明日のお弁当、どうしよう…。みんなの工夫を大公開!【毎日のお弁当作り・後編】
お弁当を作る上でのハードルといえば、献立・作る手間・時間という点が挙げられます。今回は、50人の女性から聞いた、なんとも嬉しいお弁当作りの改善点をお伝えします。ツライ手間や悩みから解放され、作って楽しい、食べてもらって嬉しいお弁当生活をはじめてみませんか。
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前編では、日々のお弁当作りの中で意識していること・こだわりなどをご紹介しました。
後編では、お弁当作りに関するお悩みや、その対処法について見ていきましょう。毎日作るという方が多いお弁当ですが、それを続けていくためにどんな工夫をしているのか、実例をご紹介します。
■目次
1. レシピサイトの活用でマンネリ解消!
2. みんながやっているお弁当作りの工夫
3. 暑い季節は要注意!食中毒対策をしっかりしよう
まとめ
1. レシピサイトの活用でマンネリ解消!
まずはお弁当作りに関するお悩みについて見ていきましょう。
【レパートリーが少ない】
■「味付けは毎日変えていますが、主菜と卵料理と野菜料理になるので見た目が似たり寄ったりになってしまう」(40代・主婦)
■「卵アレルギーなので、ハムやウインナーなどのレトルト製品が使えない」(30代・正社員)
■「朝からお弁当用のおかずはなかなか作ることはできません。前日のおかずの残り・冷凍食品を多用する事が多いです。子どもからは『いつも同じおかずやし…』と言われショックを受けました」(50代・主婦)
忙しい朝に、朝食と並行してお弁当の準備をするのは簡単なことではありません。しかし、時短のために前日のおかずの残りや冷凍食品ばかりに頼ってしまうと、ワンパターンになりがち。
そんなときに活用したいのが、レシピサイトです。通常のおかずの作り方はもちろん、お弁当おかずのマンネリ解消レシピなども多数投稿されています。
前日の残り物おかずをリメイクするようなレシピなどもあり、ひと手間加えることで別の料理に早変わり。時短にもなってマンネリ解消にも役立つため、レパートリーに悩んでいる方は、ぜひ検索してみてくださいね。
【早起きが大変】【面倒】
■「毎日お弁当を作るために30分早めに起きなければいけないので大変です」(30代・主婦)
■「お弁当のために早起きをして準備したり、また前の夜から下ごしらえをしたりしなければならないときに、面倒だと感じます」(50代・主婦)
■「やはり、面倒です。衛生面にも気を使うし、彩りも…となると慣れるまでが大変でした」(30代・主婦)
毎朝お弁当を作ることが習慣になってくると、早起きには慣れるかもしれません。しかし、おかずの彩りや種類・衛生面など、気を使うことは多いため、億劫に感じている方が多いようです。
どうしても気分が乗らないときや早起きができそうにないときは、お弁当をやめておにぎりにしたり、コンビニを利用したりと、上手く割り切って取り組むことも必要かもしれません。
2. みんながやっているお弁当作りの工夫
みなさんが実践しているお弁当作りの工夫について、ご紹介します。
【作り置きおかずで手間を最小限に】
■「休みの日など時間がある時に、副菜となるおかずの作り置きをしています。何個かバリエーションを作っておくと毎日違うものが入れられるのでとても便利です」(40代・パート)
■「夕ご飯のおかずや、冷凍食品を常に1品ストックしておく。キラー食材(毎日続いてもいいくらい好きという品)を押さえておく。そして、作りそこねてもコンビニで買えばいい、という開き直りを常に持つ」(40代・専業主婦)
朝にすべてのおかずを作るのは大変な作業です。毎日しっかりお弁当を作り続けるには、やはり“作り置き”のおかずが必須。朝の手間を最小限にしつつ、組み合わせしだいでバリエーションが増やせます。
【モチベーションを上げる目標を】
■「あと少しで息子が高校を卒業するので、きちんと作り続けないと後悔すると思いながらキッチンに立っています」(50代・個人事業主)
■「昼食代としていくら支払うのか、ということを考えています。1回の食事代に使う金額を、作るお弁当に重ねて『今日も〇〇円分頑張った』と自分を褒めています」(50代・主婦)
人それぞれ、何かをモチベーションにお弁当作りをしています。料理が好きな人でも、朝のお弁当作りはまた別。自分に合った目標を立てておくことで、毎日の習慣が楽になるかもしれませんね。
【無理をしないことが重要!】
■「キャラ弁や凝った弁当を作ろうとしないことが、毎日作りつづけるコツだと思います。仕切り用カップを可愛いものにしたり、食材の色ができるだけ多くなるようにメニューを考えたりして作れば、美味しそうに作ることができます」(40代・個人事業主)
アンケートの中で最も多かったのが、「無理をしない」という意見でした。残り物をアレンジしたり、冷凍食品を上手く使ったりすることで、無理なく毎日のお弁当を作ることができそうです。
また、作らなければいけないと思い詰めるとどんどん嫌になってしまうので、適度に力を抜くことも毎日お弁当作りを続けるコツと言えそうです。
3. 暑い季節は要注意!食中毒対策をしっかりしよう
■「梅雨時期や暑い時期は、何を入れていいかすごく迷います。保冷剤は入れるようにしていますが、混ぜご飯などは避け梅干しや大葉などをいれるようにしています」(30代・主婦)
夏場になって気温が上がると、気をつけたいのが食中毒。最後に、暑い季節のお弁当作りでできる食中毒対策についてご紹介します。
【冷やしておく】
夏場のお弁当は保冷剤を使用することと、涼しい場所に置いておくことが基本です。また、自然解凍で食べられる冷凍食品やゼリーなどを入れておくことで、お弁当箱の中からも保冷することができます。
【水分を出さない】
水気を含むものは雑菌が繁殖しやすいので、できるだけ避けましょう。おかずの仕切りなどで使用することの多いレタスなどの生野菜も、夏場は控えた方が無難です。また、ドレッシングやソース、醤油などの調味料も、食べる直前にかけるようにしましょう。
【ごはんはお酢と梅干で殺菌】
水気を多く含むごはんの殺菌には、お酢と梅干が効果的。お米を炊くときにお酢を入れておくと、ごはん一粒一粒がコーティングされ、お酢の抗菌作用で雑菌の繁殖を防いでくれます。
分量は、お米3合に対して小さじ1のお酢でOK。さらに、ごはんのおともに梅干を入れておくのもおすすめです。
まとめ
毎日のお弁当作りには苦労が多いと思いますが、気の持ちようと工夫が大事。作り置きや残り物のアレンジ、冷凍食材の利用によって忙しい朝の時間を上手く使えます。また、しっかり作ろうと気張りすぎず、無理せずにやっていくことも継続のコツです。
お弁当作りは節約にもなりますし、家族の健康面にもメリットがあります。自分なりの工夫を取り入れつつ、明日からもお弁当をがんばってくださいね。
アンケート実施期間:2017年7月12日
対象:20〜50代の専業主婦、パート・アルバイト、正社員、派遣社員、個人事業主の女性の方
アンケート総数:50
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