光庭のある都市型2世帯住宅(市ヶ谷の家)

この住宅は、新宿区内のオフィスビルの建ち並ぶ通りから、住宅地への入口付近に計画したものです。
敷地は近隣商業地域と第二種中高層住居専用地域にまたがる防火地域内にあり、また幹線道路から近いことから、
防火と騒音対策上の理由で、RC(鉄筋コンクリート)造としたものです。
2方がビルや擁壁上部に建つ隣家に囲まれた敷地にあって、階建てであっても各階の諸室に自然光が射し込み、風通しが良く、
更に周囲からのプライバシーを確保できる家とすべく、
家の中央部に設けた光庭に大きく開く家としました。
また、3層にわたるこの光庭は、2階部分では中庭として利用し、
更にこの中庭の脇に光庭やトップライトを設けることにより、1階部分へも光を導くための場としたものです。
また私が手がける他の鉄筋コンクリート造の住宅同様、外断熱工法を採用しました。
これにより、安定した室内温湿度環境を得やすいだけでなく、良質な衛生環境、結露防止、躯体保護による建物の耐久性向上を
はかったものです。

本サービス内ではアフィリエイト広告を利用しています

  • 1284
  • 1
  • 0
  • いいね
  • クリップ
  • 1284
  • 1
  • いいね
  • クリップ
コンテンツを違反報告する

あなたにおすすめ

関連キーワード

関連アイデア

カテゴリ

このアイデアを投稿したユーザー

戸建住宅や2世帯住宅を中心とした住まい、その他施設の設計・監理を手掛ける東京都内(練馬区)の建築設計事務所です。子育ての時期~その後の家のあり方、2世帯のより良…

中川龍吾建築設計事務所さんの他のアイデア

住宅設備・リフォームのデイリーランキング

おすすめのアイデア