塗り壁のヒビ割れ 地震があると心配です

地震があると多くなる塗り壁のヒビ割れの相談。
検索すると、
煽った情報も見受けられるので、改めてまとめることにしました。

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大地震のあとの暴風雨。
災害大国日本、厳しい試練が続きます。

暴風雨は何もない時でも、
私たちを不安にさせます。

・屋根が飛ばないかな
・何か飛んできたら…
・植木鉢は大丈夫かしら
311の時より
家屋倒壊が少なかったという声が聞えてきます。
倒壊された方にとって、
多い少ないは関係のないこと。

それでも、
311を教訓に一定の成果が出ているからこそ、

私たちは災害大国で生き抜いてきました。
知恵を絞って、
緩やかに前に進んでいきましょう。

地震があると多くなる塗り壁のヒビ割れの相談。
検索すると、
煽った情報も見受けられるので、
改めてまとめることにしました。

・塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません
・ヒビ割れの原因を理解しよう
・ヒビ割れを防ぐための対策
・どんな補修方法があるの?
・ヒビ割れが嫌ならビニールクロスを選ぼう
・真柄工務店の工夫

塗り壁のヒビ割れはゼロにはなりません

こんにちは!西東京市を中心に
床下エアコンの家づくりをしている真柄工務店スタッフ
眞柄由紀子です。

日本の家づくりはビニールクロスが主流。
ビニールクロスでヒビ割れが発生していたら、
相当な劣化で末期症状ですが、

塗り壁は、ビニールクロスとは違います。

塗り壁は、ヒビ割れがあるものなのです。
確かに古い神社などで、
塗り壁が剥がれ落ちている状況を見かけますが、

それは塗り壁の末期症状。

ヒビ割れがすぐに、
あのような状態になることはありません。

ヒビ割れがあってこその
塗り壁と言っても過言ではありません。

ヒビ割れの原因を理解しよう

塗り壁のヒビ割れには原因があります。

・急激な乾燥
・下地や構造などの動きによる影響
・地震などによる地盤の動き

急激な乾燥を避けるため、
締め切った部屋で
塗り壁工事をすることが一般的です。

下地や構造の動きは、
ドアの開け閉めでも影響があります。

地震以外にも、
近隣道路工事などの影響の可能性も
否定はできません。

ヒビ割れを防ぐための対策

原因を考えると、
ヒビ割れをゼロにすることは難しいのですが、
もちろん予防策はあります。

・工事する時期を選ぶ
・厚く塗り過ぎない
・フラットにこだわらない

乾燥が苦手な塗り壁は、
寒い季節の工事は避けた方がいいのですが、
忙しい現代社会、
この選択肢の実現は、大変です。

ヒビ割れは仕上げ方も影響します。

標準施工以上に厚塗りにしたり、
フラット(平滑・押え)仕上げをするために、
何度も同じ個所をコテで動かすことで、

ヒビ割れし易くなるのです。

どんな補修方法があるの?

ヒビ割れの状態と、
塗り壁の種類によって
補修方法は変わりますが、

一般的には

同じ塗り壁で、
小さなブラシで丁寧に割れている部分を
埋めていきます。

割れが大きい場合は、
塗り直しとなりますが、
補修した部分が分かり難いという
メリットもあります。

ネット検索すると、
ボンドを使うなど、
様々な補修方法がありますが、

当社で採用している塗り壁は、
自然素材ですので、

ボンドなどケミカルな材料での補修は、
避けたいと考えています。

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初めまして真柄工務店代表の真柄です。弊社では自然素材をベースに、自社社員大工による施工精度の高い家つくりを行っています。結露を起こさない高断熱高気密住宅と、床下…

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