奥行きの深いクローゼット、仕切り方を変えて使いやすく変身
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奥行きの深いクローゼットを有効に使うための仕切り方を紹介します。他にも収納アイテムの選び方や、整理するときの注意点、デッドスペースの有効活用法についても紹介しているので、クローゼットが使いにくいとお悩みの方は参考にしてください。
クローゼットにものを詰め込んでいると…
ものが詰め込まれたクローゼットの問題は、ものが探しにくいだけではありません。せっかくシワにならないように、吊り下げて収納していても、圧迫されてシワになってしまいます。
奥の方で大切なバッグがつぶされて、型崩れをおこしているかもしれません。もっとひどいことになると、たまった湿気のせいで、カビが発生していた…なんてこともあります。
久しぶりに着ようと手に取ったお気に入りの服やバッグが、シワシワでなんとなくカビ臭い…なんて最悪のことになる前に、しっかり整理しましょう。
奥行きの深いクローゼットは使いにくい?有効活用する方法
奥行きの深いクローゼットは、たくさん収納できますが、うまく使わないと、ものが詰め込まれて使いにくくなってしまいます。
奥に収納棚を設置したけど、アクセスしにくく、結局手前にものを置いていませんか?それではせっかく収納力のあるクローゼットをいかしきれません。
仕切りをうまく利用すると、奥行の深いクローゼットでも、使い勝手がよくなります。
【奥行きが深いクローゼットの仕切り方】
奥行きが深いクローゼットの基本は、手前と奥で仕切ることです。手前には使用頻度の高いものを収納します。奥には使用頻度の低いものや、シーズンオフのものを収納します。
奥行きのある衣装ケースなどを使っている場合、ケースの中で仕切りましょう。シーズンオフのものを奥に入れると、引き出しを全て引き出す必要がなくなり、使い勝手がよくなります。
手前と奥で分けるとき、ブックスタンドは仕切りとして便利です。仕切りを使うことで、境界線がハッキリするので、分けた服が混ざってしまうのを防げます。
高さがある引き出しの場合、上の空間が無駄になってしまいがちです。そんな時は、仕切りケースなどを上下に重ねて、使うと収納力がアップします。
靴下や下着、キャミソールなどは、コンパクトに畳めますが、行方不明になりやすいアイテムです。仕切りをうまく使って整理すると、必要なものを見つけやすくなるうえに、管理しやすくなります。
前後で収納棚を分ける場合、手前に置く棚は移動させることを考えて、キャスター付きなど移動しやすいものがおすすめです。服をたくさん入れると重くなり、移動しにくくなります。大量に収納する場合には、小さいサイズをいくつか並べると、移動がしやすくなります。
【折戸の裏も有効活用】
クローゼットには、扉よりも中の方が広くなっているものや、折戸を開けたときにできるスペースなど、デッドスペースになりやすい場所があります。
デッドスペースをうまく活用すれば、収納力が上がります。しかし使いにくい場所でもあるので、収納するものの、ポイントはしっかりおさえておきましょう。
ポイントとしては、細かいものを収納した方が、出し入れしやすいということです。とくに腰の高さより下に置く場合は、見えにくくなります。
ストッキングやタイツ、会社用の靴下など、あまり選ばずに身に着けるアイテムだと、手前から使っても問題ないのでおすすめです。
他にも、ハンカチやティッシュ、マスクのストックなども向いています。上の方には、アクセサリーや帽子などを置くと、コーディネートがしやすくなります。
有孔ボードやワイヤーネットを壁につけると、小物の収納に便利です。フックなどを使って、小さなバスケットを設置すれば靴下などの収納にも役立ちます。使いにくい場所だからこそ、細かく場所を変えられる収納にすると使い勝手がよくなります。
クローゼットを整理するときに注意したいポイント
【湿気対策】
クローゼットの中にピッタリ納まった収納は気持ちがよいものです。しかし、クローゼットの中は湿気がたまりやすい場所でもあります。
とくに奥行きの深いクローゼットは、奥まで風が入りにくいので、すき間がないと風通しが悪くなってしまいます。しっかり風の通り道を確保しておくと、カビの予防に効果的です。
湿気は下にたまりやすいので、すのこやキャスター付きの収納を利用して、風の通り道を確保しましょう。下に隙間があれば、ダニの温床となるホコリも掃除しやすくなります。
とくに地面に接している1階の部屋は、湿気がたまりやすいです。日頃からクローゼットの中がジメっとしているな…と感じている場合は、壁と収納棚の間にもスペースを取りましょう。
【しっかり測って、ピッタリサイズを探す】
クローゼットの下の部分を有効に使うには、衣装ケースや収納棚が必要になります。SNSなどで紹介されている収納は、おしゃれで使いやすそうに感じますが、自分のクローゼットに合うサイズでしょうか?
中途半端に空いたスペースがあると、そこはものがたまりやすくなります。それが引き出しや、棚の前であれば使い勝手が悪くなります。
クローゼットの奥行きや幅、高さをしっかりと確認して選びましょう。手前に置く収納は、移動させることが多くなります。少しゆとりを取って置いた方が、楽に移動できます。
サイズを決めるときは、ゆとりがありつつ、無駄なスペースが多くならないものにしましょう。収納するものに合わせた、引き出しの高さにすると使い勝手もよくなります。
【おわりに】
奥行きの深いクローゼットは、奥の方が使いにくく、ものを詰め込みやすいです。しかし、仕切りをうまく利用すると、収納力と使い勝手がアップします。
湿気がたまりやすいクローゼットは、しっかり整理しておくことで湿気対策にもなります。クローゼットを整理して、使いやすいく変身させましょう。
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