【機能によるフローリングの張り分け】
フローリングを選ぶ際は、選択肢がいろいろありますから迷いがちですね・・・。無垢材なのかパネルか?国産材か輸入品か?床暖房をするなら、対応か非対応か?無塗装か塗装品か?柔らかくて暖かい材料か堅木か?金額や耐久性、汚れはどうなのか?などなど・・・・。
考える項目も沢山あります。
写真の住宅は、場所や機能によってフローリングの張り分けをした例です。
リビングは、普段一番いる場所ですし、お子さんもまだ小さいので柔らかさや温かさなど足の裏の触覚を重視して、杉の無垢材をチョイスしました。幅広150mmの無節(節のない材料)の無塗装品です。床の施工が終わった後に、ワックス仕上げをしました。スリッパなど履かずに素足で使う想定です。杉は柔らかい材料なのでキズがつきやすいのですが、キズなど気にせず、めいいっぱい踏みしめてほしいです。
キッチン部分は、汚れや耐久性が気になりますし、床暖房を設置したいので、ダークブラウンのオークの無垢材(塗装品:床暖房対応)です。寒いと台所に立ちたくなくなりますしね・・・。
追伸:先日、お客さまから頂いた年賀状に、「床は傷だらけになりましたが、快適です!」と書いてあって、とっても嬉しかったです。
(株)独楽蔵 KOMAGURA