「小学生のおこづかい」いくらあげてる?何に使う?

先日、家庭内で中1の長男とお金のトラブルがあったのですが、みなさんのご家庭では子どものおこづかいはどうしていますか?わが家は7人の子どもがいるので、それぞれの性格がでるおこづかいの使い道と稼ぎ方を紹介します

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緊急事態宣言も解除され、子ども達が外で遊ぶ機会も増えてきました。

この時期になると、どこで仕入れるのか知りませんが、クリスマスに向けての欲しいおもちゃやゲーム情報を、気が早い子ども同士で「これクリスマスでもらうんだ!」「あのゲームの新作が出るみたい」と作戦会議をしています。

出典:あんふぁんWeb

クリスマスが楽しみな子どもと恐怖な私。

今時のおこづかいのスタイルは子どもに現金を渡さない方法もあり!

先日、家庭内で中1の長男とお金のトラブルがあったのですが、みなさんのご家庭では子どものおこづかいはどうしていますか?

各ご家庭でルールが違うと思いますが、

・あげていない

・毎月決まった金額

・欲しい分だけ渡している

・条件(お手伝いや成果)を満たした時に報酬として渡す

・お年玉でやりくりしてもらう

が、ほとんどだと思います。

コロナ禍の前、家庭内でお金についてのトラブルがあったため、長男が5年生の頃にクラスの保護者会で各ご家庭の「おこづかいルール」について議題に上げていただき、保護者同士で話し合ったこともありました。

その話し合いで出た意見では、「毎月定額をSuicaにチャージしてあげている」「LINEポイントであげている」など、現金を渡さないでやりとりしているご家庭もあり、時代を感じました。

確かにSuicaや電子決済はコンビニやスーパーなど、周囲に使えるお店が多いので、現金管理をしなくてよい・子どもの使用履歴が分かるという点ではメリットですね。

出典:あんふぁんWeb

クラスのお母さん達と共通の話題で議論ができて、とても有意義な時間になりました!

7人の子どもがいるわが家がおこづかいを報酬制にしたら、こんな結果になりました

わが家では、基本的には自分が欲しいものは「おこづかいでやりくりする」というルールがありますが、おこづかいが足りない場合は「まずは親に相談」をしてもらってます。

また決まった額を渡す定額制にはしておらず、条件(お手伝いやごほうび)を満たした時に報酬としてお金を渡しています。

例えば100点を取ったら「100円」、害虫(クモやゴキブリ)駆除をしたら「50円〜300円」、ママの家事手伝いをしてくれたら「50円〜」など。

その他にも報酬の条件はいろいろ設定してあります。

年齢問わず働き具合によって報酬をもらえるので、おこづかいが欲しい子はすすんで取り組んでくれると思ったのですが、ある盲点がありました。

それはいつも決まった子しかやらない。

お手伝い依頼が発生した際に、すぐに動ける対応が早い子は稼げるのですが、基本は早いもの勝ちのお手伝い。

やろうと思っていてもタイミングが合わない子は、先に他のきょうだいに仕事を取られてしまい、おこづかいをもらえない状態が続いてヤル気がなくなり、毎回お手伝いするメンバー(報酬をもらえる人)が決まってしまいました。

依頼する側としては「おこづかいが欲しいなら、誰よりも早く動き出せばいいだけでは?」と思うのですが、そこは多兄弟ならではの競争率の高さと本人のペースの不一致もあり…。

その結果、おこづかいの発生するお手伝い案件は年齢が低い子ども達がイチ早く駆けつけてくれるので、きょうだい平等に仕事を割り振るために、私も「小学校低学年までの案件」「小学生高学年からの案件」とお手伝いを分けて依頼するように、ならざるをえない状況になってます。

出典:あんふぁんWeb

少し手伝ってもらいたいだけなのに依頼する親が気を使います。

おこづかいは何に使うの?小学生低学年の場合

小学校低学年のテストは簡単なので100点報酬をもらえる確率が高いです。

2年生の三男は、集めたおこづかいを「駄菓子」や「自販機のジュース代」など基本的にはお菓子に使ってます。

長女(小5)が低学年だった頃も「友達と駄菓子屋へ行く!」と言って、駄菓子屋でひたすら「くじ引き」に投資していました。

長男の同世代の友達の中では、アーケードゲームのプレイ代やトレーディングカード、ガチャガチャ代に使っている子もいますが、金額的にも1回に使用するのは多くても300円程度。

低学年のうちは、ひとりで買い物に行く!と言っても、買い物ができる範囲は近所に限ります。

場所も「駄菓子屋」や「のコンビニ」など、普段から行く場所に限られることがほとんどなので、無謀な買い物もほとんどしません。

出典:あんふぁんWeb

駄菓子屋は今でも子ども達の憩いの場です!

おこづかいは何に使うの?小学生高学年の場合

おこづかいの金額に差が出てくるのが高学年。

もちろん金銭感覚も友達同士で差が出始めます。

4年生の次男のおこづかいの使い道は、夏場は友達との室内プール(1回100円)でした。

プールに行き、帰りに駄菓子屋で好きなお菓子を買うというルーティン。

しかし、ほぼ毎日プールへ行っていたので、おこづかいの減りは早く、貯めてはプール利用料と駄菓子代に消えていました。

5年生の長女は「移動販売パン」。

近所に決まった曜日になるとパン屋が移動販売に来るそうで、そこで自分の好きなパンを週に1回買うのが楽しみと言っていました。

小学生のうちは、おこづかいを自分用に使うことが多く、欲しい食べ物・飲み物など「好きなものを選んで買える」という買い物の行為が楽しいそうです。

使用する金額も学年が上がるにつれて増えていきますが、原則は「おこづかいの範囲で」ということを理解し、自分の持っているお金でやりくりをしています。

出典:あんふぁんWeb

区営や市営のプールは入場料が安くて助かります!

中学生の場合

おこづかいの基本的な使い道は食べ物ですが、小学生たちのようにかわいい「駄菓子」ではなく、コンビニや自販機、スーパーでの買い食いが多くなり、選ぶお菓子も肉まんやチキンなどのホットフードや菓子パンなど、1回の買い物額が多くなります。

また友人達とゲームセンターに行ってクレーンゲームやメダルゲームなど浪費が激しくなります。

以前、長男は何本も電車を乗り継いで、某遊園地のプールに親に内緒で友人と行ったことがバレたり、お金を使う目的が「ひとりで消費」より「友人と一緒に何かをするために使用」してしまうみたいです。

また、まだ長男にはスマホを持たせていませんが、スマホを持ち始めるとゲームの課金を勝手に行っている・有料サービスに無断で入会しているなど、「現金」が見えないところでお金が動く金銭トラブルの事例もまわりにあるので、長男のおこづかいに関しては悩みの種になってます。

出典:あんふぁんWeb

スマホトラブルはSNSだけではないんです。

おこづかいはあげるだけ?私たち大人ができること

小学生以上になると、友達と映画に行ったり、電車に乗って買い物に行ったりと、子どもの成長につれて友人とのつき合いや、行動範囲も広くなるので、お金の使用も多くなるかと思いますが、子どもに「大人に言えばお金はもらえる」と思われても困ります。

そのためには、私達大人は子どもに必要以上のおこづかいを渡したり、好きな時に好きなだけ何でも買い与えるなどをしないで、小学生のうちからお金の話はしっかり家族で行い、仕事と生活とお金の関係性を知ってもらうことが大事だと思います。

わが家では度々マネ育的な話が家族の会話で出るのですが、お金の価値を理解している子は「そんな詳細まで決めてるの?」というぐらい具体的な将来性を持っていますが、価値を理解できていない子は、将来がふんわりとモヤモヤしているので目標が定まっていない感じです。

お金の話は大人でも難しく、子どもが完全に理解できることまで求めていません。

でも自分のために知識として蓄えておいて、友人やまわりに振りまわされず、年齢と自分の丈に相当する常識的な金銭感覚を子どものうちからしっかりと学んでもらいたいなと思っています。

以上、子どものおこづかい管理のはずなのに、保育園・小中学生の子ども7人分だと会社の経理レベルで大変と実感している伊藤でした。

出典:あんふぁんWeb

子どものうちからお金の教育は本当に大事だと思います!

<あんふぁんメイト 伊藤愛>

夫、長男12歳(中1)、長女10歳(小5)、次男9歳(小4)、三男7歳(小2)、次女4歳(保育園4歳児クラス)、四男2歳 (保育園2歳児クラス)、三女0歳(保育園0歳児クラス)
ライター・webデザイナー・ネイリストの複業ママ。親子の足育を促進するフットケアアドバイザーとしても活動中

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