【あの湯桶の大きさも違う!?】<関東vs関西>お風呂の入り方・徹底比較!

関東と関西では文化や生活習慣に違いがあると言われることもありますね。風呂文化には違いがあるのでしょうか?東京ガス都市生活研究所で調査したところ、驚く結果が次々に出てきました。「身体を洗うのとお風呂に入るのとどっちが先?」「入浴時の温度や時間は?」さまざまな観点から関東と関西を比較し、その結果をご紹介します。

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<関東と関西の風呂文化の違い1>入浴するお湯の温度は関西の方が高い!

東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」

関東では一番多い温度は40〜42℃ですが、関西では42℃以上という結果に。江戸っ子は熱い風呂が好きなんて話もありますが、実際には関西の方が少し高めということがわかりました。

<関東と関西の風呂文化の違い2>入浴時間には違いなし!

東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」
東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」

関東と関西でどちらが長風呂なのでしょう?比較したところ、関東と関西で大きな違いは見られませんでした。「お風呂の温度が高い関西では、浴槽につかる時間が短いのでは?」という仮設を立てていたのですが、ほぼ同じという結果に。

<関東と関西の風呂文化の違い3>浴槽のお湯の活用でみると関西人の方がエコ!

東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」
東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」

お風呂の入り方は人それぞれ。浴槽のお湯を汲み出して身体を洗う人もいれば、身体を洗う際にはシャワーを使う人もいますね。また、残り湯を洗濯に活用するかどうかも各家庭によって異なります。

関東と関西を比較した場合に違いはあるのでしょうか?

これは明確に違いが見られました。お風呂のお湯を汲み取ってかけ湯に使う人も、残り湯を洗濯に使う人も、関西の方が多いという傾向に。関西の人の方がエコで経済的なんですね。

洗面器もメーカーによっては、地域によって湯桶のサイズを替えて販売しているようです。

古くから関西では湯船から桶で掛け湯をする習慣があるため、掛け湯がしやすいように、銭湯で有名なあの湯桶も、関西版は関東版より一回りサイズが小さいんですよ。

●関東(A型):重さ360g 直径225mm 高さ115mm
●関西(B型):重さ260g 直径210mm 高さ100mm

<関東と関西の風呂文化の違い4>お風呂の前に身体を洗う?洗わない?

東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」

関東と関西で入浴パターンに違いはあるのでしょうか?調べてみるとこれも違いがありました。

関東の人は「お風呂につかる前に身体を洗う」「夏は1回、冬は2回お風呂につかる」人が多いという傾向がありました。

一方、関西の人は「身体を洗う前にお風呂につかる」「夏も冬も2回お風呂につかる」人が多いという傾向に。上の違いの3つ目にあった、浴槽のお湯でかけ湯をするかどうかの違いも、こうした入浴パターンの違いに結びついているのかもしれませんね。

おわりに

東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」

関東と関西でさまざまな風呂文化の違いを見てきました。風呂文化って個々の家庭によっても違うのでしょうが、このように地域で違いが見られるのはおもしろいですね。

ところで、お風呂好きな人が多いのはどちらなのでしょう?

これは関東、関西で違いがないという結果に。関東でも関西でも約8割の人がお風呂が好きと答えています。日本人は大のお風呂大国とも言われますが、こんなところにもその片鱗が見られますね。

出典:東京ガス都市生活研究所「現代人の入浴事情2012≪東阪比較編≫」より
http://www.toshiken.com/report/hot31.html

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