家を建てる。 襖も紙の貼り方によって印象が変わる

襖は最近、あまり
使われなくなってきているようにも思います。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 2084
  • 5
  • 0
  • いいね
  • クリップ

透過性のある障子が
現代の住宅においても
使われ続けているのに対して

襖はあまり
見かけなくなって
きているようにも思います。


押入れなどに
襖風に使用されているのは

戸襖といって
一般的な引戸と同じ

合板を張って作った
建具の表面に

襖の紙を貼ったものが
今は、ほとんどだと思います。


畳の部屋の押入だから
建具には
襖紙を貼らなければならないと
思い込まなくても

シンプルな白い建具で
いいんじゃないかと
思うのですが

中途半端な襖紙を貼って
垢ぬけしない
和室を作っているケースを
よく見かけます。



私の場合

襖にする時も
戸襖にする場合も

襖独特の黒い縁などを
4周に入れずに

紙を建具の厚み側まで
貼り込んでもらうんですね。

そういった貼り方を
「坊主貼り」といって

そんな襖を「坊主襖」
と呼んでいます。

縁取りがなくなり
とてもすっきり
シンプルに仕上がります。

ちょうど
畳のヘリを取って
へりなし畳に
するような要領です。


引き手も
金物などを使わず
チリ落し手掛けといって

襖の下地を凹ませ
和紙を貼り回していくと
また雰囲気が出ます。

ただ、よく触る部分が
紙になるので

気をつけないと
汚れたり
剥がれたりしやすいので
注意が必要です。

紙もいわゆる
襖紙のサンプルから選ばず
和紙を探してきて貼ります。

私は土佐和紙を使います。


襖も、さらに畳にも
縁取りがなくなると

畳の間が
とてもシンプルになります。


襖も
暮らしを彩る
必要アイテムなんです。


 

  • 2084
  • 5
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

YouTube https://www.youtube.com/user/naduna6660123 アメブロhttp://ameblo.jp/shim-a…

和泉屋勘兵衛建築デザイン室さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア