『家づくり』は、家族の”記憶”や”思い出”づくり
この季節、事務所は、落ち葉がたくさん落ちるので、その処分や片付けを兼ねて、よく「落ち葉焚き」をしています。落ち葉を集めたり、焚き火をしていると、放課後の小学生もたくさん集まってきます。
今までずっと何十年も焚き火を続けてきたので、通りすがりで見ず知らずの大人の方々から声をかけられたり、家づくりを検討されて事務所にいらっしゃるお客さんから、「昔、小学生だった頃、ここで、焚き火をした」とか「どんぐりを拾った」とか「焼き芋を食べた」といった話をお聞きすることが割とよくあります。
そんな話をお聞きすると、とても嬉しい気持ちになりますし、アトリエの環境や日常は、まわりの人々の「記憶」や「思い出」とも繋がっているなぁ・・・と感じます。そして、私たちが仕事として続けている「家づくり」や「暮らしの提案」も同じで、身体感覚としてそれぞれの家族の「記憶」や「思い出」に間接的に関わっているということも再認識します。
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