羽村のアトリエ

南側が多摩川の河川敷とその土手に面する敷地で、反対側の敷地北側には用水路があり清水が流れている。多摩川の背後には山の稜線が広がり人家も見えない雄大な景色が拡がっている場所である。版画を専門とする美術家のためのアトリエ兼用住宅であり、1階の土間のアトリエには大型のプレス機2台他が設置される。敷地面積はかなり広いが建ぺい率30%X容積率50%という制限のなかで極力大きな面積をローコストで実現するために、正方形平面+総2階建て+緩勾配切妻屋根のとてもシンプルな家とした。コスト削減を徹底するために樋や防水バルコニーも設けず、壁天井の内装は全て合板表しとして建主自らにて塗装を行う予定である。建物の南側に広く残した空地にはガーデニングを趣味とする建主が、住みながらゆっくりと好きな植栽を施していくこととしている。

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多摩川の土手に面する立地。川の対岸には建物もなく、電線もないので2階からは素晴らしい眺望が望める。

水口建築デザイン室 tentline.jp
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正方形の間取りで屋根は緩い勾配の切妻屋根。外壁は焼杉板張、バルコニーも防水なしのスノコとして極めてシンプルかつローコストな建物とした。

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1階のアトリエ土間は木製建具の掃き出し窓がそのまま玄関代わりとなる。

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1階土間は版画家のためのアトリエ。プレス機を2台置くための広さを確保している。

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アトリエの書庫はシナベニヤ合板+大工工事でつくったローコストなもの。

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内壁はどこにでも釘が打てるように全てシナベニヤ合板張としていて、施主工事にて塗装を行う予定。

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ひのき張りのハーフユニットバス。

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勾配天井の2階LD。1階のアトリエ部分の上部。

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キッチンはLDから見えない位置に隠している。突き当りはパントリー。

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神奈川県葉山町の設計事務所です。横浜市や湘南方面、東京都内でも住宅を中心に数多くの設計を行ってきました。無料設計相談などもお受付しています。

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