2021年11月10日更新

危険な道路で保護された猫…飼い猫の面影を感じる得意技とは？

府中のNPO法人府中猫の会さんが、また新たな猫を保護しました。ロシアンブルーのような毛並みがとてもよい、グレーの子猫です。でも鼻は鼻水でズビズビです。一体どのような経緯で府中猫の会さんの元へとやってきたのでしょうか？

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この記事の目次

木更津から来たサラちゃん

おもちゃで遊ぶ、やんちゃそうなグレーの子猫。仮名は「サラちゃん」です。木更津の道路に飛び出してきたところを保護されました。

とっても元気なのですが、鼻水でズビズビしています。府中のNPO法人府中猫の会さんの元で治療を受けることになりました。

ロシアンブルーとおぼしきサラちゃん、悲しいことに捨てられてしまったのでは…とのこと。毛並みがとてもキレイです。

サラちゃんは、府中猫の会の預かりMiyoさんの元へ預けられました。活発なサラちゃんの得意技は、なんと「とってこい」。

投げられたおもちゃを犬のように追いかけ、持ってくるのが上手なのです。何度投げてもしっかりとするので、まるで犬のよう。天才猫かもしれません。

サラちゃんは投薬中。加えてネブライザー治療も行います。ネブライザーとは喘息の薬などを霧状にして、気管支や肺に送る医療機器です。

特に猫用はありませんので、人用のものを使います。これをすると器官が広がるため、呼吸が楽になるそう。サラちゃんもきっと、息がしやすくなるでしょう。

心なしか鼻息が小さくなったようです。

再びおもちゃで遊び出しますが、今度はなぜか投げてもとってこいはせず、その場で座り込んでしまいました。やはりこういうところは「猫」です。気まぐれ！

運よく保護されたサラちゃん。そのままだったら今頃、どうなっていたでしょうか？外の世界は猫にとって、とても過酷です。でも府中猫の会さんに保護されたからには、きっと幸せな猫生を手に入れられるでしょう。

サラちゃんの犬っぷりは、下記動画よりご覧いただけます。できればチャンネル登録を！それがサラちゃんのような猫たちを助けることにつながります。

※こちらの記事は情報掲載者より許可を得て掲載しております。
　掲載者名：NPO法人府中猫の会