗浄をしてもらうのがおすすめです。

もし洗濯物に黒いゴミのようなカスが付くようになったら、以前の分解洗浄から2年間経過していなくてもすぐに分解洗浄を依頼しましょう。

洗濯したときに付く黒いゴミの正体は、石けんカス汚れや黒カビです。せっかく洗濯をしてもさらに汚れてしまいきれいにならないので、できるだけ早く対応することが大切です。

洗濯機をキレイに保つ4つのポイント

出典: pixta.jp pixta.jp
  1. 1.洗剤・柔軟剤などは適量を守る
  2. 2.洗濯後の洗濯機は、扉を開けて乾燥させる
  3. 3.汚れた洗濯物を洗濯機の中に入れたまま放置しない
  4. 4.月に1回は洗濯槽をクリーナーでメンテナンスをする

ここでは、頻繁に行えない分解洗浄の代わりに、洗濯機を清潔に保つためのポイントをまとめてご紹介しています。

洗剤や柔軟剤の分量を守ることや、洗濯後の洗濯機の扉を開けて乾燥させることなどは、少し気をつけるだけで手軽に行えることです。ぜひ毎日の洗濯で実践してみてください。

また、汚れた洗濯物をそのまま洗濯機の中に放置しておくと、そこから菌が発生しカビの原因となることもあります。洗濯かごなどを使うようにしましょう。

洗濯槽にカビが生えてしまった後にきれいにするより、カビを発生させないように日頃から手入れをした方が効果的なので、月に1回は洗濯槽をクリーナーでメンテナンスをして、洗濯機をキレイに保ちましょう。

業者に依頼したときの料金の目安

出典:PIXTA pixta.jp

自分では掃除できない洗濯機の奥や底、ホースや細かなパーツまで分解して徹底的に洗浄してくれるプロのクリーニング業者。リスクや労力を考慮すると業者に依頼してみるのもおすすめです。そこで、クリーニング業者に依頼する際にかかる費用の目安や保証制度について解説します。

「縦型」洗濯機の費用・作業時間の目安

費用

約1.2〜1.7万円

作業時間

約2.5〜3.5時間

内容は、洗濯槽の取り外しと洗浄(分解洗浄)に加え、洗濯機本体の清掃とホースやパッキンなどの洗浄、洗濯パンと作業場所の簡単な清掃などを含む費用と時間の目安になります。

※ LIMIA編集部が7社を調べたおおよその料金目安です(2022年12月現在)

「ドラム式」洗濯機の費用・作業時間の目安

費用

約1.7〜2.5万円

作業時間

4時間程度

ドラム式の場合も同じく、洗濯槽の取り外しと洗浄(分解洗浄)に加え、洗濯機本体の清掃とホースやパッキンなどのパーツの洗浄や、洗濯パンと作業場所の簡易清掃などを含む費用と時間の目安になります。

※ LIMIA編集部が7社を調べたおおよその料金目安です(2022年12月現在)

LIMIA編集部
スタッフF
ワンポイント
ドラム式洗濯機は分解できないことも多く、たとえ分解できても故障のリスクが大きいため、請け負ってもらえるクリーニング業者が少ないこともあるのでご注意ください。

保証制度

洗濯機を分解すると元通りに戻せなかったり、正常に作動しなかったり、故障の原因となることがあります。

故障のリスクを避けたい場合は、保証制度を採用しているクリーニング業者に依頼するのがおすすめです。

損害保険に加入している業者の場合、作業中に洗濯機が破損したり故障したとしても、保証制度により適切な対応があります。

LIMIA編集部
スタッフF
ワンポイント
作業中に家具やフローリングなどに傷が付いた際も保証が適応されることもあるので、依頼するときは事前に保証制度について確認しましょう。

洗濯機の分解洗浄は信頼できるプロに依頼!

洗濯機は、洗濯槽の裏側や底面など手の届かないところに汚れが溜まりやすいので、毎日の洗濯を気持ちよく行うためにも、定期的に分解洗浄がおすすめです。

分解洗浄は自力でできる場合もありますが、リスクや手間を考慮するなら、プロのクリーニング業者への依頼を検討してみましょう。

「くらしのマーケット」でプロに相談してみて

出典: https://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=2ZWCYU+A3RVEA+444S+609HT px.a8.net

洗濯機の分解洗浄がしてたいという人は、「くらしのマーケット」の利用がおすすめです。

ハウスクリーニングや害虫駆除から、水回りのトラブルなどまで、暮らしにまつわる300種類以上のサービスを掲載しており、さまざまな事業者の中から、口コミや料金で比較して気になったところを選ぶことができます。実際に利用したユーザーの声を参考にしながら比較できるため、安心して事業者に依頼することができるのがポイントです。

また、登録している事業者は全国にいるため、サービス毎の対応エリアが広いのも魅力の一つ。

洗濯機のお手入れにお困りの人は、この機会に一度試してみてはいかがでしょうか。

洗濯機の分解洗浄に関するQ&A

LIMIA編集部

Q1. 洗濯機の分解洗浄をするメリットは?

A. 「洗濯物につく黒いカスがなくなる・洗濯物の臭いが解消される・乾燥時間が短くなる」などのメリットがあります。

洗濯機の分解洗浄をするメリットには、「洗濯物につく黒いカスがなくなる・洗濯物の臭いが解消される」など、洗濯物の仕上がりがよくなることが上げられます。そのほか、ドラム式洗濯機の場合は「乾燥時間が短くなるため電気代の節約にもつながる」などのメリットもあります。

Q2. 洗濯機分解洗浄の頻度は?

A. 2年に1回の頻度でクリーニング業者に分解洗浄をしてもらうのがおすすめです。

1日に1回から2回程度の頻度で洗濯機を使うご家庭の場合は、2年に1回くらいの頻度で業者に分解洗浄を依頼するのがおすすめです。

とはいえ、分解洗浄から2年間経過していなくても、洗濯物に黒いゴミのようなカスが付いてしまうような場合は、できるだけ早く分解洗浄を依頼しましょう。詳しくは本編で紹介しているので参考にしてみてください。

Q2. 洗濯機を清潔に保つには?

A. 「【1】洗剤・柔軟剤などは適量を守る【2】洗濯後の洗濯機は扉を開けて乾燥させる【3】汚れた洗濯物を洗濯機の中に入れたまま放置しない【4】月に1回は洗濯槽をクリーナーでメンテナンスをする」4つのポイントを押さえましょう。

頻繁に行えない分解洗浄の代わりに、洗濯機を清潔に保つためには「【1】洗剤・柔軟剤などは適量を守る【2】洗濯後の洗濯機は扉を開けて乾燥させる【3】汚れた洗濯物を洗濯機の中に入れたまま放置しない【4】月に1回は洗濯槽をクリーナーでメンテナンスをする」の、4つのポイントを押さえておきましょう。詳しくは本編で紹介しているので参考にしてみてください。

洗濯機の掃除に関するその他の記事はこちら

※記事内の情報は、LIMIA編集部の調査結果(2022年12月)に基づいたものです。
※画像の一部はイメージです。
※お掃除の際には、ゴム手袋をつけて、しっかりと換気を行い作業をしてください。
※お手入れをする際は、必ず電源プラグを抜いてから作業を行ってください。
※製品によって、お手入れのしかたは異なりますため、必ず製品の取扱説明書に従って作業を行ってください。
※一般的な使用方法をご紹介しています。製品の効能・使用法は、各社製品によって異なる場合もございます。各製品の表示・使用方法に従ってご利用ください。

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