不動産購入前に「内水氾濫」エリアの有無確認は不十分?!
■不動産購入前に「内水氾濫」のエリアの有無をチェックする!
不動産購入前に「内水氾濫」のエリアかどうかを調べるシーンも増えています。
しかし、「内水氾濫」の浸水想定区域図づくりがあまり進んでいない事をご存知でしょうか?そもそも、内水氾濫とは「雨水が下水道などの排水施設で川に排水しきれずにあふれること」です。台風などの影響により、下水道の排水能力を超える雨が降ったり、水路が合流する先の河川の水位が上昇したりして、宅地や道路、農地などに水があふれる事を指します。
また、河川の水かさが増えて発生する洪水氾濫とは異なり、
・河川から離れた場所でも発生する
・浸水被害の発生頻度が高い
・被害発生までのリードタイムが短い
などの特徴があるようです。国土交通省によると、2011~2020年の全国の水害被害額の合計は約4.2兆円で、うち3割が内水氾濫による被害だったというデータも出ているようです。
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