I邸-娘たちが独立。夫婦で「旅館」に住まう
Iさんご夫婦は、子供達が独立した後のマンションで、より快適に住めるよう、リノベーションをすることに。お二人からのご要望は無駄な部屋をなくし、全体を広々とした空間にすること。
大きく変えたのは玄関ホール。格子戸をつけ、旅館の個室の玄関ホールのようにしました。寝室の印象的な壁紙は、サンダースというイギリスのメーカーのもので、和室との組み合わせが絶妙。また、玄関ホールとリビングの間の扉は、昔からつかっていたもの。「家族の思い出としてとっておきたい」と、リノベーションでも使用しました。玄関からこの扉までは旅館のような雰囲気で、扉を開けると、モダンでシンプルな世界が。キッチンは夫婦で料理ができるよう少し広くし、リビングは無印良品のスタッキングシェルフを使うことが決まっていたので、それに合わせて設計しました。
ブルースタジオ