初心者でも大丈夫!カンタン正しい洗車のやり方教えます
ガソリンスタンドなどで済ませている洗車を、家で手軽に出来たらもっと嬉しい!でも、一人でやるのは難しそう… と考えてる方もいらっしゃるかと思います。ちょっとしたコツさえ掴めば、家での洗車も楽々。コストも抑えられるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか?
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最近免許を取ったばかりで洗車をしたことがない、洗車はパパにお願いすることが多いためママは未経験、このような方もいるでしょう。初心者の方がいざ洗車をしてみても、思ったより綺麗にならなかったり、時間ばかりかかってしまったりするといったケースもあるようです。
今回は初心者でも簡単にできる洗車のやり方を紹介します。特別な道具を用意しなくても洗車ができる方法なら、初めての方も取り組むことができるはずです。
■目次
1.車の汚れの種類
2.注意点(天気・洗う順番など)
3.タイヤ・ホイール周辺
4.ボディーの洗い方
5.拭きあげのコツ
6.ワックスのかけ方
まとめ
1. 車の汚れの種類
車に付く汚れは泥や砂ぼこりだけではありません。それ以外にも、実はたくさんの汚れが付着しています。
■水垢
車が走行する際に発生するアスファルトやタイヤの微粒子がボディーに付着し、雨で流れることで発生します。水垢が付着しやすいのは、ミラーの下、パーツの溝などです。淡い色だと水垢が目立ってしまうため、こまめな除去が必要になります。
■鉄粉
ブレーキダストなどから発生した鉄粉が、ボディーの下周辺に付着していることがあります。普通に洗車しただけでは落とすことは難しく、手で触れたときにざらつくのが特徴です。
■塩化カルシウム
これは冬季間のみ発生する汚れで、雪が降る地域でみられるものです。道路に凍結防止剤を配布している地域では、その成分が塩化カルシウムのため、下回りの錆びの原因ともなっています。海水がかかりやすい地域でも凍結防止剤と同じように錆びやすいため注意が必要です。車の下回りまで洗浄できる洗車場で洗うようにしましょう。
■鳥のフン・虫の死骸
鳥のフンが上から落ちてきてボンネットを汚す場合や、アウトドアで山道を走行するとバンパー部分に多数の虫が付いていることがあります。これらは通常の洗車では落とすことが難しいです。放置するとボディーを傷める原因になります。
■黄砂
春になると飛んでくる黄砂も、車の汚れの原因です。黄砂が降ってきたときには、車全体が黄色くなります。黄砂には化学物質を含んでいるため、長期間放置するとボディーを傷めることも。
2. 注意点(天気・洗う順番など)
洗車をする前に注意点をチェックしておきましょう。洗う際の天候や、洗う順番、準備するものを紹介します。
■天気
洗車で最も避けたいのは「雨」の日。自然乾燥のため、天候は晴れの日、曇りの日などがおすすめです。夏の場合は日中に気温が上昇しやすいので、朝か夕方に行いましょう。ボディーに触れて手が熱いと感じる場合は、洗車を避けてください。冬だと日中でも気温が上がらないため洗車することができます。
■用意するもの
・ホース
・ウエス
・バケツ
簡単な洗車であれば水洗いする方法もあるため、水を使用するホースやバケツ、汚れを拭き取り落とすウエスを準備してください。
・合わせて用意するもの
・カーシャンプー
・ワックス
・スポンジ
カーシャンプーは濃色車用、淡色車用があるため、車の色によって選びましょう。ワックスも濃色車用、淡色車用のほか、液体状、クリーム、固形と種類があるため、好みのものを選んでください。スポンジはできればボディー用、下回り用と2個用意しましょう。
■洗う順番
洗車は上から下が基本です。せっかく洗った場所に再び汚れが付着しないようにします。
3. タイヤ・ホイール周辺
最初にタイヤやホイール周辺を洗っていきましょう。汚れが付着しやすい部分のため、最初に洗っておくと、ボディーに汚れが移りません。タイヤ周りにはブレーキダストに含まれる鉄粉が付着しているため、ボディーに移らせないようにします。
1. 水で余洗いする
タイヤやホイールには泥などの汚れが付いているため、最初にホースで水をかけて汚れを落とします。そのままスポンジでこすると、ホイールを傷つける恐れがあるためです。ホースの水圧を使ってしっかり落としましょう。
2. シャンプー液を作る
カーシャンプーはそのまま使用せず、バケツに水を入れて薄め、たっぷりの泡を作ります。ヘアシャンプーと同様に泡で汚れを落とすためです。シャンプーを入れてから、ホースで勢いよく水を入れると簡単にたっぷりの泡が作れます。
3. シャンプーで洗う
スポンジにシャンプーの泡を付けて、タイヤやホイールを洗っていきます。スポンジが入りにくい細かい部分があるなら、歯ブラシを使って落としましょう。
4. ボディーの洗い方
1. ホースで水をかける
いきなりシャンプーを付けると、ボディーに付着したホコリで傷をつけてしまいます。最初にホースを使って上から下の順番で、水をかけていきましょう。ホースの水圧を使い、付着した泥汚れを落とすようにします。
2. シャンプーで洗う
タイヤやホイールを先に洗っている場合は、シャンプー液を作り直します。たっぷりの泡ができたら、スポンジを使ってボディーを洗っていきましょう。
傷が付かないよう優しく洗い、水垢がある部分のみ強くこすります。
3. すすぎ
すすぎも上から下の順番に注意し、ホースで水をかけていきます。夏でボディーが熱くなりやすい場合は、小分けに洗って流すのがコツです。
■洗剤を使わない水洗いのやり方
洗剤を使用しない場合は、ホースを使ってボディーに水をかけながら、タオルで同時に洗っていきます。洗う順番は上から下で、汚れを下に流すように心がけます。水洗いは、シャンプーで洗う時間がない方、夏でシャンプーが乾いてしまうときにおすすめです。
5. 拭きあげのコツ
タオルや吸収性の良い専用クロスなどを使い、ボディーの水分を拭きとります。専用の道具を買わなくても、家庭にあるタオルでも十分活用が可能です。
水気を自然乾燥させるのは絶対やってはいけないことです。水道水に含まれるカルシウムや塩素は、自然乾燥させると固まってしまいます。それが輪ジミになり通常の洗車では落とせない「イオンデポジット」という汚れに。十分注意しましょう。
6. ワックスのかけ方
ワックスをかけるとボディーに艶が生まれ、見た目がよくなります。ワックスは塗装を保護し、紫外線や汚れから守る働きもあります。車を長持ちさせたいなら、ワックスもかけるようにしましょう。
1. ワックスを塗る
最近のワックスはたくさん伸ばす必要はありません。厚塗りすると乾くのに時間がかかり、拭き取りにも手間がかかるため避けましょう。薄塗りにするために、スポンジに水を含ませて軽く絞っておくと便利です。その後、スポンジに軽くワックスを取ります。
今回使用したワックスは液体で、スポンジは濡らさず乾いたまま使うタイプです。ワックス液を直接付属のスポンジに少量垂らして付けていきます。
ワックスをくるくると円を描くように塗るのではなく、縦横とまっすぐ伸ばします。最後に水が流れる方向に向かってワックスを塗ると、綺麗に仕上がります。
2. ワックスを拭き取る
ワックスが白く乾燥してから布で拭き取ります。夏で5~10分、冬だと15~20分くらいでワックスが完全に乾きます。生乾きだとうまくワックスを拭き取ることができません。
■洗車After
全ての作業を終えると、足回りに付着していた鉄粉が綺麗に取れました。通常の洗車のやり方で取れない場合は、専用のクリーナーを使ってください。
まとめ
洗車の方法は慣れてしまえば難しいことではありません。紹介した洗車のなかには、水洗いのやり方もあるため道具が揃っていない時でも洗うことができます。紹介した方法は特別な道具があまり必要なく、予算1,000~2,000円くらい。シャンプーやワックスは一度購入すれば何度も使えるため、いざという時のために手に入れておきましょう。
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