長女よごめん!頼りすぎた反省から心がけた母の4か条

日々の子育てや家事に追われる中、お手伝いをしてくれる上の子の存在はとてもありがたいものです。しかし、上の子ばかりに頼っていると、いつか本人の中で不満が芽生えてしまうかもしれません。今回はその気づきを経て、私が上の子に対して気をつけていることを紹介します。

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出典:あんふぁんWeb

日々の子育てや家事に追われる中、お手伝いをしてくれる上の子の存在はとてもありがたいものです。しかし、上の子ばかりに頼っていると、いつか本人の中で不満が芽生えてしまうかもしれません。

今回はその気づきを経て、私が上の子に対して気をつけていることを紹介します。

 

なんで私ばかり…長女が抱く不満

私自身は長女で、下に弟がいます。物心がつく3〜4歳の頃には姉として弟の世話をし、遊び相手になったり、幼い弟がケガをしないように危険から守ることもしていました。世話好きだったので、自らすすんでやっていましたが、両親から弟の世話を頼まれることも多かったように思います。

それだけでなく、例えば、食事の時にお皿を並べたり、部屋を片づけたり、誰かに何かを渡したり…何をするにしても、弟ではなく、私が頼まれるのが当然のことのようになっていました。

自分ばかりが頼みごとをされる一方で、弟は何もしなくても許されている…弟との関係は子どもの頃からずっと良好ですが、姉である自分のほうが損をしているような気がして、不公平に感じることもありました。

親になった今、自分も同じことをしている!?

わが家の長女はまもなく4歳で、長男は1歳半。最近の長女はひとりでできることが増え、いろいろなお手伝いをしてくれるようになりました。わが家の家事・育児の戦力になっていると言っても過言ではないほどで、母親としては大変助かっていました。

しかし、ある日、下の子が散らかした部屋を粛々と片づけている長女を見て、ふと気づいたのです。

近頃の私は、長女に対して「あれ、取って来てくれない?」「◯◯くんと遊んであげて」とお願いしてばかり。家事や育児で自分の手が回らない部分を長女にカバーさせていました。一方で、まだ幼い下の子には、あまり頼みごとをしていない…。

まさに、自分が子どもの頃にされてイヤだったことを、長女に繰り返していたのです。

長女ばかり頼りすぎていたことを反省

今のところは自発的に快くお手伝いをしてくれている長女ですが、いつか弟と比べて不公平だと思うかもしれません。

母親として、今まで長女に甘えすぎていたことを反省しました。そして、姉弟間で差をつけず、公平性を保つために、以下のことに気をつけるようになりました。

・「お姉ちゃんでしょ!」「〇〇くんはまだ小さいんだから」など、姉弟で差別するような言い方をしない

・下の子のために「~してあげて」を言わない。長女に下の子への優しさを強要しない

・長女にばかり頼らない。手がかかっても、下の子に同じ頻度でお手伝いしてもらう

・長女がお手伝いしてくれることを当然だと思わない。いつも「ありがとう」を伝えるようにする

これらは、自分が子どもの頃にされてイヤだった経験から、しないように気をつけようと思ったことです。

自分の言葉遣いや態度に気をつけるのはもちろん、何よりも大事にしているのが「ありがとう」の言葉。自分が忙しいと、ついつい長女を頼ってしまうのですが、取ってつけたような言葉にならないように「いつもお手伝いしてくれてありがとう。本当に助かっているよ」と、長女の目を見て、しっかり自分の思いを伝えています。

私が態度を改めたからか、長女は以前よりも長男に対して優しくなった気がします。私や夫が頼まなくても、長男と遊んであげたり、お世話をしてくれるようになり、オモチャを取り上げるなどの意地悪をすることも減りました。

弟への嫉妬心がなくなって、心に余裕ができているようで、以前よりもお姉ちゃんらしく振る舞いたがっているようにも見えます。

これからも、お手伝いしてくれる長女に不公平さを感じさせないように配慮しながら、同時に感謝の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

<文・写真:ライター ゆうき>

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