家を建てる。 チタン亜鉛合金を壁に張る

チタン亜鉛合金は
もともと
グレー系の落ちついた
発色の金属板なのですが
経年変化でさらに
色調に渋みを増します。

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チタン亜鉛合金とは

亜鉛をベースに
チタニウム、銅
アルミニウムを含んだ合金で

さらに外気に接する面は
塗装ではなく

パティナ層という皮膜で保護され

このパティナ層というのは
酸や塩害などで破壊されても

素地からまた生成されるらしく
半永久的だそうです。

もともと
グレー系の落ちついた
発色の金属板なのですが

経年変化でさらに
色調に渋みを増します。




また、ひとつの特徴が

軟らかいので
加工がしやしということ。

こういった
いわゆる鉄板は

板金屋さんといわれる
職種の方が

工場で加工してきたパーツを
現場でさらに折り曲げたりして
施工していくのですが

一般的に使われる
ガルバリウム鋼板などの板材よりも
軟らかい分

綺麗に、そしてシャープに
仕上げることができます。




色味と
軟らかいことにより
デザインの自由度が
広がること。

ここが魅力で
コストプッシュにはなりますが
使いたくなる材料です。


新星商事という会社が
扱っています。

狭小住宅Pikeという
作品で採用しました。

土地が21坪。
三階建での
細長い住宅。

広さではなく
素材やディテールにこだわった
密度のある空間を目指しました。

そういった意味で
このチタン亜鉛合金は

外壁の
デザインとクオリティを上げる
とても重要なパーツになりました。


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