1. 一枚の板の上に家族が集う「板の家」 (東京都大田区)

     家族といかにして住まうのか。これをとことん話し合って考えた住宅がこの「板の家」です。ご主人は、いかに住まうかの構想として、大きなワンルームを望みました。個室にこもるような生活ではなく、家族が集まって暮らしているような住宅を。しかし間取りを考えていくうちに、まったくのワンルームでは居心地が悪いので、単なる箱でもなく、でも、箱が集まっただけの一般的な間取りでもないものを探求しました。  そんな打合せを繰り返す中で、靴脱ぎベンチや下駄箱、勉強机、読書ベンチ、本棚、キッチンカウンター、ダイニングテーブルが、一枚の板で連続しているスケッチをお見せしたところ、オーナー様のイメージが固まり、このようなユニークな住宅が出来ました。  一枚の板が高低差のある住宅をぐるっと巡ることで、緩やかに仕切り、住まうための拠り所を作り出すので、ワンルームではあるのですが、何気なく居心地を高めています。  さらに隠れアイテムとして、最上階の屋上では白く塗られた壁が夜には夜空に浮かぶ屋外シアターとして機能します。(プロジェクターは天井にビルトイン)  また、モダンな住宅を希望しておられましたが、その反面、家相を反映するという課題もあり。ユニークなアイディアを盛り込みつつ家相に乗っ取った間取りを進めていくことが一見すると解らない苦労した点として上げられます。  小さな住宅ではありますが、写真で見てもらってもわかるように、非常に変化に富んだ広がりのある住宅です。 ※1Fが倉庫+駐車場、2Fがオフィス、3Fより住宅。

    鈴木貴詞【スズケン一級建築士事務所】
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  2. やっぱりモノトーン!おしゃれな空間にはブラック&ホワイトアイテム

    あこがれのモノトーンスタイルを自宅で簡単に楽しんでみませんか?ひとえにブラック&ホワイトといっても、様々なデザイン、テーストがありますよね。サンサンフーの多様なアイテムで、ぜひあなただけのモノトーンインテリアをお楽しみください♪

    インテリア生活雑貨のサンサンフー
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  3. ボロボロの山小屋を住宅にリノベーション「あなたとわたしの家」

    長野県にあるボロボロの築45年の山小屋を専用住宅にリノベーション。 ほとんど崩れかけていた、山小屋をリノベーションしました。近所の不動産屋もこれはないわよね。といって紹介された物件の改修を手がけました。 全く断熱のない住宅に現場発泡ウレタン材を充分い吹き付け、-20度に達する冬の寒さから住宅内を守っています。暖房は薪ストーブ1台ですが、問題なく冬期を過ごしています。 また、床面積が小さいので、開放性を確保するために、1階の柱は全て取り去り、独特な合掌梁からロフト床を吊っています。開放性と断熱性を両立させた住宅リノベーションです。 住宅実例「あなたとわたしの家」

    鈴木貴詞【スズケン一級建築士事務所】
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  4. シーンを演出する!8スタイルのインテリアグリーン

    心に安らぎと癒しを与えてくれるグリーンインテリアのアイテムとしても 欠かせない存在になっています。 家具を選ぶように植物をセレクトお部屋の雰囲気に合わせて相性の良い植物たちを 日比谷花壇が8つのコーディネートスタイルでご提案いたします。 詳細は弊社の別のアイデア【8-1~8】でご覧いただけます!

    株式会社 日比谷花壇
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  5. 若竹ビル の シェアオフィス

    若竹ビルの3DKの住居の一室を、ワンルーム空間のシェアオフィス(コワーキングスペース)として改修しました。共用のキッチンは、ダイニングテーブルと一体として製作し、入居者や来客者とのミーティングスペースとして機能します。 オフィススペースの4つの大きなデスクは、木質ボードを天板として既製品の脚部を組み合わせて、製作しました。住まいとしての設備・機能を備えており、将来的な大きなワンルームの住居利用も可能となっています。開口部を増やし、明るくて、おおらかで、凛としていながらも、温かみのある空間を目指しました。 屋外スペース(テラス)からは、若竹ビルのシンボルとなっているブーゲンビリアの花を、愛でることが出来ます。

    松田周作建築設計事務所
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  6. 大分市府内五番街商店街振興組合事務所

    建築家・山口隆史氏(-2013)の設計により、府内五番街として誕生(リニューアル)して20周年となる2014年、大分市府内五番街商店街振興組合事務所をメインストリートに面して、移転オープンさせることとなりました。大分市府内五番街商店街のインフォメーションオフィスとしての機能とともに、 府内五番街を訪れる人々の休憩スペース、ミーティングスペースとしての機能、 加えて、各種イベントに使用する備品の保管の為の大きなバックヤードが求められました。故・山口隆史先生の緩やかな曲線を描く府内五番街の通りのデザインへのオマージュとして、 建物内の間仕切り壁を曲線のラインとすることで、通りを歩く人々をやわらかく導き入れ、包み込むような空間を目指しました。 季節の移ろいを魅せてくれる府内五番街の街路樹のハナミズキを、 ミーティングテーブルからエントランスを通した正面に眺められるように設計しました。オフィス内には、府内五番街から誕生した画家・北村直登氏の作品が 寄贈・展示されています。

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  7. F邸 キッチン改修

    1967年に竣工したRC造の戸建住宅のキッチンの改修です。明るくて、居心地が良くて、家族との対話が生まれる場、 茶道の生徒さんとのお茶事の際、水屋に隣接する共同作業の場としてのキッチンが求められました。北側の庭に面した大きく水平にひろがる窓からのやわらかい光が、キッチン全体の空間をつつみます。 カウンター前の開口部から眺める様々な樹種の庭木や植物の日々の変化に、季節の移ろいを感じます。 オープンになったキッチンは、居間にいる家族との関係性も生まれ、そのむこうの南側の庭の景色を愛でることが出来ます。凛としていながらも、あたたかみのある空間を目指しました。

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  8. 「ほんとのいえ」内観 (リノベーション) (神奈川県横浜市)

    以前は大量の本が整理しきれず、持っているはずなのに探し出せない本を何冊も買ってしまっていたとのことです。 これは1万5千を超える本との生活をするための住宅です。 光、風、小さな場所を本と絡めながら、生活空間を構成し直しました。改修前の汎用性の高い間取りから、住人のための本当の家を目指しました。 2世帯住宅になっており写真にある本棚の住宅が2階。1階は、介護が必要なご両親のためのバリアフリー住宅。2階は大量の本が威圧的にならないよう、本棚に複雑な穴を空けています。その穴から風や光が家中に回るようになっています。更に少し大きな隙間を作って書斎空間になっていたり、茶室のような畳空間があったりと、本棚の中に生活空間を編み込んでいます。 築年数は40年。膨大な本を2階へ収蔵するための補強をし、更にこの本の重みと補強した基礎の重みがが建物全体の重心を偏らせ、崖地に建つ家を守るようにも工夫してあります。 雑誌pen掲載作品 2015年11月1日号

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