ラウンジのある2世帯住宅
パブリックな部分と、プライベート空間を両立させることに苦心した2世帯住宅です。
まだ古いコミュニティーの残る東京郊外に立地したお宅です。施主様は地域の名士であり来客がとても多いこと、隣接する会社との関係、3世代2世帯が住む住宅であることから、
ハレの場と、生活の場をどう区切り、またつなげるかが課題となりました。
私達がまず着目したのが、パーティーや法事ができる空間をどう作るかでした。
各世帯のプライバシーをまもりつつ、様々な人が出入りできる場所として、共通のエントランスを兼ねたラウンジという大空間を準備しました。
このラウンジを通過して、各世帯の内部玄関から各世帯の居住エリアに入っていきます。
また、木造で大空間を作りたいとのご要望には、一部鉄骨梁で補強するなどを用いて、実現しています。
sou建築設計室